35歳を超えたらやっぱり〇〇は着ちゃいけない
ファッションなんて自分が良いと思うもので好きなものを着ればいいんじゃない、他人にどうこう言われようと気にしないっと思って生きてきましたが、やはり30代になってから、何を着ればいいかわからない低迷期に突入。20代のころに好きだったテイストが似合わなくなってきて、それは年齢を重ねたことで肌、顔つき、ボディシェイプが変わるからだよねーと同年代のお友達は言うけれど、ダメ子は年齢の積み重ねによる、何を考え、どうやってどう行動してきたか、という目に見えないライフスタイルのチェンジによるものではないかと思います。
20代のころは毎週末クラブだ、デートだ!っとピンヒールにミニスカートやらパーティドレスが勝負服で、平日でもバリバリ毎日ハイヒール。ここ数年はジムにはまり、週末もハイキング!そして毎月飛行機に乗って海外出張というトラベル族に。出張だと持っていける洋服も限られるのでシーンと用途をよく考慮してもっていかなくてはいけない。
必然的に数より質になっていくし、客観的に見たときに年齢にあった恥ずかしくないお洋服。自分の好きなテイストは保ちつつも、体系にあっていて、TPOをわきまえるということを念頭に置くようになりました。
それがわかってからは、お洋服低迷期も乗り越えて、ようやく最近、着るものに迷わず、無駄な買い物もしない日々になりました。
ファストファッションもいっぱい買ってきたけど、やはりあれは若い子だから似合うものなんだなというのも実感。
先日も、とある世界的に有名なファストファッションブランドの人事トップの人とお会いする機会があったのですが、何か違和感。シルバーグレイのよくお手入れされた髪に、美しいメイクを施した上品で知的な40代の欧米人女性だったのですが、何か違和感と残念感。。。
そのあと一緒に撮った写真を見てやっとその違和感の原因発見。
すっごーーーーい安っぽいニットを着られていたのです。ファッションブランドでお仕事をしていると、そのブランドの服を着るというのは当然なので、もちろん仕事上彼女は自分の働いているブランドのファストファッションのニットを着なくてはいけないのは重々理解できるのですが、ニットやコートほど、安いものは安いとはっきりわかるものはない。若い子はいいのです。強烈な若さのエナジーで吹き飛ばせるから。でも年齢を重ねると本当に素材の質が如実に出ます。大人が着ると120%安っぽさが出る―。
絶対にもうファストファッション、プチプラアイテムは一生買わないと心しました。
上質なアイテムに投資して大事に長く着よう。。
ベイビーカシミヤはお高いけど最高。しっとりと柔らかな肌触りで全然違う。。
年を取ったからこそ似合うものもあるよね。お手入れもカシミヤブラシで大事に丁寧にブラッシングしています。
大人になったなー笑