恋愛のハズレくじ 3
「 カノジョと別れるから付き合ってくれ!」 と言われ、イキオイに押されてOKしたものの、
初デートをドタキャンされるという、チョーむかつく目にあったワタシ・・・
間に入って Y くんとの連絡をとってくれたN子から、その夜電話がありました。
「 なんかねえ、あの日 ( 付き合いを申し込まれた飲み会の日 )、
解散してからも男だけで遊びに行ったらしいんだけど、
そこでね、Y くんの昔のカノジョがカレシといるのを見てヤケ酒のんで、
今日は起きれなかったんだって。」
Σ(゚Д゚;) ハァッ?!
なんですと?
好きだ~本気でつきあってくれ~アイツとは別れる~ とかなんとか言ったその日に?
モトカノが別の男といるのを見てヤケ酒??
んで、ワタシとの約束を ( しかもオマエが誘ったんだろーが!) すっぽかし???
フザケルナ。 ( ̄_ ̄メ
「 直接謝りたいから、電話番号教えてって言われたけど・・・どうする?」
N子、ナイス!
教える前にワタシに聞いてくれてありがとうっ!
「 もう話す気も会う気もないから。
教えないで、 ゼッタイに!」
こうして Y くんとのお付き合いは、始まることのないまま終わりました・・・
数年後、仲間内の結婚式の二次会で、Y くんに再会しました。
ワタシのほうもカレシ連れでしたが、Y くんも女連れでした。
それは・・・
あの頃、まるで 「 イヤイヤ付き合っているだけ 」 みたいな言い方をしていたはずの B子 でした。
「 オマエと付き合えるなら、すぐにでも別れるよ 」 と言っていたはずの・・・
ワタシが Y くんに、とびっきりの笑顔を向けつつ、
目つきだけは思いっきり見下したような 「 この、ヘタレがっ!」 というような視線で、
「 ふぅ~ん。
あれからず~っとB子と付き合ってたんですね。」
と言うと、Y くんはむちゃくちゃ居心地の悪そうな、ひきつった笑みを浮かべました。
あーあ。
つまんない男だったなあ~。 ┐('~`;)┌