ヨガとは、古代インドの言葉で「ひとつになること」を意味し、心・体・魂をひとつにするための方法です。

ベビーヨガは、お母さんと赤ちゃんがペアになって行います。

スキンシップを取りながら行うことで、親子の心もひとつにして楽しみましょう。

赤ちゃんや産後のお母さんの体は非常にデリケートです。

普通のヨガを経験された方には、少し物足りないと感じるかもしれませんが、様子を見ながら無理のない範囲で行うことが大切です。


ベビーヨガに期待される具体的な効果をご紹介します。


赤ちゃんの脳と心の発達を促す

ベビーヨガをすることで自律神経系、末梢神経系を刺激し、脳に働きかけます。

これらの刺激は、神経回路網の形成(脳の発達)を促します。

また、体や手足の位置、大きさ、つながりなどを実感することで「自分の体」に対するイメージが形成され、身体感覚が養われます。

ベビーヨガによるスキンシップは、オキシトシン(愛情ホルモン、幸せホルモンなどと呼ばれる)の分泌を促します。

オキシトシンは、赤ちゃんの発達に欠かせないもので、体を育てることはもちろん、免疫や抵抗力を高め、心の成長や情緒の安定などにも関わっています。


赤ちゃんの運動機能を発達させる

全身への刺激は、さまざまな器官や神経系を活性化させ、運動神経を発達させます。

また、関節を動かすことで体を柔軟にし、発達にあったポーズを行うことで筋肉の発達も促します。


赤ちゃんの内臓機能が高まる

ベビーヨガでリラックスすることで胸が開き呼吸が深まります。

呼吸が深まると、副交感神経が優位になり睡眠の質が向上し、成長ホルモンの分泌を促す効果が期待できます。

また、筋肉の緊張がほぐれ、血行も良くなるので解毒力や抵抗力がつきます。

細菌などの侵入を防ぐリンパ系も活性化されるので、免疫力もUPします。

さらに、胃腸の働きも活発になるので消化吸収機能が高まり、下痢や便秘の予防にもなります。


お母さんの育児をサポート

ベビーヨガの優しい動きの運動と深い呼吸で血行が良くなり、産後の体力回復に役立ちます。

また、ベビーヨガで行う正しい姿勢は、骨盤のゆがみを予防します。

普段使わない部位の筋肉を動かして筋力を高め、関節を柔軟にするので、腰痛や肩こりの予防にも役立ちます。

ベビーヨガで赤ちゃんとの触れ合いが増え、続けていくことで赤ちゃんの成長を実感できます。

しゃべれない赤ちゃんとコミュニケーションをとることができ、機嫌や肌の状態、体調の変化などに気づきやすくなります。

また、ベビーヨガのふれあいでお母さんもオキシトシンが分泌され、ストレス軽減の効果があるといわれています。


赤ちゃんと一緒にゆったりと行うヨガなので、基本的に難しいポーズなどはありません。

(そのためヨガ経験者の方はもの足りなさを感じると思います)

スキンシップを取りながら、あそび感覚で行います。

初心者の方でも、気軽に取り組めるのでご安心ください。


via dan-dan
Your own website,
Ameba Ownd