道場日記...なのですが、内容はどちらかと言うとバイクのお話。

dmap4号はスーパースポーツタイプなので、とにかく前傾がすごい。
跨ると前傾のおかげで、どうしても重心が上がり、体重はハンドルを持つ手の平にかかってしまいます。
そうなると、当然のごとく、だんだんと手が痛くなる。
加速している時や、スピードが出ていて風圧で身体が浮いてる時はまだましで、ブレーキングが続くと、痛い痛い。
カーブでも、ブレーキをリリースしても重心が前に残っていて、腕で突っ張るから、バイクを倒していけなくて曲がらない。車でいうところの手アンダー状態ですな。

バイクの本を読むと、「おへそをへこませる感じで重心を後ろに」とか、「身体の力を抜いて」って書いてあるのですが、そう簡単にはいかないんだなぁ。


ところが...道場の帰りだけは違っていて、身体の力が嘘のように消えていて、コーナーもスーって曲がっていく。
ハンドルの上に手が軽るーくのってるだけで、腕が肩からというよりわき腹あたりから生えてるような感じです。
コナーでは、外側の軽く曲がった肘が、タンクに少し触れてる感じで、重心がシートにドーンとかかっていて、頭をタンクの上に残したままで、お尻を少し左右にずらすだけで、おもしろいようにバイクが寝て曲がっていきます。
コーナーの立ち上がりも、グーって後輪に重さがかかって、地面の表面のざらざら感がお尻で感じられます。
その形は、まさに○合気と○相と岩鳩。

道場でごろごろ転がってるから?身体がほぐれてるせいかな。
でも、最近は以前にも増して、稽古の後に乗ると身体の動きとバイクの動きが同期してる気がする。
岩鳩の稽古のおかげかも。


稽古のないときも、こうできたらいいんだけど。