予告編です。
ストーリー・・・
シカゴの著名な外科医リチャード・キンブル博士(ハリソン・フォード)は、富と名声に恵まれた順風満帆の人生を送っていた。ある夜緊急手術を終えて帰宅してみると、家から見知らぬ片腕の男が飛び出して行き、中では妻ヘレン(セーラ・ウォード)が倒れていた。
虫の息の彼女はキンブルの腕の中で息絶えた。
キンブルは妻殺しの容疑で逮捕され起訴された。
片腕の男(アンドレアス・カツラス)を見たというキンブルの主張も空しく、次々と不利な状況証拠を突きつけられたこともあって死刑判決が下った。
州立刑務所へ身柄を移送される途中護送車が列車と衝突する事故が起き、かろうじて助かったキンブルはその場から脱出した。
こうして身の潔白を証明するために片腕の男を探し求めるキンブルの逃走の旅が始まった。
一方キンブルの逃走を察知した官憲は、ジェラード連邦保安官補(トミー・リー・ジョーンズ)を捜査の最前線に配置して、キンブルを追跡する。
ジェラードはキンブルを巨大ダムの排水口に追いつめるが、キンブルはそこから決死のダイビングを試みる。
九死に一生を得たキンブルはシカゴに戻り、元同僚のアン・イーストマン医師(ジュリアン・ムーア)の協力で、病院の中にある義手を持つ人のリストを調べあげ、遂に片腕の男の居所をつきとめる。
彼の家に忍びこんだキンブルは、事件の黒幕が親友のニコルス博士(ジェローン・クラッベ)であることを知り、彼の業績をたたえるパーティの会場に乗りこんでいく。
キンブルとニコルスは大乱闘となるが、駆けつけたジェラードによってニコルスは真犯人として逮捕されるのだった。
『リチャード・キンブル、職業医師…』このナレーションで始まるテレビドラマの映画化です。
テレビでは、R.キンブルは、デヴィッド・ジャンセンが演じてました。
今回は映画ですので、ご都合主義的なところもありますが、総じておもしろいです。
タイトルどおり、逃げる逃げる逃げまくるキンブル。
そして、追うジェラード。
一瞬のタイミングのすれちがい、超ニアミスなどなど、本当にハラハラドキドキでした。
新薬開発にからむ問題が、現実に起こりそうなので、本当に怖いですね。
なお、テレビドラマ版の『逃亡者』のオープニングです。
「リチャード・キンブル。職業、医師。
正しかるべき正義も時として盲しいることがある。
彼は身に覚えのない妻殺しの罪で死刑を宣告され、護送の途中、列車事故に遭って、からくも脱走した。
孤独と絶望の逃亡生活が始まる。
髪の色を変え、重労働に耐えながら、犯行現場から走り去った片腕の男を捜し求める。
彼は逃げる。
執拗なジェラード警部の追跡をかわしながら・・・現在を、今夜を、そして明日を生きるために」(ナレーション:矢島正明)
今日のところは、こんなこったす!
