6)劇団幹部がヘアアイロンでやけどを負ったことについて「全くの事実無根」と発表した。
7)劇団幹部が睡眠時間が1日3時間程度しかとれないような極めて過酷な長時間労働を課し、過大な要求をした。
8)亡くなった劇団員が所属していた宙組の幹部が「振り写し」の復活により一層過大な要求をした。
9)宙組の幹部が「お声がけ」の復活により一層過大な要求をした。
10)演出家が怠慢や不備により、到底対応不可能な業務を課した。
11)宙組の幹部が配役表の事前開示に関し、2日連続で4)上級生が新人公演のダメ出しで人格否定のようなことばを浴びせた。
12)宙組の幹部が「振り写し」に関し、大声で宙組の組員の前で叱責を行った。
13)宙組の幹部が「下級生の失敗はすべてあんたのせいや」などの叱責を繰り返した。
14)宙組の幹部が幹部部屋で大声で叫び、威圧的な言動を行った。
15)宙組の幹部が「お声がけ」に関し、詰問や叱責を続け、罵倒した。

 

6について

この発表したという言動はもしかして10月7日に行われたものについてなのだとしたら全くの事実無根という表現の仕方にこそ問題があると考える

このときの会見の内容を簡単にまとめると

いじめという問題は無かったのだから被害者加害者という表現はねじ曲がった表現である

ヘアアイロンによる火傷は確かに存在した。2月の報道の時点で当事者に確認している

外部弁護士による調査チームを発足させてきちんと調査したいと思っている

生徒の心のケアについてはより一層充実させたいと思っている

この会見の中ではご遺族は故人の名前を公表するのは控えて欲しいと宝塚歌劇団に対して申し入れがあったとされているけれどその後の報道やパワハラ許さないという意見を持った人々の個人名と写真を用いた報道や、SNSでの発言の

 

11月14日に行われた木場理事長の出席した記者会見の事なのであろうか

12月6日までに送達したということなのであるから多分こちらのことなのであろう

記者会見が始まって7分過ぎに15の意見がありますと言っているのだから

この時ご遺族の気持ちとして公表された文の中には

勇気を持って発言をしてくれた宙組生の気持ちを無視している

というものがある

これは宙組の中にリークした人がいると云う事でしょう

 

さてここで全くの事実無根という表現について考えてみたい

 

劇団側はヘアアイロンによる火傷は良くあることという表現を用いた

これを歪曲して捉えていつでも本人以外がヘアアイロンを使って火傷を負わせる=いじめが存在した

という表現にねじ曲げている気がしてならない

 

毛量の少ない男性には理解できないかも知れないが前髪でお洒落をするときに自分でするときであっても失敗することはあるでしょう

髪の毛というものは先端ではなく生え際から行うのが基本

熱を加えて癖を付けて髪の毛の方向性を変えるというのがヘアアイロンの基本的な使い方であると思うのだが

人の髪の毛をいじってあげたくなる

親切心からだとすれば役どころに見合うスタイリングを教えてあげたかった

穿った見方でねじ曲げればいじめの一環として気にくわない後輩に火傷を負わせたとなりますよね

 

またこの時点で劇場内の医務室に常駐している看護師の資格を持っている人が火傷のレベルの判断をしたのは医師法違反であるという強調

例えば擦り傷を負った人が医務室に訪れて治療を受けたとして、擦り傷であっても外傷であるから外科医の診断が必要で外科医に処置を求めるのが当たり前だと考える人がどれだけいるのであろうか

骨折した人が医務室を訪れたとしたら看護師の判断ですぐさま整形外科医に連絡を取り状況により添え木をして固定という出来るだけのことをするであろう

専門医の診療、措置が必要かどうかの判断も下せないとしたら国家資格である看護師の免許は一体何のためにあるのか

もしかして看護師は医師よりも立場が下だから熱を計ったり点滴の管理だけしていれば良いという極めてパワハラちっくな考え方に基づいている発言なのだろうか

入院病棟を見回る看護師は病棟から抜け出したり、禁じられている飲食を隠れて行ったりするのをチェックするためだけに夜を徹して見回っていると考えているのであろうか

それって酷い話ですよね

入院患者がナースコールも使えないほど急変していたら大変な事になるから見回っているのではないかと思うのだが

看護師の持っている国家資格に対する冒涜以外の何物でも無い発言だと考える

 

事実無根という言葉が遺族弁護士の口から出たのは会見開始23分後時点で過呼吸があったかないかという時であるからヘアアイロンの時に出た言葉ではないと考える