神経を集中させる作業。

温度と時間、手先の動きで瞬時に決まる。

修正が効かない時の方が多い。

生徒は先生の技術を習得しようと必死。

授業の復習の作品を持ち寄り苦労話しや自慢話し。

そしてまた次の授業の課題へとつながる。


モラ男に振り回され欠席、早退。

授業を受けていてもつまらなくなる。

講習料がもったいない。


2年ほど通った。

基礎知識、技能は得られた。


自分で区切りをつけて辞めたわけじゃない。

仕方なしに、


辞めさせられた


感しかない。


半年か年単位で更新だったと思う。

その期間で辞める旨、先生に伝えると、

本当に残念がってくれた。


素質があるのに

筋がいいのに

努力家だし

熱心だし



先生にたくさん褒めてもらった。



道具があるのだから、自分で研究しながら続けてね。



頷く事しかできなかった。

材料費のための節約と思えば苦労じゃない。

教室に通うのは断念したけど、

作り続けるのは断念しないよ。

それがモラ男への復讐だから。