長い長い連休が終わり

ようやく仕事も始まり

身体はキツいものの

ホッとしている私。


何だかんだと理由をつけて

休暇中は、自身の心の平穏を保つため

夫から距離を置いていた私。

と言っても数時間の話ですが・・・



週末夫からまたドライブに誘われ

その目的地が、某城跡で・・

悪いが、まるで興味がないうえ

夫の運転する車は恐怖以外の何物でもない。


申し訳ないけど

城は興味ないから、とやんわり断った。


すると、連休の合間の平日

娘は学校、私は出社で

一人休暇だった夫は

一人でその某城跡を訪れたようす。


なーんだ、一人でも出かけられるじゃない

と思う一方

きっと、夫のイメージする休暇ではないだろうと

急に夫が不憫になり

申し訳ない気持ちになり

そうなると私もスイッチが入る。

今なら、夫に優しくできるかも。


連休最後は、二人でスーパーに買い出しに行ったり

ランチしたりして

自分で言うのもなんですが

それなりにうまくいっていたと思う。



ところか、事件は起きた。



自宅プリンターのインクが切れたので

Amazonで注文。

エプ○ンの純正インクってすごく高価なので

つい、お安い互換品?

お値段は半額以下でレビューもまずまず。


そこで私はその安いインクを注文。

商品はすぐに届き、インクをセットしようと思ったら

なんかうまくいかない。

インクがタンクに移行しないので

インクボトルをギューっと押したら

隙間からインクが漏れ出したんですガーン

少量なので、大事には至らなかったのですが

慌てる私を見た夫は

助け船を出すどころか、急に鬼の形相で

「なにやってんだよっ

 そんな安物買うからだろ!!
 
 そういうのを安物買いの銭失いって言うんだ!

 ったく!めんどくさいなー」

と怒り出したのです。


その場で言い返したら良かったのだけど

私も慌てていたし、

何とかその場の雰囲気を壊したくない一心で

大笑いして、笑顔でその夫の言葉を

受け止め、スルーしてしまったのです。


そして、ティッシュを差し出すでもなく

俺は知らないと言わんばかりの不機嫌な夫。



夫が、洗面所のハンドソープの

詰替を、液体と泡を間違えて買ってきたときも

買ったばかりの高いフライパンをダメにされたときも

高価な服のファスナーを壊されたときも

お風呂のシャワーヘッドを壊されて修理に大金払ったときも

数々の夫の失敗を批判したことは一度もない。


あまり夫を排除してはいけないと

夫に寄り添ってみたらすぐこれ。


今もキッチンで後片付けやお弁当の準備をして

リビングに戻ったら

電気全部消されてて真っ暗。自分は寝室へ


なんだろう

更に、夫が嫌いになる瞬間

なんでこんな夫のために毎日食事を準備するんだろう


でも、夫を愛せたら、どんなに楽でいいだろう