失はれる物語... <Season4> -4ページ目

秋のような日


今日は秋のような日でしたね。


特に夜。


気温、空気、虫の音、雰囲気からそう感じました。


このような日は少し寂しい。


なぜ寂しいのか考えてみた。


たぶん、2008年の夏の終わりを思い出すから。


離婚した年の秋。


離婚をして私は地元へ戻ってきた。


妻と娘を捨てて。 一人で。


精神がグシャグシャになり、一変に年をとるような、最悪な秋だった。


二度とあんな思いはしたくない。


そして させたくない。 相手にも。


そんな娘ももう、7歳だ。


そして私の年齢は。。


いや もうなんか言いたくなくなってきた。


まあとにかく あっという間だ。


会ってみたいな。


きっと かわいいだろうな。


絶対に叶わない願い。


自業自得だから。


いや いつかドラマみたいに、大人になった娘が会いに来たりするのだろうか?


いや 多分ないな。 なんか、そんな気がする。


私は町で幼い女の子を見るたびに娘のことを想います。


多分 これからもずっと。


一生続く苦しみ。


それが離婚というもの。


小さい女の子。 かわいいよね。