みなさん、突然ですが「梅の産地といえば?」

と、聞かれたら何県を思いつきますか??


関西出身のわたしは、長年

梅は和歌山産しかないと思っていたぐらい

梅といえばやっぱり和歌山

かの有名な高級梅「南高梅」でした。

梅の花が咲く頃には、よく南部梅林へ

花を愛でに行きました。

わたしは桜の花より梅の花の方が、好きです。

なんたってあのかぐわしい香りが、良き!


そんなわたしが、ココ福井県に越してきて

はや12年。

実は福井県、梅の産地でもあるんですよ!!

わたしはぜんぜん知らなかった…

関西には出回ってなかったのかな。


産地は若狭地方、三方の梅林

青いダイヤと呼ばれる「紅刺」

黄金の梅「新平太夫」


ひょんなことから梅農家さんと繋がって

2年前から収穫のお手伝いに行ってるわたしは

毎年6月は梅林にせっせと通ってます。


青梅の時期は本当に短くて

2週間経つともう黄色く熟してきます。

だから青梅は最初の1週間が勝負。

みんなで一斉にもぐ、もぐ、もぎまくる!

この最初の青梅をいつも分けていただいて

その日のうちに梅シロップと梅酒を漬けます。

コレまたすっっっっきりした甘さで

夏のカラダが欲する、ぴったりのドリンクが

できあがるんです♡


その梅がっ!今年は!本当に!

不作ーーーー!!


コレは全国的に同じようで、本家和歌山でも

悲鳴が上がってるようです。

去年はあまりに豊作でとりきれず

泣く泣く放置するほどだったので

今年は完全に裏年になってるみたい。

みかんに表裏があるって聞くけど

梅にもあるんだなぁー

(ちなみに福井はみかん最北端生産地でもある)


そんなこんなで、今年はいつも以上に丁寧に

漬けた梅シロップと梅酒。

大事に大事に、いただきます。


毎年梅仕事に精を出してる、梅好きのあなた!

今年は店頭で見かけたら

(例年より値段は高めだと思いますが)

ちゃっちゃと買って

とっとと漬けてしまうことを

オススメします♡