我々落語家は着替えるときに

なんパターンかにわかれる

先に上(羽織以外)を羽織ってズボンを脱ぐ
十二単派

先にすべて脱ぐ
パンイチ派

肌襦袢、ステテコのどちらかから身につける
セパレート派

などなど

あと、足袋を履くタイミングが重なり

着物の着方は数億とおりある

それを前座の時は覚えるのです。


多数はセパレート派


私は十二単派

前座の頃にそう教わったから

汚い着替えを見せるのは前座にあるまじき行為

って理由だったかな


ただ、なかには着物でなく長襦袢まで羽織って
ずっと脱ぐ人がいるんだけどさ


それが癖の人は
夏場は長襦袢がスケスケだから
かえってやらしい

だから、赤パン履いてるのがわかったの

で、多分その人も長襦袢が透けてるとはじめて
気がついたのだろう

恥ずかしそうだった


あなたはどのタイプで着替える人が好きですか

私はパンイチ派が男らしく豪快にみえます


ただ、風俗通いしているパンイチ派は
その勢いでパンツまで脱いでしまうことがあるから

そのときに着付けにつく前座がどうするかで
今後の関係、楽屋の雰囲気が決まる

非常にマレですが前座の力がためされます