毎年、8月下旬に行われる日本テレビ系の『24時間テレビ 愛は地球を救う』のテーマソングとして作られた「サライ」。
フィナーレで必ず歌われています。
また、合唱するにもいい曲だと思います。
元々、「サライ」の言葉の意味としては、宿や家を意味しているペルシャ語なんだそうです。
ただ、日本テレビによると、「砂漠の中のオアシス」という意味も込められているみたいです。説明しているみたいです。
代表作詞:谷村新司
作曲:弾厚作
歌唱:谷村新司、加山雄三
遠い夢すてきれずに
故郷(ふるさと)をすてた
穏やかな春の陽射しが
ゆれる小さな駅舎(えき)
別離(わかれ)より悲しみより
憧憬(あこがれ)はつよく
淋しさと背中合わせの
ひとりきりの旅立ち
動き始めた 汽車の窓辺を
流れゆく景色だけを じっと見ていた
サクラ吹雪の サライの空は
哀しい程青く澄んで 胸が震えた
恋をして恋に破れ
眠れずに過ごす
アパートの窓ガラス越しに
見てた夜空の星
この街で夢追うなら
もう少し強くならなけりゃ
時の流れに 負けてしまいそうで
動き始めた 朝の街角
人の群れに埋もれながら 空を見上げた
サクラ吹雪の サライの空へ
流れてゆく白い雲に 胸が震えた
離れれば離れる程 なおさらにつのる
この想い忘れられずに ひらく古いアルバム
若い日の父と母に 包まれて過ぎた
やわらかな日々の暮らしを
なぞりながら生きる
まぶたとじれば 浮かぶ景色が
迷いながらいつか帰る 愛の故郷(ふるさと)
サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰るその時まで 夢はすてない
サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る いつか帰る
きっと帰るから
いつか帰る いつか帰る きっと帰るから