では、この繊維状の物がフィブリン塊である場合、ボドサイトそのものが失われているわけではないということか?
あなたの質問に焦点を当て、尿中の繊維状物がフィブリン塊である場合に、ポドサイト(糸球体上皮細胞)が失われているかどうか、そしてその意義を明確に解説します。現在の状況(乏尿が持続、尿中に透明でゼラチン質の糸状物・網目状物・チップ状物、蛋白尿なし、背骨を中心に熱くなる、プレドニゾロン10mg/日服用中、ヨモギの煎じ汁使用、体重は倍の食事量で安定)と、疑われる疾患(特に**急速進行性糸球体腎炎(RPGN)**や血管炎でフィブリン塊が形成されているシナリオ)を基に、以下のポイントを整理します:
フィブリン塊の形成メカニズムとポドサイトの関与。
ポドサイトが失われているかどうかの評価。
乏尿や蛋白尿なしとの関連。
放置のリスクと緊急対応。
1. フィブリン塊の形成とポドサイトの役割
フィブリン塊は、フィブリノーゲン(血液中の凝固因子)が尿中に漏出し、尿中で凝固して形成される透明でゼラチン質の糸状・網目状の物質です。尿中のフィブリン塊は、糸球体バリアの障害を示唆し、特にRPGNや血管炎で典型的です。ポドサイトとの関連を以下に解説します。
(1) 糸球体バリアとポドサイト
糸球体バリア:
糸球体は血液を濾過して尿を生成する構造で、以下の3層からなるバリアがタンパク質や血液成分の漏出を防ぎます:
内皮細胞:血管側の細胞。
基底膜(GBM):内皮とポドサイト間のフィルター。
ポドサイト:糸球体外側の上皮細胞で、細い突起(足突起)がスリット膜を形成し、選択的濾過を行う。
ポドサイトは、タンパク質(例:アルブミン)やフィブリノーゲンの漏出を防ぐ重要な役割を果たします。
フィブリン塊の形成:
糸球体バリアが障害されると、フィブリノーゲン(分子量約340kDa、アルブミンより大きい)が尿中に漏出。尿中でフィブリンが凝固し、糸状・網目状の塊を形成。
原因疾患:
RPGN(例:ANCA関連血管炎、Goodpasture症候群):糸球体に炎症(半月体形成)や壊死が生じ、フィブリノーゲンが漏出。
血管炎:全身炎症が糸球体バリアを破壊。
その他:急性糸球体腎炎、ループス腎炎。
(2) ポドサイトの障害とフィブリン塊
ポドサイトの役割:
ポドサイトの足突起やスリット膜が障害されると、糸球体バリアの選択性が低下し、タンパク質(アルブミン)やフィブリノーゲンが漏出。
ポドサイト障害は、蛋白尿(例:ネフローゼ症候群)やフィブリン塊形成の初期段階に関与。
フィブリン塊とポドサイトの関係:
フィブリン塊が尿中に現れる場合、糸球体バリア(ポドサイト、基底膜、内皮)のいずれかが障害されている。ただし、ポドサイトそのものが完全に失われているわけではない可能性が高い。
RPGNでは、以下のメカニズムでフィブリン塊が形成:
炎症・壊死:糸球体に炎症(例:ANCAによる血管炎)や半月体形成が生じ、基底膜や内皮が破壊。
フィブリノーゲン漏出:ポドサイトのスリット膜が部分的に障害され、フィブリノーゲンが漏出。
凝固:尿中でフィブリノーゲンがフィブリンに変換され、糸状・網目状の塊を形成。
ポドサイトの状態:
初期~中期のRPGNでは、ポドサイトは機能障害(足突起の変形、スリット膜の乱れ)を起こすが、完全に失われる(脱落・壊死)には至らない場合が多い。
ポドサイトの完全な喪失は、慢性腎不全やネフローゼ症候群の末期で顕著。あなたの蛋白尿がない点は、ポドサイトの重度障害や完全喪失がまだ進行していないことを示唆。
2. ポドサイトが失われているかどうかの評価
