その人はダメだと言ってくれた友。
不動産会社の事務をしていたころ、お得意先の人から、食事に誘われました。
タイプというわけではありませんでしたが、話すと楽しいし、お付き合いしてみようかと思ったのです。
桜のきれいな頃でした。
食事をして、お別れするとき、去っていく背中がなんとも言えず、寂しそうで。
タイプじゃないのに、なぜか心をつかまれてしまったのです。
友人にいろいろと話しました。
どういう人で、どこに住んでいて、どういう会社に勤めているか。
すると友人が言いました。
「なんか、怪しいよ、その人。」
そういうと、独自にいろいろと調べ上げてくれました。
なんと、その取引先の人は、結婚しておりました。
そのことを問い詰めると、
「子供は自分の子ではなく、妻の元カレの子供で…。」
と訳の分からぬ言い訳。
私は、友人のおかげで、その人の本性を知ることができました。
もう、その友人とは疎遠になってしまいましたが、このお題のおかげで、ふと懐かしく思い出すことができました。
