卵から生まれたこども ~神話のこぼれ話③~ | 猫羊舎の日々ブログ

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お気に入りのある暮らしを大切にしたい50代。可愛いカフェや雑貨が好き。
猫羊舎主宰
セラピスト/キャリアコンサルタント。

 

卵から生まれたこども…と聞いて

占星術に詳しい方が最初にぴんとくるのは

水瓶座7度のサビアンですね。

環境や血縁、属性に頼らず、影響を受けず

客観的に、俯瞰的に物事の本質を見極め、

自分自身の価値観で判断しようとする水瓶座の質です。

 

また卵といえばマザーグースのなぞなぞ歌、

ハンプティ•ダンプティが思い浮かぶ方も多いかも。

humpはこぶで、humptyはでこぼこした

dtmpは投げ捨てる

なぞなぞの答えは卵。

ハンプティ•ダンプティはずんぐりむっくりと

訳されますが、

その名前には投げ捨てられて壊れるものという前提込みな感じですね。

 

 

卵の殻は、殻に閉じこもる…のように、

外を閉じて自身の内へ向かう時にも

逆に、自分の殻を破って一歩外へ…なんて言われるような時にも使われます。

 

 卵と玉子は用途で使い分けされます。

玉子の漢字は玉から子が出るに由来しますが、

玉子=タマゴ=タマコ=魂の子という

音からの意味の由来もあるそうですよ。

 

卵を割った時、黄身にくっついている白いキョロキョロしたもの、料理ではいつも取り除いてしまうのですが、

 あれはカラザと言われるもので、

卵の中で黄身がいつも真ん中になるよう、

固定して支えているヒモのようなものだそうです。

卵の中心で黄身を包んでいるハンモックのようなものと

説明してしてある資料もあって、

それを想像すると、なんだか愉快に見えてきます。

 

生命の神秘、創造を秘めた不思議の象徴、卵。

身近なところに、知らないことだらけの宇宙だらけ。