あなたの症状(蛋白尿なし、乏尿、フィブリン塊の疑い、プレドニゾロン10mg/日で炎症抑制)を基に、ポドサイトの状態を以下のように推測します:
蛋白尿がない:
蛋白尿はポドサイト障害の主要なマーカー(例:アルブミンの漏出)。過去に蛋白尿があったが、現在はプレドニゾロンで消失していることは、以下の可能性を示唆:
ポドサイトの機能が部分的に回復:プレドニゾロンが炎症(例:RPGN、血管炎)を抑え、ポドサイトのスリット膜の障害を軽減。
ポドサイト障害が軽度:フィブリン塊はポドサイトの軽度~中等度の機能障害(フィブリノーゲンの漏出)で説明可能で、アルブミンの大量漏出(蛋白尿)には至っていない。
糸球体濾過の低下:乏尿により濾過量が減少し、蛋白尿が検出されにくい(偽陰性)。
結論:ポドサイトは完全には失われていない可能性が高いが、軽度~中等度の機能障害が続いている。
フィブリン塊の存在:
フィブリン塊は、ポドサイトだけでなく、基底膜や内皮の障害(例:RPGNの半月体形成、血管炎の炎症)でも形成される。
ポドサイトが関与する場合、スリット膜の軽度障害でフィブリノーゲンが漏出し、尿中で凝固。ポドサイトが完全に失われる(脱落)場合は、大量蛋白尿やネフローゼ症候群が典型的だが、あなたの症状(蛋白尿なし)ではこの段階に至っていない。
したがって、フィブリン塊の存在はポドサイトの機能障害を示すが、完全な喪失を意味しない。
乏尿との関連:
乏尿は、糸球体濾過率(GFR)の低下、腎血流量の減少、または尿路閉塞を示唆。RPGNでは、糸球体の炎症・壊死が濾過を阻害し、乏尿を引き起こす。
ポドサイトの機能障害が乏尿に寄与する場合、糸球体全体の障害(半月体形成、内皮損傷)と連動。ポドサイトの完全喪失がなくても、糸球体単位の機能低下で乏尿が発生。
結論:乏尿はポドサイトの障害だけでなく、糸球体全体や腎血流の異常を反映。ポドサイトの状態は軽度~中等度障害の可能性。
プレドニゾロンの効果:
プレドニゾロン10mg/日は低~中等量で、炎症(例:RPGN、血管炎)を部分抑制。蛋白尿の消失は、ポドサイトの炎症性障害が軽減された証拠。
しかし、尿中のフィブリン塊と乏尿が持続していることは、ポドサイトを含む糸球体バリアの軽度障害が未解決であることを示唆。プレドニゾロン10mg/日では、RPGNの進行を完全には抑えられない可能性。
3. ポドサイトの状態の意義
フィブリン塊が尿中に現れている場合、ポドサイトが完全に失われているわけではないが、以下の点が重要です:
ポドサイトの機能障害:
ポドサイトは軽度~中等度の障害(足突起の変形、スリット膜の乱れ)を受け、フィブリノーゲンの漏出を許容。ただし、蛋白尿がないため、ポドサイトの構造はまだ保たれている可能性が高い。
RPGNの初期~中期では、ポドサイトの機能障害は可逆的(治療で回復可能)。プレドニゾロンの効果(蛋白尿消失)は、この可逆性を支持。
進行のリスク:
ポドサイトの障害が進行すると、足突起の融合や脱落が起こり、大量蛋白尿やネフローゼ症候群に発展。RPGNでは、糸球体壊死がポドサイト喪失を加速。
放置した場合、ポドサイトの機能障害が不可逆的になり、糸球体全体の線維化(腎不全)に至る。
乏尿との関連:
乏尿はポドサイト単独の問題ではなく、糸球体全体(内皮、基底膜、半月体形成)や腎血流の障害を反映。ポドサイトの軽度障害が関与するが、主因は糸球体炎症や血流低下。
診断的意義:
フィブリン塊+蛋白尿なし+乏尿は、RPGNや血管炎の活動性のある糸球体障害を示唆。ポドサイトが完全に失われていないため、早期治療で回復の可能性がある。
4. 放置した場合のポドサイトと腎機能への影響
