二十歳超えても男の子なのでしょうか。
タイトルを書いたあとにそんな疑念が広がりましたが、ぼくはまだ男の子だと思いますけど。
そういえば今日20th century boyをカラオケで友達が歌ってましたね。
最近人が泣くのを見ていません。
というか、自分が泣きたいことは結構あるんですけど、そういうときは引きこもりますし。
だから人前で泣くってことの怖さなり、難しさはよくわかってるつもりです。
今日ちょっとしたことがあって、友達が僕らの目の前で泣きました。
別に悲しいことがあったわけじゃなくて、むしろ良いことなんですけど。
例によって男三人で遊んでいて、学校に一度だけよって、鴨川に行きました。
すると友達が泣くし物をしたとかで、一人学校に向かいました。
十分ほど立っても帰ってこないので、残された僕らも学校に戻ったのですけども。
んで、みんなで「こりゃやべえ」ってことで探し回って。真っ暗な大学のベンチの近くを。
かいつまみますけど、結局捜し物は彼のポケットにありました。
ちょっと離れたところにいた僕は、彼がそれに気づいたときに、すでに大笑いなんですけど。
「ごめん!!!」って笑い声が聞こえたと思って、ふらふらと僕は近づいたのです。
近づいたら泣いてました。
ホントごめん、ありがとう、わざわざ探しに戻ってきてくれて、って。
情けないやら、嬉しいやらだったのでしょうけど。
すっごい手を合わせて謝るんですよね。
「泣くとこ間違ってるぜ!喜べよー、見つかったんだから!!」
とかその時は笑いながら言ってたんですけど。
なんか感じたことはなかったけど、そういう友情みたいなのも心にしみる年頃ですね。
お詫びにって奢ってもらったコーヒーはなかなかに美味しかったです。
まだ、青春をしてるなァ、なんて今更ながらに感じるのでした。
ってことで、ぼくはまだboyで通じるでしょうか?
ダメですか、そうですか。