東京にいながら看護学校に通い直そうと思い、足立区の看護学校も付属している病院を受けることに。そこは精神科の病院であり、精神保健福祉士を持ってる自分にとっては、流石に落ちることはないだろうと思い日々を過ごしていた。早く合格の通知をいただき楽になりたい。そんなことを思いバイトの休憩に入り携帯をチェックすると、病院から連絡が。急いでかけ直す僕。

僕「お世話になります。着信が入ってましたのでかけなおさせていただきました。この前面接をさせていただいた栗原といいます」

受け付け「どうもお世話になります。担当者にお変わりいたしますので少々お待ち下さい。」

担当者に変わるまで一分くらいの保留音ヴィヴァルディの春が流れる。その時間は永遠化のように感じた。

担当者「どうもお世話になります。この前面接させていただいた人事の〇〇です」

僕「お世話になります。ヒロです。この前はどうもありがとうございました。」

担当者「さっそくこの前の面接の結果なのですがね、残念ながら今回はご縁がなかったと言うことで。本当に申し訳ないです」

僕「………………………………………」

僕は何も言わずに電話を切った。

意味が無分からない。この領域に関しては他の受験者よりもアドバンテージだってあるはずなのに。俺が受からなかったらじゃあどいつが受かるってんだ?ふざけんな💢グソボケ。もう都心部で仕事を探すのは無理ってことか。富山に帰ろう。僕は親に電話したのだった。