あれは、おっさんが小学生の頃
霊感が無く、不思議な体験とは無縁でしたが、
当時、我が家の物置部屋に物をしまいに行った時、
??気のせいかな..、
と思っていると、
うわ〜っ!!
と、思い身構えると黒くてヌメッとした物が目の前にいます。
良く視てみると.....
なんと巨大なガマガエルでした
本当に大きく、高さは15センチ以上ありました。
....でも、おかしいな...。
物置は何日もずっと閉め切ったままだったし、
子供ながらに考えても当然答えなど浮かびません
仕方ないので、父親に見せるため、
その後すぐに父親に話し、
そして、被せた鉢植えを開けて父に見せると....
なんと!
父「本当にいたの?」と、いぶかしがる父
「いたんだ!間違いなく、きっとその辺にいるはずだよ」
そう言って辺りを探しますがあのカエルは最後まで見つかりませんでした。
今、考えてみても、やはりおかしいのです
・小学生だからといって、何もないところに鉢植えを被せ、漬物石まで載せる訳がない
・鉢植えも、重い漬物石も一切動いていなかったのに、なぜカエルだけが忽然といないのか?
・仮に逃げ出したとしたら、漬物石は落ち、鉢植えも倒れているのが普通ではないか?
・物置は締め切っており外には逃げられないはずなのに、どうしていないのか?
等々、辻褄が合わない事だらけでした。
古来から、タヌキが化けたとか、狐に騙されたとか言い伝えがありますが、
カエルも人を騙すものなのでしょうか??
カエルという事で、少し調べてみると...
古代エジプトではヘケトという名でカエルの顔をした水の女神とされていたり、
日本でも昔から幸運をもたらす神の使いとして神社に祀られているところもあるようです。
【ヘケト神】
【水宮神社の駒蛙 (埼玉)】
いずれにせよ、今はもう知るよしもありませんが、
あの時、父親を呼びに行っている間に、あの物置で一体何が起こっていたのか?
今でも本当に不思議でなりません。