えー「めっちゃ遅れてる」


個人懇談当日、

時間通りには進んでおらず

寒い廊下でかなり待たされ

やっと前の人が出てきてのだが・・


滝汗ガーン

な・・泣いてる


教室から

中2の男子が泣きながら、

そしてお母さんまでも下を向いて

ハンカチで目頭を押さえながら

出てきた。

ガーンガーンガーンガーン

滝汗滝汗滝汗滝汗


生徒指導の先生は50歳半ば

昭和の匂いのする鬼教師として

有名な体育教師やった。


そして私達の懇談も始まった


生徒指導の先生から

イジメがあった話と

クラスが荒れていた話があった。


私は真っ先に、ずっと気になってたことを

聞いた。


ニヤニヤ「娘も、イジメに加担したり

クラスを荒らしたりしてませんか?

娘も騒がしい子だと思いますし

イジメに加担している子と

とても仲が良いと聞いたので

ずっと気になってました」。


二女ムキー「うちは、やってへんって

何回も言ったやんハッ


ニヤニヤ「最近私に嘘ばかりつくもので」


二女ムキー「これは、ほんまやしなー」


先生節分「職員や生徒からも、何度も

聞き取りをして、誰が関わったかは

きちんと調査していますが、

二女さんは関わってないです」。


二女プンプン「ほらなー言った通りやろハッ


先生節分「関わった子には、

この懇談でも再度

相当厳しく指導してます。

二女さんは、本当に関わってないです。」


確かに、二女さんは

騒がしい子ですが

授業中はほとんどいつも寝てます」


ゲッソリ「・・・・」。

キョロキョロ「・・・・」。