ただ今、作製中（その２）

すっかり春めいてきた感じのここ数日。
宝塚の街もそろそろ桜が咲くんじゃない？って感じで、朝の通勤時もなんとなく軽～い気分。
そのせいか、ブログのイメージも春っぽいのに変えてみました。

ところで、dmapを使ったホームページの位置情報収集ですが、メールでいくつかご質問をいただきました。
質問の趣旨は、「そんなことできるのか」ってことなんですが、実はもうだいぶん前から同じようなことを行っているサイトがあります。
技術的（？）な部分では、すでにホームページのメタ情報を収集する仕組みは、yahooやgoogleが実現しているし、どのように位置情報を記述するかの仕様もあります。
この仕様では、ある人物（又は地物）がどの付近にいるかということを記述したり、その人物の知り合いとURLを記述することで、ネット上で知り合い数珠繋ぎができるようになっています。
この記述をうまく利用すれば、人がリンクをたどりながら情報を収集してきた今までの方法ではなく、コンピュータが指定の情報をリンクをたどりながら収集できるようになります。

今までとは格段に情報収集力がupするわけですが、じゃあなんであまり利用されていないのかっていうと、何に使えるかがわかりにくいってことでしょうか。


特に位置情報を記述するためには、その場所の緯度経度が必要になりますが、簡単に緯度経度がわかるようになったのは、googlemapやyahoomapがネット上で使えるようになったごく最近ですし。
その意味では、やっと利用環境が整って、今からが本番ってことでしょう。

うまく実現すれば、例えば利用者がある地点を指定し、その地点付近で現在安売りキャンペーンを行っている店舗を検索したり、その中でバリアフリーに配慮した店舗を絞り込んで検索することができるようになります。
また、道路工事情報やガス工事情報、交通規制情報があれば、同じく特定の地点付近で現在通行できない箇所を検索できるようになります。
ボランティア活動をしている旨の情報があれば、自分の住んでいる付近にどのようなボランティアが活動しているかがわかります。

このように、今までの検索システムやホームページを探し回る必要なしにいろいろな情報をすばやく見つけることができるわけです。

実現できるかどうかは、コンピュータシステムの問題ではなく、どれだけの人に情報を出していただけるか。
そのための実証実験を宝塚の街でできればと思います。
みなさん、ご協力よろしくお願いします。