大和流柔術道場日記（その１１５）

毎日、暑い日が続いて早くも夏バテ。おかげでブログの更新も途絶え気味です。
それでも、道場稽古はお楽しみ。今週も弐号道場に行ってきました。

特に、先週の稽古以来、なんとなく「こうじゃないかな」と思うところがあって、是非試してみたいことがありました。
もっとも、毎回そう思って試しては玉砕しているからなぁ．．．


今回試したかったことは２つ。
一つは、今月の四天王寺本部道場で師範からお借りした本を読んで思ったこと。
実は、今年の春先にも同じことを思って試したのですが、クロちゃんに「板切れみたいに固いですよ」と言われて、そのときは勘違いかぁとあきらめていました。

二つ目は、先週のU先輩との稽古で指摘されたこと。
ぬ○から聖○字と順に行っていよいよ倒すときに、ヨイショと力が入ってしまい、技が効かないみたい。
U先輩からは、止めずに一挙に行うほうが効いているとの指摘でした。
家でいろいろ試していて、どうやら呼吸を止めてしまっているのも原因のよう。
吉本先生の聖○字の状態を、前から横から写真で撮らせてもらったのを見ながら、イメージトレーニングしました。


稽古は、久しぶりにchiken兄貴と。
ん？なんか今回はいい感じだ。
一つ目の試したかったこと、触れた感覚が今までと違っているのがよくわかります。また、横片手では、今まで引いていたのがよくわかりました。
途中、吉本先生にも掛けさせてもらいましたが、効いてるみたい．．．
今回は当たりかぁ！

そして、胸押さえを稽古していて、はたと気づいたことが。
吉本先生からは以前から何度も聞いていた、「相手が崩れて、それについて行く」感覚。
これが石地蔵Ⅱの感覚なのかぁ。Ⅰとはまるで違う。というか、今までⅡと思っていたのは大間違いでした。
まだまだ入り口程度ですが、この感覚を突き詰めていけばいいという自信ができました。