作詞:吉井勇
作曲:中山晋平


いのち短し 恋せよ乙女
あかき唇 あせぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを


いのち短し 恋せよ乙女
いざ手をとりて かの舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に
ここには誰れも 来ぬものを


いのち短し 恋せよ乙女
波にただよう 舟のよに
君が柔わ手を 我が肩に
ここには人目も 無いものを


いのち短し 恋せよ乙女
黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを



私の好きな歌謡曲の一つが『ゴンドラの唄』です。
1915年に発表されて、今でも有名な歌です。
もう100年以上経っているにもかかわらず、色褪せない不朽の名曲だと思います。

私が一番最初に聞いたのは、加藤登紀子さんのLP レコードでしたね。
それから何度となく耳にし、今でも歌える曲です。


そして、印象的だったのが映画『生きる』で志村喬さんが歌った時でした。


そしてまた、テレビアニメの『タイガーマスク』の最終回「去りゆく虎」のラスト近くで若月ルリ子さんが『ゴンドラの唄』を歌っています。
歌は若月ルリ子さん役の野村道子さんでした。

タイガーマスクの最終回とともにご覧下さい。
(長い動画で、申し訳ありません)


なお、野村道子さんは、テレビアニメ『さるとびエッちゃん』の猿飛エツコ、テレビアニメ『ドラえもん』の初代の源静香で知られています。



『ゴンドラの唄』は寂しい感じの歌だけど、とても心に響く名曲です。
寂しい時に歌うのではなくて、悲しみを振り切って希望を持つために歌う唄だと、私は思います。



今日のところは、こんなこったす!