東ゲルド遺跡は7人の英雄を祀った巨大な石像が円形に向き合う神秘的な遺跡です。

石像は年月の風化によりところどころ崩れていますが、考古学的調査と、補修が行われています。7体の像は似ていますが、印の位置が違ったりと何かしら意味がありそうですが今のところはわかってはいません。

剣を真下から見上げた迫力は相当なものです。

補修用の足場がある石像に登ってみました。腕の位置からお顔を見ると、剣を持った勇猛さよりも優しげにも見えますよね。この像には胸の位置に印があります。

砂漠と岩山との境目に位置するため、周囲を岩山が取り囲んでいます。この大きさの石像を古代ではどのように造りあげたのか、その技術と根気に感心します。

こちらの像は足に印があります。足だけでもこのサイズ。大きいですね。

崩れて折れてしまった剣の柄の部分。

昼は砂漠の暑さ、夜は寒冷地のような寒さの過酷な場所ですが、装備をしっかりと整えて行けば比較的楽に進むことができます。
ゲルド地方には様々な遺跡があり、太古のロマンを感じられる場所がいくつもあります。ここもその一つですので、ぜひその目で巨大な石像を観察してみましょう。新たな発見があるかもしれません。