医療機関でマスクや防護服なども不足していて、

 お医者さんなどがコロナ感染の危険の中

   走り回っているのが連日テレビニュースで流され、

     当然ですが医療関係者への感謝の言葉が多く聞かれます。

 

しかしマスク等は殆ど中国や東南アジアからの輸入で

 今は現地の需要に回って日本に回されていないからだとの、

  と言い訳めいた理由をいつも聞かされます。

 

貧乏国でミシンが無いような国と違って、

 日本には縫製工場が沢山あって、

   当局がすこし高額買取を依頼すれば

    喜んで作る企業が必ずあると思います。

 

急に機械生産は出来なくとも、最低医療機関が使うくらいは

  何んとか作れるのではないでしょうか。

   

当局はそんな面倒臭いことをしないで

 給付金を撒いて国民をなだめて済ます事は、まさか無いだろうなと思いました。

 

私は親から日清戦争で『ラッパ手の木口小平は死んでもラッパを口から放しませんでした。』との修身の教科書に載っていた軍務に忠実だった兵士の美談をよく聞かされました。

 

しかしこの戦闘で日本軍の戦死者が敵より5割も多く、混乱状態でラッパ手も当初は別人名が出され、小口は心臓を撃ち抜かれ即死状態で、仮にラッパを持っていても、その意思や精神とは関係ないことが遺体検案で判りました。

 

一方この美談で師団長は伯爵になり軍では元帥になったのですが、死んだ小口ラッパ手は勲章も特進も何も無かったのでした。

 

この様な美談が出てくると、何か誤りやミスを糊塗糊塗するのではないかと、

   疑り深くなって、眉に唾を付けてよく見定めようとしています。

 

PS①.美談は不要ですが、医療関係者への下支えは、私達全員の義務です。

PS②.まさか木口小平ラッパ手の話が、今の道徳の教科書に載ることはないでしょうネ。