勤続20年のお休み旅行第2弾は、京都の東寺へ。



こんなに永く関西に住んでいるのに、東寺に行ったのは中学校の修学旅行以来です。

やはり目を引くのは、五重塔。
高さは55㍍もあります。
高すぎて、写真に入りきりません。
4度の焼失を経て、現在建っているのは5代目とか。



初層内部が公開されていたので、じっくりと見ることができました。
内部は周りから見るよりも狭くて、中心の心柱のまわりに仏像が安置されていました。
塔の先端まで続く心柱は、塔自体とは独立しており、年月とともに塔が木材の伸縮で低くなったことにより、心柱が突き出てしまったため、江戸時代に50㌢ほど土台部分をだるま落しのように切ったとか。
昔の人は考えることがすごい...



桃山時代の金堂、室町時代の講堂とも、やはり焼失して再建されたものだそうです。金堂には薬師三尊が、講堂には大日如来が安置されています。

堂内はしーんと静まり返っていて、心が落ち着きます。


京都の旅-後編は銀閣寺へ...

------------------------------
真言宗総本山 東寺
京都市南区九条町1番地
(WGS84)
北緯:34度58分52.73秒
東経:135度44分52.68秒