今日は趣向を変えて書評です。

なんかね、占星術に急激に飽きが来ている・・・

ダシャーのラーフのせいかしらキョロキョロ

 

と、いうわけで

『真実の10メートル手前』米澤穂信

 

以下ネタバレ注意ーーーーー注意

 

主人公は「さよなら妖精」でお馴染み。太刀洗万智。

学校を卒業してジャーナリストになった万智は様々な事件の裏側を暴いて行く。

 

正直、書評って苦手なんだよね……

何を書いていいのやら。でも書いていきます。

 

私は「さよなら妖精」「王とサーカス」「真実の10メートル手前」の順番で読んでいます。

なので今作は日常の延長なんだなぁ。と思いつつ気軽な感じで読んでました。

個人的には「さよなら妖精」が好きだったので今回の「正義感」「ナイフを失われた思い出の中に」は内容に似つかずによによしながら読みました。最大の疑問点は守屋くんの(名前は出てなかったけど)仕事はなんだ?? 資料を渡すと言っていたので研究職? 作家? 警察官? 今作一番の謎です。

欲を言えば後二人も出て欲しかったなぁ、名前は覚えていないけど部活の男の子とか「さよなら妖精」であんまり活躍していなかったので、今作であっ、という仕事をしてほしい。

 

 

消えた……だと。ここまで書いたのにパソコンアップデートってマジですかもやもや

と思ったら復活したニヤニヤ

 

なので続き。

 

今回太刀洗万智はジャーナリストになっています。

多分「哲学的意味がありますか?」が口癖の好奇心旺盛な友人のかわりに「目」になるために、そして自分の目の届かないところで起こっていることを知らないで済まさないために、ジャーナリストになったのではないかなぁ、と思います。その辺りは作中でも少し語られていますよね。

性格は「さよなら妖精」の頃より女性っぽさを感じるようになったかも。前は語り部が守屋くんのせいかわりと男の子っぽく描かれていた気がします。

その辺も読んでて楽しかったです。

 

続編が出たら是非読みたいけど、その前に小市民シリーズ完結しないかなぁ口笛