「おめえ、酒の匂いにつられて、この居酒屋入っちまったら、今夜の宿代がなくなっちまったわ。いけねぇいけねぇ、男焼津の半次ここは我慢のしどころだぁ」
まずは、サブちゃん若いね (^◇^)
今回は北島三郎さんじゃなくて、品川隆二さんの歌(このレコードのB面)に注目です。
時代劇『素浪人月影兵庫』と『素浪人花山大吉』をご存知ですか?
近衛十四郎さんが演ずる武骨な月影兵庫または花山大吉と、品川隆二さん演ずる憎めない渡世人・焼津の半次のコンビのロード・ムービーでしたね。
(近衛十四郎さんは、松方弘樹さんのお父様です)
月影兵庫は猫が嫌い、半次は蜘蛛が嫌いという設定の爆笑時代劇でした。
また花山大吉は、しゃっくりがとまらないし、おからが大好物という設定でした。
そんなふたりの珍道中です。
最近、『素浪人花山大吉』をYoutubeで見つけて、笑いながら夢中で見てます。
今回の『風来坊笠』は、素浪人 花山大吉のエンディングテーマでした。
歌詞の始めに「向こう意気なら焼津の半次~♪」とあるように、焼津の半次のテーマです。
作詞:佐々木康
作曲:阿部皓哉
歌唱:品川隆二
引けはとらねえ 風来坊
それがどうした 男が惚れた
腕も気っぷも 腕も気っぷも
俺のうわてを ゆく旦那
臍は曲げても 曲がった事に
そっぽ向けねえ 生まれつき
酒も女も 嫌いじゃないが
おっと売るなら おっと売るなら
耐えて白刃の 雨だって
旅は道連れ 気まぐれどうし
何で止めねえ 口喧嘩
悪をくじいて 風吹くままに
何処へ流れる 何処へ流れる
お神酒徳利の 二人傘
今日のところは、こんなこったす!