母のすぐ下の叔母さんが亡くなった。





80歳、ガンだった。


昔、子供の頃東京といえば叔母さんのことだった。


初めて連れて行ってもらった日比谷の映画館の紅い絨毯のイメージが重なる。


その絨毯の綺麗さに靴を脱ごうとする僕を驚いて止めてくれたのもこの叔母さんだった。




一人弔いで「百年の孤独」 の封を切った。



孤独


ゆっくりゆっくりと叔母さんのことを思った。


ゆっくりゆっくりと休んで下さい。