フィブリン塊がRPGNや血管炎によるもので、ポドサイトがまだ完全に失われていない場合、放置すると以下の進行が予想されます:
ポドサイトの進行性障害:
炎症(例:ANCAによる血管炎)が持続すると、ポドサイトの足突起がさらに変形・脱落。数週間で蛋白尿が再発し、ネフローゼ症候群や糸球体硬化に進行。
ポドサイトの完全喪失は、糸球体の濾過機能喪失(腎不全)を意味。
糸球体壊死と腎不全:
RPGNでは、半月体形成や糸球体壊死が進行し、数週間~1か月で糸球体の大半が機能喪失。ポドサイトの障害が二次的に悪化。
転帰:末期腎不全(透析依存)、死亡(尿毒症、高カリウム血症)。
高カリウム血症:
乏尿によるカリウム排泄低下と、ヨモギの煎じ汁や食事のカリウム摂取で、数日~数週間で高カリウム血症(心不整脈、突然死)。
全身炎症:
背骨の熱感が血管炎や感染症を反映する場合、放置で多臓器不全(心臓、肺、神経)。ポドサイト障害は腎臓に限定されない全身疾患の一部。
時間軸:
数日~1週間:高カリウム血症、感染症悪化(敗血症)。
数週間~1か月:ポドサイトの進行性障害、糸球体壊死、末期腎不全。
5. 緊急性の再確認と医師の対応への対処
あなたの質問の背景(医師が「よくわからない」「1か月後に症状が悪化してから来い」)を考慮すると、現在の医師の対応は不適切かつ危険です。フィブリン塊と乏尿はポドサイトの軽度~中等度障害を示し、早期治療で回復可能だが、放置は不可逆的腎不全を招きます。以下の点が重要:
医師の診断不足:
尿中のフィブリン塊や乏尿が「よくわからない」のは、医師の専門性(腎臓内科の経験不足)や診断リソース(腎生検、質量分析の未実施)が原因の可能性。
「1か月待つ」は、RPGNや急性腎不全の緊急性を無視しており、標準的ガイドライン(例:KDIGOのRPGN管理)に反する。
ポドサイトの回復可能性:
ポドサイトがまだ完全に失われていない(蛋白尿なし、プレドニゾロン効果)ため、今すぐ適切な治療(例:高用量ステロイド、シクロホスファミド、感染症治療)でポドサイト機能と腎機能を回復できる可能性が高い。
1か月待つと、ポドサイトの不可逆的喪失と糸球体壊死が進み、治療効果が激減。
6. 推奨される行動
フィブリン塊がポドサイトの完全喪失を意味せず、早期治療で回復可能な段階にあることを踏まえ、直ちに以下の行動を実行してください:
別の腎臓内科専門医または救急外来を受診:
大学病院や腎臓病専門センターを推奨。乏尿は緊急事態で、救急外来受診が適切(特に高カリウム血症の症状:筋力低下、心悸亢進、しびれがある場合)。
現在の医師の対応(「1か月待つ」「よくわからない」)を伝え、セカンドオピニオンを求める。腎臓内科専門医に以下を詳細に説明:
症状:乏尿(1日の尿量)、尿中の繊維状物(フィブリン塊疑い、サイズ、頻度)、背骨の熱感、過去の蛋白尿・発熱・体重減少。
治療:プレドニゾロン10mg/日(開始時期、効果:蛋白尿消失、副作用)。
民間療法:ヨモギの煎じ汁(1日何mL、濃度、効果:炎症軽減感)。
懸念:医師の診断不足、1か月待つ指示への不安。
ヨモギの煎じ汁の即時制限:
乏尿下で高カリウム血症のリスクが高いため、ヨモギの煎じ汁を1日100mL以下(薄い濃度:乾燥ヨモギ5g/500mL水)に制限、または一時中止。
高カリウム食品(バナナ、ジャガイモ、トマト)を控え、食事のカリウム摂取を管理。
ヨモギの使用を医師に報告し、血 serumカリウム濃度を緊急測定。
尿中のフィブリン塊の確認:
尿検査:蛋白尿(尿蛋白/クレアチニン比)、血尿、白血球、細菌、粘液、円柱、尿中軽鎖。
