精神科病院であり附属の看護学校学校も持っている。これは運命に違いない。僕はすでにここの病院での勤務、学生生活を頭に思い描いていた。精神保健福祉士も持っておりその実務経験もある。精神科というフィールドにおいては絶対に他の人間には負ける要素がないと自負していた。自分の経歴で落ちるのであれば、他は誰も受かりようがない。それくらいに思っていた。

僕「タク、長かった就活も今日で終わりそうだよ。必ず受かってくる」

タク「おう!行って来いやお前なら大丈夫や」

僕はさっそうと家を出て某病院に向かった。見た目は古いがまぁまぁ大きな病院だ。タクの家から大体1時間半を要した。足立区は交通の便が悪いところは本当に悪くて大変だ💦(かつて北千住に住んでいたからよくわかる)そんな事を思いながら時間を待った。そして面接へ。やはり壁となったのがクソ病院を2ヶ月でやめてしまっていたこと。昔は馬鹿だからそこがかなりの大きなネックになるなんてわからなかった。理由もきちんと正直に答え、面接はまぁまぁの手応えだった。

面接官「では後日連絡しますね」

僕「えっもう合格貰えないんですか?」

面接官「多分大丈夫だとは思うんですけど、結構応募者多いんですよ〜」

僕「そうなんですね。自分精神保健福祉士もあるので使い勝手は誰よりもいいと思います。本当によろしくお願いします。」

僕は深々と一礼した。アピールできることは全部した。後は頼む!天に向けて心から祈った。