販売施策イベントに基づく売上集計ルールの改定について

平成2998日 オリコン株式会社

弊社では、従来、同一タイトルのミュージックアーティスト参加型の販売施策イベント (以下、販促イベント)の集計ルールについて、「イベント参加の購入者数×2 枚」を上限 とするルールを適用してまいりましたが、来年度集計分より、「購入者数×3 枚」を上限と するルールに改定することといたします。

同一タイトルの販促イベントにおける一人当たりの平均購入枚数である 2.95 枚は、店頭 販売、E コマースなどを主とする既存のマーケティング手法の同一タイトル CD の平均形態 数※の 1.97 枚と比べると、約 1.5 倍の開きがあります。さらには、100 枚単位購入するこ とで、アーティストと「デートができる」、「添い寝ができる」、「旅行に行ける」などのヒ ットとは無縁の特典をつけているケースや数十枚単位のセット販売なども散見します(こ のような売上報告を弊社では「外れ値」と認識しています)。このようなことから、「販促 イベントを活用することによって、ヒットが安易に造られるのではないか」という懸念が 広がっており、弊社では「購入者数×CD 平均形態数(1.972 枚)」を上限とすることで、 公平性を保ってきました。

しかし、販促イベントは日々多様化・拡充が進んでおり、今年度上半期では、シングル 全体に対する枚数の構成比も、31.5%を超えるに至っております。弊社は、販促イベントの 売上も CD 販売のメインストリームの一つとなったと位置付け、可能な限り、マーケット の実態に即して集計を行うことに決定いたしました(両平均数に約 1 枚の差があるのは営 業努力の結果と判断するに至りました)。集計の上限を「購入者数×イベントの一人当たり の購入平均枚数(2.953 枚)」に引き上げることで、イベント販売の実態が数値に反映さ れることになります。しかも、前述の行き過ぎとも思える販促イベントの数(外れ値)を 除くこともできます。

今後も単純な売上報告合算ではなく、「外れ値」の除去や、販促イベントでの購入者総数 の把握などのより正確を期するための集計作業を行いつつ、信頼に足るランキングを発信 し続けていきたいと考えております。