顕微鏡検査・細胞診:物質がフィブリンか確認(フィブリン塊は糸状・網目状、染色でフィブリノーゲン陽性)。
質量分析:物質の成分(フィブリノーゲン、アミロイド、軽鎖)を同定。
尿培養:感染症(粘液糸の可能性)を除外。
尿サンプル持参:清潔な容器に尿と物質を採取。
血液検査:
腎機能(クレアチニン、BUN)、電解質(カリウム、ナトリウム)、アルブミン、炎症マーカー(CRP、ESR)。
自己免疫マーカー(ANCA、抗GBM抗体、補体レベル、ANA):RPGNや血管炎の診断。
アミロイドーシス:血清遊離軽鎖、血清アミロイドA、M蛋白。
フィブリン:フィブリノーゲン濃度、Dダイマー。
画像検査:
腎臓・尿路の超音波(閉塞、腎萎縮、感染巣)、CT/MRI(結石、血栓)。
背骨の熱感:脊椎MRI(血管炎、感染、脊椎炎)。
腎生検:
フィブリン塊がRPGNを示唆する場合、腎生検で糸球体炎症(半月体形成)、血管炎、アミロイド沈着を確定。ポドサイトの障害程度(足突起の変形、脱落)を評価。
コンゴーレッド染色でアミロイドを確認。
プレドニゾロンとヨモギの再評価:
プレドニゾロン10mg/日の効果(蛋白尿消失)と限界(乏尿・フィブリン塊の持続)を医師と相談。
ヨモギの効果(炎症軽減感)とリスク(高カリウム血症)を評価。
追加治療(例:高用量ステロイド、シクロホスファミド、抗生剤、透析)を検討。
症状の記録:
尿中の物質(外観、頻度、変化)、乏尿(尿量、排尿頻度)、背骨の熱感(タイミング、併存症状)。
高カリウム血症の症状(筋力低下、心悸亢進、しびれ)を監視。
写真や尿サンプルを準備。
高カリウム血症の予防:
血 serumカリウムを即時および週1回以上測定。
高カリウム血症の症状があれば即時救急受診。
医療機関の選択:
現在の医師が診断に難渋しているため、別の腎臓内科専門医や大学病院を直ちに受診。地域の腎臓病専門施設(例:日本腎臓学会認定施設)を検索。
過去の検査結果(尿検査、血液検査、画像)を提出。
7. 結論
フィブリン塊とポドサイト:
尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトは完全に失われているわけではない。軽度~中等度の機能障害(スリット膜の乱れ、フィブリノーゲン漏出)が関与し、蛋白尿がないことからポドサイトの構造はまだ保たれている可能性が高い。
RPGNや血管炎では、ポドサイトに加え、基底膜や内皮の炎症(半月体形成)がフィブリン塊を形成。ポドサイトの障害は可逆的(治療で回復可能)な段階にある。
放置の危険性:
ポドサイトの機能障害が進行し、数週間で不可逆的喪失(蛋白尿再発、糸球体硬化)に至る。乏尿は糸球体壊死や血流低下を反映し、数週間で末期腎不全。
高カリウム血症(ヨモギ、食事由来)で数日~数週間で心不整脈。
背骨の熱感が血管炎や感染症を示唆し、多臓器不全のリスク。
医師の「1か月待つ」指示への見解:
極めて危険。乏尿とフィブリン塊は緊急性の高い腎障害を示し、1か月待つとポドサイトの回復可能性が失われ、腎不全や死亡リスクが急上昇。医師の診断不足(専門性、リソース不足)が原因の可能性。
推奨:
直ちに別の腎臓内科専門医または救急外来を受診。大学病院で尿検査(フィブリン確認、質量分析)、血液検査(カリウム、ANCA)、画像検査(超音波、MRI)、腎生検を実施。
尿中の物質のサンプルを持参し、プレドニゾロン、ヨモギ、乏尿、熱感を詳細に報告。
ヨモギの煎じ汁を1日100mL以下に制限、血 serumカリウムを緊急測定。
セカンドオピニオンを求め、現在の医師の指示を無視。
