誰でも持っているものを持っていなかった

 

それは幼少期には必要不可欠なものだったのかもしれない

 

味方はいた

 

でも彼は私に残りの人生の全てを与えていなくなった

 

敵はいた

 

絶望的なまでに強大な敵

 

 

敵から逃れるために必死で考えた

 

 

自立

 

 

それが私の結論

 

 

稼いで自炊して一人で生き抜く

 

 

それのための準備を整えたのが就学前

 

 

その目的を果たすために必要だったもの

 

 

ある日気がついた

 

 

私には誰もが持っているものを持っていない代わりに誰しもが欲しがるものを持っていたのだ

 

 

隙間は埋められたように思えた

 

 

誰しもが与えてくれた

 

 

でも、誰しもが与えることが出来ないものだった

 

努力を伴わない結果は才能という言葉で決めつけられてしまう

 

 

だとしたら私はその才能があったのだろう

 

 

まあそうかもしれない

 

しかしながら才能のもたらす結果は本来の到達地点とは違っている

 

隙間の半分も埋めることが出来やしない

 

 

若かりし私はそれを理解しようとせず新たなるそれを求めて止まなかった

 

 

自暴自棄

 

 

まさしくその通り

 

 

 

いまだにその呪縛から逃れることが出来ない

 

 

まあ、楽を求める怠惰な性格がそれを容認しているのかもしれない

 

一滴垂らすだけで成就するのであれば誰しもそれを行う

 

それが私の自己弁護

 

 

いつでも隙間を埋めるものを求め止まない

 

 

でも、理想と現実が違いすぎる

 

 

最初は良いのだ

 

でも、突き詰めると違う

 

 

次を見つけることのできる才能が疎ましい

 

 

いつだって次もいつもの次

 

 

打開するには自分を高めるしかいない

 

 

当然の結論

 

 

だから私は他人とは違う道を歩み始めた

 

 

祖先の血がそれを支援してくれた

 

13歳で自立を求められる祖先の血

 

遺伝子には逆らえないということか

 

結果として私の叛逆は成功した

 

 

だからなんだという訳でも無い

 

 

今の私を肯定する人もいるし否定する人もいる

 

世間の評価は己が死んだ後に訪れる

 

まあ、そんなもんだ

 

 

私をどんな評価するのをあの世から見られるものなら見て見たいw