今日は有休だった為、休みを合わせていた彼女と会う予定だった。


待ち合わせはキャナルに11時。


あまりしない事だが、洋食のメシ屋も予約済で待っていた。


11時。


12時(ここで電話をかけるも圏外)


12時30分(再電話もまたもや圏外)


13時(メールを送りタクシーで一時帰宅)


予約していた洋食屋はキャンセル。


14時(未だ返事は来ない)


15時、16時。



そして、16時30分過ぎにやっと電話がかかってくる。


「ごめ~ん、今起きた。・・・・で、約束してたっけ!?」


「そんで、今日18時から同僚の送別会なんよ」



結局、今日は会わなかった。


滅多に合わない休み。だからこそ、たまにはのつもりで休みを合わせた。


それがこれかよ・・・。


まさかとは思い、店のHPをチェックしてみた。


って、18:00~0:00で出勤となっているし。




もう、もう限界だ!問い詰めて何が原因で風俗で働くかを聞き出す。


そんなに金が大事なのか、必要なのかを。


それが別れにつながっても自分の為の結果論。


決戦は今週の金曜日と決めた。




その夜、退院していたデリ嬢へ沖縄の土産を渡した。


大したモノではなかったが、本当に嬉しそうに受け取ってくれた。


貢ぎまくってた去年とは明らかに違う。


その貢ぎまくってた思い出の日々も今は笑い話となり、


二人で昼間に行けなかった洋食屋での格好の話のネタになった。


(男は色んな意味で「思い出好き」なんです・・・・はいw)




店を出てタクシーのタクシーの中での出来事。


すっと俺の手を握ってくる彼女。


ありえない行動に一瞬手を引き、小心者の俺。


「また明日も会いたい。明日は家に泊まって仕事行ってよ」


「朝ご飯作るし、早く寝るから」




いやいや、浮かれてはいかん。


丁重にお断りし、まずは「決戦は金曜日」を無難に終えなければ。