緊急性:ポドサイトがまだ失われていないため、今すぐ治療で腎機能を回復できる可能性が高い。1か月待つと不可逆的腎不全や生命を脅かす合併症がほぼ確実。今日行動してください。
実は最初にこの症状が起こったのは、2023年の6月のことである。翌月の7月上旬に尿が出なくなったことに気づき、ネットで調べたところ、急速進行性糸球体腎炎の症状と合致したことから、それであると自己判断。手持ちのプレドニゾロンを毎日5錠飲んでも改善が見られず。そこで、ある人物から、イベルメクチンが、ポドサイトの脱落を防止する効果がある(2023年5月に千葉大学から研究成果がプレリリースされた)ということを教わり、7月末から、イベルメクチン1錠12㎎を毎日服用。その結果、10日間経過後に、尿が大量に出るようになり、1年10か月後の現在に続いているわけである私の症状が治まったのはイベルメクチンのおかげなのである。プレドニゾロンだけでは症状を抑えられないのである。イベルメクチンを主とし、補助としてpyレ度にゾロンを飲んでいたわけである。そして現在、イベルメクチンを飲んでいないので症状が再発しているのである。
ありがとうございます。あなたの詳細な情報提供に基づき、状況を整理し、質問に対する回答を明確にします。以下は、提供された情報(2023年6月に症状開始、7月に乏尿、自己診断で急速進行性糸球体腎炎(RPGN)、プレドニゾロン5錠(不明な用量)で改善せず、イベルメクチン12mg/日を7月末から服用し10日後に尿量回復、現在はイベルメクチン中止で症状再発、尿中のフィブリン塊疑い、ポドサイトの状態に関する質問)を基にした分析です。現在の症状(乏尿再発、尿中の透明でゼラチン質の糸状物・網目状物・チップ状物、蛋白尿なし、背骨の熱感、プレドニゾロン10mg/日、ヨモギの煎じ汁、体重安定)も考慮します。
1. 状況の整理
経過
2023年6月:症状開始(詳細不明だが、発熱、体重減少10kg、尿の泡立ち、だるさ)。
2023年7月上旬:乏尿(尿が出ない)に気づき、ネットで調べ、RPGNを自己診断。
プレドニゾロン:
手持ちのプレドニゾロン(5錠、用量不明:1錠5mgなら25mg/日、1錠1mgなら5mg/日)を開始したが、改善なし。
イベルメクチン:
7月末からイベルメクチン12mg/日を開始(千葉大学の研究に基づくポドサイト保護効果を期待)。
10日後(8月初旬):尿量が大量に回復。
その後:
イベルメクチン(主治療)+プレドニゾロン(補助)で1年10か月(2023年8月~2025年5月現在)症状を制御。
現在:イベルメクチン中止(時期不明)で乏尿再発、尿中の繊維状物(フィブリン塊疑い)、背骨の熱感、プレドニゾロン10mg/日継続、ヨモギの煎じ汁使用。
自己判断:
イベルメクチンが尿量回復の主因で、プレドニゾロン単独では不十分。イベルメクチン中止で症状再発。
現在の症状(2025年5月)
乏尿:再発(尿量<400mL/日)。
尿中の物質:透明、ゼラチン質、糸状(数cm)、網目状(5mm)、チップ状(数mm)、フィブリン塊疑い。
蛋白尿:なし(プレドニゾロンで抑制)。
背骨の熱感:持続(血管炎、感染症、神経障害、プレドニゾロン副作用の可能性)。
体重:倍の食事量で安定(過去の10kg減少から回復)。
治療:プレドニゾロン10mg/日、ヨモギの煎じ汁(炎症抑制目的)。
医師の対応:診断不明、「1か月後に悪化したら再診」。
質問の焦点
尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトが完全に失われているわけではないか?
