今日、1月11日は成人の日ですね。
全国各地で成人式が行われると思います。
そんな私にも、二十歳の時がありました(笑)
当時、私は大学生で東京にいました。
私が住んでいた市から成人式の案内はありましたが、自分なりの成人式をしようと考えて式には行かずに、銀座並木座という映画館で映画を見てました。
その作品が、黒澤明監督の『生きる』でした。
ラスト近くで、志村喬さんがブランコに乗りながら歌う「ゴンドラの唄」は心に染みて涙が止まりませんでした。
この映画を見たことにより、生きるとはどういうことかを真面目に考えるようになりました。



作詞 吉井勇
作曲 中山晋平
歌唱 志村喬


いのち短し 恋せよ乙女
あかき唇 あせぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを

いのち短し 恋せよ乙女
いざ手をとりて かの舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に
ここには誰れも 来ぬものを