こんばんは。
昨日、動画でおもしろいものを見ました。
強迫観念を「流す」「スルー」のコツです。
強迫観念というのは、事物に恐怖の念をもって意識するととらわれます。
どうしようもなく引き込まれます。
意識すればするほど離れることができなくなります。
では、どうするか。。。
曝露反応妨害は、強迫観念にひたってそれになれさせるというもの。
でもそれは、結構きついです。
私は動悸がしてつらかったです。
できれば、つらい気持ちになりたくないですよね。
上の動画では、自分に強迫観念が自分にはあることを容認し、関係を保ちつつ、
意識を別のところに向けるといいと言っていました。
そうして、別のところに意識を向けることによって、強迫観念を
流すことができるそうです。
強迫観念を消そう、なくそうとすると、余計に強迫観念を意識してしまい
「流す」ことができなくなるといいます。
その通りだと思います。
ちょうど、子どもがゲームをしていいる時に、お母さんが「ごはんですよ。」
というと、子どもが「はい、はい。」と言いながら、ゲームを続ける感じです。
子どもとお母さんの関係を保ちつつ、お母さんの要求を流して、自分が好きな
ゲームを続ける。
この状態が「流す」「スルーする」です。
強迫観念があるのは、しかたがないこと。それを認めなければなりません。
強迫観念との関係を保ちながら、「はい、はい。」軽く受け流します。
これはいいと思います。
曝露反応妨害とは違った対処だと思います。
曝露反応妨害のような苦痛を伴いません。
苦痛を伴いませんから、続けられると思うのです。
私もやってみようと思いました。
森田療法について知りたい人はこの本をどうぞ
強迫性障害を脳機能とのかかわりで説明し対処方法を示しています。