今日、技術職員研修会でGIS(地理情報システム)がテーマということで、技術職員ではないdmap@adminも参加せていただきました。
基調講演は、奈良大学の碓井先生。
GISでは、日本で権威の方です。
まあ技術職員向けということもあり、難解なところもあったのですが、アドレスマッチングについてと、GISキャリア制度については、大変参考になりました。
以前から、dmapの仕組みで、文書中に埋め込んだ位置情報(住所など)を走査し、文書URLと座標データをdmapデータベースに格納し、地図で指定した範囲に座標を持つ文書をリストアップする仕組みをテストしていますが、課題はアドレスマッチング用の住所辞書がないこと。
dmapはインターネットでの実験ということで、googleのapiが使えますが、職場内で扱うには、住民記録情報や外国人登録情報と連携した住所辞書が必要です。
現在、整備中なのですが、住居表示と住民記録の住所が一致しないため、結構苦戦しています。
これが完成すれば、各部署で作成し保管している、特定の地域ごとの要望や苦情、行った措置や発生した事件・事故などの文書情報が、地域単位でリストアップできるほか、転入時に住所周辺の公共施設や最寄の避難場所、地域ごとに異なるゴミの収集日などの情報をリストアップして提供できるようになります。
GISというと、どのメーカーさんも、何がなんでもGISシステムの中に全データを放り込もうとされるので、使えないんですよねぇ。
必ずしも、地図上で情報を見たいわけじゃないし。
必要なwebサービス機能をつけてくれるだけでいいんだけど、まあそれでは儲けにならないんでしょう。
基調講演は、奈良大学の碓井先生。
GISでは、日本で権威の方です。
まあ技術職員向けということもあり、難解なところもあったのですが、アドレスマッチングについてと、GISキャリア制度については、大変参考になりました。
以前から、dmapの仕組みで、文書中に埋め込んだ位置情報(住所など)を走査し、文書URLと座標データをdmapデータベースに格納し、地図で指定した範囲に座標を持つ文書をリストアップする仕組みをテストしていますが、課題はアドレスマッチング用の住所辞書がないこと。
dmapはインターネットでの実験ということで、googleのapiが使えますが、職場内で扱うには、住民記録情報や外国人登録情報と連携した住所辞書が必要です。
現在、整備中なのですが、住居表示と住民記録の住所が一致しないため、結構苦戦しています。
これが完成すれば、各部署で作成し保管している、特定の地域ごとの要望や苦情、行った措置や発生した事件・事故などの文書情報が、地域単位でリストアップできるほか、転入時に住所周辺の公共施設や最寄の避難場所、地域ごとに異なるゴミの収集日などの情報をリストアップして提供できるようになります。
GISというと、どのメーカーさんも、何がなんでもGISシステムの中に全データを放り込もうとされるので、使えないんですよねぇ。
必ずしも、地図上で情報を見たいわけじゃないし。
必要なwebサービス機能をつけてくれるだけでいいんだけど、まあそれでは儲けにならないんでしょう。