ど根性ガエル    (1972)


中学2年のひろしは、悪友ゴリライモとのケンカの最中、石につまずいてカエルをシャツに貼りつかせてしまった。
これが、この世で一匹の平面ガエル・ピョン吉の誕生です。


ひろしを女手ひとつで育てたかあちゃん、ガールフレンドでおてんば娘の京子ちゃん、古風な相棒の五郎、江戸っ子気質の寿司屋の職人梅三郎、教師生活25年の町田先生、ヨシコ先生ら先生方も加わって、ひろしとピョン吉の住む下町は、騒動があとを絶たない。

それでは、恒例の登場人物の紹介です。

京子ちゃんとひろし

ひろし(野沢雅子)
遅刻、居眠りの常習犯で、しょっちゅう立たされたりしている。
もちろん、勉強は大の苦手。
けんかも強いが、母ちゃんには頭が上がらない。
京子(栗葉子)
おてんばだが、成績は優秀。
当時のアイドル・吉沢京子さんがモデル。

ピョン吉(千々松幸子)
ひろしのトックリシャツに貼りついてしまい、平面ガエルになる。
口癖は、当然「根性、根性、ど根性だい!」

母ちゃん(小原乃梨子)
女手ひとつでひろしを育てる。
まさに「ニッポンの母」でした。

五郎とみさこ

五郎(高橋和枝)
ひろしを先輩と呼んで尊敬?している。
みさこ(沢田和子)
五郎の小学生のガールフレンド。

ゴリライモ(立壁和也)
本名は五利良イモ太郎。
バンカラな格好をした番長。
家の稼業である魚屋を手伝ったり、猫のマリアを可愛がる優しい面もある。

 
梅三郎(原田一夫) 
宝寿司に住み込みで働いている店員。
通称、梅さん。
ヨシコ先生に一目惚れして、授業中に教室の窓に外から梯子をかけて登ってきてヨシコ先生を眺めるのを日課としている(笑)

ヨシコ先生(武藤礼子)
ひろしたちが通う中学校の若い女性教師。
美人かつグラマー。
梅さんだけでなく、南先生にも言い寄られている。

南先生(仲村秀生)
ヨシコ先生に惚れていて、梅さんとは恋敵。


町田先生(永井一郎)
ひろしのクラスの担任。
何かにつけて「教師生活25年・・・」が口癖。


『ど根性ガエル』は2年間、放映されました。
その最終回のタイトルは、「爆笑チャリティー演芸会」でした。

ピョン吉の誕生日に、ケーキを買って祝おうとしますが、チャリティーの人に寄付させられてしまいます。
そこで、ひろしとピョン吉がお金を工面しようと偽のチャリティー演芸会を実施します。
しかし、本物のチャリティーの人に全額持って行かれそうになり、ピョン吉がお金を飲み込んでしまいます。
ひろしがお金を吐き出させようとしますが、ピョン吉は出さない。

という内容でした。


というわけで、今夜は予定終了です。
読んでいただいて、ありがとうございました!
おやすみなさい!