大和流柔術道場日記（その４３）

４月１週目の四天王寺道場は、吉本先生、chiken兄貴と一緒に行ってきました。

雨のせいもあり、少し遅れて着くと、見慣れない胴衣の方が。
なんでも、忍術を学ばれているのだとか。
演武も見せていただきました。いやぁー本物の忍者だぁ。
すごい。
また是非、技を教えてください。
（今後はブログ中で「手裏剣マンさん」とお呼びさせていただくことになりました。）


さて、大和流の稽古の方は「石地蔵」。
師範から、３つの教えが。（クロレンジャイさん、準備はいい？）

■その１は、力をどこで受け流すか。
ほんのちょっとしたことだけど、そのことに気をつけると、うそのように相手の力を受け流すことができます。

■その２は、身体の水を意識すること。
「うーん、難しいなぁ」って思っていたら、塚○先輩から、dmap@adminの場合は、まだ氷からシャーベットの状態になったままで、完全に水になって流れ落ちていない状態だと指摘されました。
わかりやすいご指摘、ありがとうございます。
なんだか、イメージがはっきりして、できそうな気がしてきました。

■そして、その３ですが．．．
これには驚いた。
師範がおもむろに道場正面の扉を開けると．．．
ん？いつもの聖徳太子の掛け軸？
と思ったら、なんと隅っこに「石地蔵」が。
本当に石です。石の表面に地蔵の絵が書いてあるぅー。


写真は「chiken兄貴と石地蔵」
（本人の希望ではありませんが、世間のため諸般の事情により、目隠ししております）

うーん、これは参った。
師範といえども、ギャグをかまさねばならないとは。
やはり関西で生きていくのはきびしい．．．

しかーし、（クロレンジャイさん、ここが大事なとこですよ。）この写真のchiken兄貴の表情こそ、「その３」の極意そのものなのです。

今回の本部道場稽古も、実に奥の深いものでした。


p.s.
今週土曜日の７時から、本部道場で吉本先生の師範昇任式です。