入学時の競争倍率が25倍から40倍という大変に狭き門

音楽学校入学に向けてレッスンを重ねることが出来るスクールさえ存在しますね

 

卒業時に殆どの生徒が宝塚歌劇団に所属する

ここで大切なのは所属すると云うことであって全ての生徒がお役に付くわけではないと云う事

なにせ芸事ですから努力を重ねる人と重ねない人に差が生じるのは当たり前の話

入学できたからには美貌とダンスのセンスと優れた歌唱力を持っていたはずなのですがどれもこれもその資質を磨き上げないと金銭を対価に舞台に立つというプロフェッショナルとはなれない

調理学校を卒業しただけの生徒さんがいきなりレストランを開業しても誰も通い続けないであろうと云うことと同じイメージですね

余程のセンスと幼少の頃から極めた味覚と覚えた味の数々、盛り付けるセンスがあっても熟練のそれと比べると見劣りしてしまうでしょう

 

卒業してからがスタート

厳しい世界ですよね

他の投稿でも触れました型というものを身体に染みこませていかない訳なのですから並大抵では習得出来ないですよね

 

高校野球でも同じようなことが言えますよね

地元では一番上手だったのに高校の野球部に入ると自分よりも遥かに上手な選手がいる

必死になってレギュラーをつかみ取り地区大会を勝ち上がって甲子園大会に臨むとそこにはとんでもない才能を花開かせた選手が大勢待っている

だからこそ優勝に価値があるのでしょうね

 

宝塚における優勝は意味は異なれどトップスターになることなのかも知れません

努力する姿は必ず見ている人がいる

だから努力は必ず報われるという言葉が生まれた

どんなに上層部が依怙贔屓していわゆる路線というレールに乗せても本人が何の努力もしないでのほほんとしていたら直ぐにそのレールから外されてしまう

宝塚歌劇というクオリティーを守る事がファンに対する礼儀であるのだから当然ですよね

でも才能だけで生きてきた若い子にはそれが理解できないケースもあるのでしょうね

小さい頃から可愛くておうたも上手で蝶よ花よと育てられて運良く音楽学校に入学できてしまった子が音楽学校で味わう挫折感

それを自分の努力の足りなさではなく人間関係の所為にすり替えてしまう

それを鵜呑みにしてしまうモンスターペアレントがいたらもうまともな学生生活は営めないし卒業後に劇団に所属しても上級生と上手くいかないのは目に見えておりますよね

 

音楽学校に卒業試験があれば勘違いしている生徒が判別できるのではないかとも考えます

親子面談して今までに学んだ成果を親の目の前で審査して貰う

留年を選ぶか劇団に所属しないで他の道を示唆してもらうかは本人の判断次第という卒業試験

クオリティーを守るためにも必要なのだと思いますが生憎と私はそんな事を提言できる立場でも何でも無い