大山さんとの会話後、僕が仕事に対して全くやる気がないということを見事に管理者の山田さん、お局様の佐山さんにチクられてしまった。山田さんからは特にお咎めがなかったが、佐山のババアからは介護を馬鹿にしているだの、勤務態度が悪いだの、看護関係の人間は使えないだのと散々言われた。僕は思った。大山も普通に屑だなと(一番の屑は当時の僕です😵)。こういうふうにコソコソと立ち回って生き残るような情けない中年オヤジだけにはなりたくないと心から思った。ある日の休日。紆余曲折あったものの2万円ほど余裕ができた僕はとにかく酒を浴びるように飲みたかった。唯一の救いはタクが生活保護のためいつも僕のそばにいてくれたこと。

僕「タク、人生に疲れた。中華街飲みに行くぞ」

タク「おっいいね行こか嫌なことは飲んで忘るのが一番だよな」

二人でブルーラインに乗り関内へ。もうこのときには350缶を二人で8本くらい空けていた。当時は当たり前のように電車で酒を飲んでしまってました。いろいろな方に迷惑をおかけしてしまいました💦

そして関内へ。僕は中華街ならとにかく青島ビールだと思い、ある店で10本程まとめ買いした。その10本も2人で飲めばものの40分程度で完飲してしまった。今の現状。何か変えられるヒントはないだろうか?その時ふと占いでもしてみたらいいのか?と頭に浮かんだ。

僕「タク占い。手相占い行くぞ」

タク「はっ?お前いきなり何がどうした?」

僕「いいから。時代は手相占いだ。ツベコベ言わない」

タク「はいはいわかったわかった」

幸い中華街には占い師がたくさんいた。街内にある中華風のお寺のすぐ近くにお寺がありその近くの手相占が目に止まった。僕はその時にはベロベロだった。

僕「おばさん。占って。」

占い師「はいはい。何を教えてほしいですか?」

僕「全部教えてよ」

占い師「わかりました。では志して聞いてくださいね。」