57でとある大企業に契約社員として採用された。

19歳から服の販売をしてきた私の

終の住処

のように思えた。

モラ男の仕事の手伝いはまさしく、

てつだう

だけで、真っ赤な帳簿を立て直そうと意見を伝えても、


オレのやり方が正しい


と私の意見は聞かない。

真っ赤な帳簿から生活費が出せず、私はバイトを始めた。契約社員として雇用してくれたのは2箇所目のバイト先。

私は自分の価値、存在意義を消され続け、20年以上過ごしてきた。


アルバイトから始め、複雑なシステムを覚えられず何度も怒られた。

怒られるたび謝る。

そして何もなくても、まず謝る癖がついてしまった。


「今は謝る案件じゃない。

最初から注意されると思い込み謝っている?」


と諭された。


自己肯定感

逃げ恥のヒラマサさんに教えてもらった言葉。


自己肯定感が低い


罵倒され否定され、感謝されずに生きてきた20年以上の間に染みついた、


謝り癖


定年の年齢が60歳。

その60歳目前に社会保険加入、有給休暇有りの契約社員として雇用していただいた。


ネガティヴ思考すぎるのが良くない

謝り癖を治そう


そう教えてくれた、はるか年下の先輩。

与えられた人生に感謝して、

謝る前に、まず、感謝!

自分を変えよう。