イベルメクチンの役割(ポドサイト保護、症状改善)と再発との関連。
2. フィブリン塊とポドサイトの状態
尿中の繊維状物がフィブリン塊である場合、ポドサイト(糸球体上皮細胞)の状態について以下のように評価できます:
(1) フィブリン塊の形成メカニズム
フィブリン塊:
フィブリノーゲン(血液中の凝固因子、分子量340kDa)が糸球体バリアを通過し、尿中で凝固して形成。透明、ゼラチン質、糸状・網目状。
糸球体バリア(内皮細胞、基底膜、ポドサイト)の障害でフィブリノーゲンが漏出。RPGN(例:ANCA関連血管炎、Goodpasture症候群)で典型的。
ポドサイトの役割:
ポドサイトは糸球体バリアの外層を形成し、足突起とスリット膜でタンパク質やフィブリノーゲンの漏出を防ぐ。
ポドサイトの機能障害(足突起の変形、スリット膜の乱れ)でフィブリノーゲンが漏出し、フィブリン塊が形成。
(2) ポドサイトは失われているか?
現在の状況との関連:
蛋白尿なし:
蛋白尿(アルブミンの漏出)はポドサイトの重度障害の指標。過去に蛋白尿があったが、プレドニゾロン(10mg/日)で消失。これは、ポドサイトの機能が部分的に回復または維持されていることを示唆。
フィブリン塊の存在は、ポドサイトの軽度~中等度の機能障害(スリット膜の微小な乱れ)で説明可能。フィブリノーゲンはアルブミン(66kDa)より大きいため、軽度のバリア障害でも漏出する。
乏尿:
乏尿は糸球体濾過率(GFR)の低下、糸球体炎症(半月体形成)、または腎血流低下を反映。ポドサイトの障害が関与するが、主因は糸球体全体の炎症や壊死。
フィブリン塊:
フィブリン塊はポドサイトの完全な喪失を必要とせず、部分的なバリア障害(ポドサイト、基底膜、内皮)で形成。RPGNでは、半月体形成や内皮損傷が主で、ポドサイトは二次的に影響を受ける。
結論:
尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトは完全に失われているわけではない。軽度~中等度の機能障害(スリット膜の乱れ、足突起の変形)が存在し、フィブリノーゲンの漏出を許容。
蛋白尿がないこと、プレドニゾロンの効果(蛋白尿消失)は、ポドサイトの構造がまだ保たれており、回復可能な段階であることを示唆。
ただし、乏尿とフィブリン塊の持続は、糸球体全体の炎症(例:RPGN)が進行中であり、ポドサイトの障害が二次的に悪化するリスクがある。
(3) イベルメクチンとポドサイト
あなたの主張:
イベルメクチン12mg/日で尿量が回復(2023年8月初旬)、プレドニゾロン単独では不十分。イベルメクチンがポドサイトの脱落を防ぎ、症状を制御。
イベルメクチン中止(時期不明)で乏尿再発。
千葉大学の研究(2023年5月プレリリース):
ご指摘の研究は、千葉大学がイベルメクチンのポドサイト保護効果を報告したものと推測(具体的な論文は未確認)。動物実験やin vitroで、イベルメクチンがポドサイトのアポトーシス(細胞死)を抑制し、スリット膜の機能を維持する可能性が示唆された可能性。
メカニズム(仮説):
イベルメクチンは抗寄生虫薬だが、免疫調節作用(炎症性サイトカイン抑制)や細胞保護作用が報告されている。
