書棚を片付けていたら、ある雑誌に「われは海の子♪」にまつわる話が載っていました。
日本人なら、この歌を知らない人はいないんじやないかなって思いますが、この歌の「海」ってどこ?なんでしょうね。
作詞は「宮原 晃一郎」という人。
明治から昭和にかけて活躍した人で、鹿児島県の出身だそうです。
宮原氏が北海道で新聞記者をしていた頃に作ったと言われています。
鹿児島市の祇園之洲公園に「われは海の子」の歌碑が建てられています。
宮原氏が鹿児島出身ということで、桜島を望む鹿児島の海のことって言われてますが、特にどこの海ってことじゃなく、海の子=海に囲まれた日本人ってことなんじゃないかなぁ。
ところで、この歌、7番まであるって知っていました?
3番くらいまでは、何となく記憶があるのですが...
昔を思い出して、口ずさんでみてください。
われは海の子
♪1
我は海の子 白波の
さわぐいそべの 松原(*1)に
煙たなびく とまや(*2)こそ
我がなつかしき 住家なれ
♪2
生れてしおに 浴(ゆあみ)して
浪を子守の 歌と聞き
千里寄せくる 海の気を
吸いてわらべと なりにけり
♪3
高く鼻つく 磯の香に
不断の花の かおりあり
なぎさの松に 吹く風を
いみじき楽(がく)と 我は聞く
♪4
丈余(じょうよ)のろかい 操(あやつ)りて
行手定めぬ 浪まくら
百尋(ももひろ)千尋(ちひろ)の 海の底
遊びなれたる 庭広し
♪5
幾年(いくとせ)ここに きたえたる
鉄より堅き かいなあり
吹く塩風に 黒みたる
はだは赤銅(しゃくどう) さながらに
♪6
浪にただよう 氷山も
来たらば来たれ 恐れんや
海まきあぐる たつまきも
起こらば起これ 驚(おどろ)かじ
♪7
いで大船を 乗出して
我は拾わん 海の富
いで軍艦に 乗組みて
我は護らん 海の国
(*1)鹿児島市天保山の松原と言われている。
(*2)スゲやカヤなどの植物で屋根を葺いた船小屋。転じて粗末な家のこと。
「われは海の子♪の歌碑」
所在地:鹿児島市
北緯:31度36分12.57秒
東経:130度34分20.14秒
日本人なら、この歌を知らない人はいないんじやないかなって思いますが、この歌の「海」ってどこ?なんでしょうね。
作詞は「宮原 晃一郎」という人。
明治から昭和にかけて活躍した人で、鹿児島県の出身だそうです。
宮原氏が北海道で新聞記者をしていた頃に作ったと言われています。
鹿児島市の祇園之洲公園に「われは海の子」の歌碑が建てられています。
宮原氏が鹿児島出身ということで、桜島を望む鹿児島の海のことって言われてますが、特にどこの海ってことじゃなく、海の子=海に囲まれた日本人ってことなんじゃないかなぁ。
ところで、この歌、7番まであるって知っていました?
3番くらいまでは、何となく記憶があるのですが...
昔を思い出して、口ずさんでみてください。
われは海の子
♪1
我は海の子 白波の
さわぐいそべの 松原(*1)に
煙たなびく とまや(*2)こそ
我がなつかしき 住家なれ
♪2
生れてしおに 浴(ゆあみ)して
浪を子守の 歌と聞き
千里寄せくる 海の気を
吸いてわらべと なりにけり
♪3
高く鼻つく 磯の香に
不断の花の かおりあり
なぎさの松に 吹く風を
いみじき楽(がく)と 我は聞く
♪4
丈余(じょうよ)のろかい 操(あやつ)りて
行手定めぬ 浪まくら
百尋(ももひろ)千尋(ちひろ)の 海の底
遊びなれたる 庭広し
♪5
幾年(いくとせ)ここに きたえたる
鉄より堅き かいなあり
吹く塩風に 黒みたる
はだは赤銅(しゃくどう) さながらに
♪6
浪にただよう 氷山も
来たらば来たれ 恐れんや
海まきあぐる たつまきも
起こらば起これ 驚(おどろ)かじ
♪7
いで大船を 乗出して
我は拾わん 海の富
いで軍艦に 乗組みて
我は護らん 海の国
(*1)鹿児島市天保山の松原と言われている。
(*2)スゲやカヤなどの植物で屋根を葺いた船小屋。転じて粗末な家のこと。
「われは海の子♪の歌碑」
所在地:鹿児島市
北緯:31度36分12.57秒
東経:130度34分20.14秒