モリブデン鉛鉱/Wulfenite - Nakhlah,Iran | 東京鉱山 記録課(鉱物・天然石・自然)

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モリブデン鉛鉱/モロッコ  7mmくらい
iphone6+に拡大レンズを付けて撮影。

オレンジ色の平べったい鉱物がモリブデン鉛鉱です。
鉛というと釣りで使う重りのような鈍い灰色を想像すると思われます(・´ω`・)
実際鉛の代表的な鉱物である方鉛鉱は鈍い灰色の金属です。
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方鉛鉱。wikipediaより

ちょっとだけ話をずらしますが、鉱物の種類として、一次鉱物二次鉱物という区分けがあります。
通常の変性作用で出来た一次鉱物が、水や空気、あるいは他の因子により再度溶かされ・構造を変えられ、別の鉱物へと形を変える……それが二次鉱物です。
一番有名なのは、赤色の銅(一次鉱物)と、銅が酸化した緑色のマラカイト(二次鉱物)でしょうか?(^ω^)いずれ写真に撮って、その2つについては説明させていただきます。

さて、上に撮影したモリブデン鉛鉱は、一次鉱物である鉛が変性作用を受けた二次鉱物です。
このモリブデン鉛鉱を初めとして、鉛の二次鉱物は恐ろしい程に鮮やかな色をしています。
青鉛鉱、緑鉛鉱、紅鉛鉱、白鉛鉱……
鉛の二次鉱物はどれも特徴的な色をしているので大好きです。
現金採取で、かなりの量を集めたりしてしまっていたり。特に緑鉛鉱。たまらん。

ただ、鉛の二次鉱物が産出される日本産地にはあまり行ったことが無いので、いずれは…と考えております。いざ国産鉛鉱物!








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ああ、それはそうと また山に行きたい…
雪降る前までには、1回くらいは行きたいですね。
雪降ったら伊豆でわさびソフト食べながら鉱物拾いに没頭してます(・´ω`・)