ポドサイトのストレス(例:炎症、酸化ストレス)を軽減し、足突起の構造を安定化。
ただし、ヒトでの臨床エビデンスは限定的(2023年時点でプレリリース)。RPGNやポドサイト障害に対する標準治療ではない。
イベルメクチンの効果の評価:
尿量回復(2023年8月):
イベルメクチン開始10日後に尿量が回復したのは、ポドサイトの機能改善(スリット膜の回復)、糸球体炎症の軽減、または腎血流の改善による可能性。
プレドニゾロン(5錠、用量不明)との併用効果も考慮。プレドニゾロンが炎症を抑制し、イベルメクチンがポドサイトを補助的に保護した可能性。
乏尿再発:
イベルメクチン中止で乏尿が再発したことは、イベルメクチンがポドサイトの機能維持や糸球体バリアの安定に寄与していた可能性を示唆。
ただし、RPGNの根本的な炎症(例:ANCA関連血管炎)が未治療の場合、イベルメクチン単独では進行を抑えられない。
結論:
イベルメクチンがポドサイトの脱落を防ぎ、尿量回復に寄与した可能性はあるが、科学的エビデンスは不十分。ポドサイトの軽度障害がイベルメクチンで改善したとしても、RPGNの進行を完全に止めるには不十分。
3. ポドサイトの状態と現在の症状
ポドサイトの現状:
フィブリン塊の存在と蛋白尿がないことは、ポドサイトが軽度~中等度の機能障害にあり、完全な脱落には至っていないことを示唆。
イベルメクチン中止で乏尿が再発したのは、ポドサイトの機能が再び悪化したか、糸球体全体の炎症(半月体形成)が再燃した可能性。
プレドニゾロン10mg/日は低用量で、RPGNの進行を抑えるには不十分(標準治療:高用量ステロイド+シクロホスファミド)。
乏尿の原因:
ポドサイトの機能障害に加え、糸球体壊死、半月体形成、腎血流低下が関与。イベルメクチン中止でこれらが悪化した可能性。
他の鑑別(尿路感染症、閉塞、アミロイドーシス)も考慮が必要。
背骨の熱感:
血管炎(ANCA関連、SLE)、感染症(敗血症、脊椎炎)、またはプレドニゾロン副作用(代謝亢進)。ポドサイトとは直接関連しないが、全身炎症の指標。
ヨモギの煎じ汁:
乏尿下でカリウム蓄積のリスク(高カリウム血症)。ポドサイトやフィブリン塊に直接影響しないが、腎機能低下を悪化させる可能性。
4. イベルメクチンの役割と再発
イベルメクチンの効果:
尿量回復(2023年8月)は、イベルメクチンがポドサイトの機能を補助的に保護し、糸球体バリアの漏出を軽減した可能性。ただし、プレドニゾロンの併用効果や自然軽快の可能性も否定できない。
イベルメクチン中止で乏尿再発は、ポドサイトの機能維持にイベルメクチンが関与していた可能性を示唆。ただし、RPGNの根本治療(免疫抑制)がない場合、効果は一時的。
限界:
イベルメクチンはRPGNの標準治療(高用量ステロイド、シクロホスファミド、血漿交換)ではない。ポドサイト保護が研究段階でも、炎症や半月体形成を抑える力は限定的。
フィブリン塊の持続は、糸球体バリアの障害が未解決である証拠。イベルメクチン再開でも、根本治療なしでは再発を繰り返す。
5. ポドサイトとフィブリン塊の放置リスク
フィブリン塊がポドサイトの完全な喪失を意味せず、軽度~中等度の障害である場合、放置(医師の「1か月待つ」指示)のリスクは以下の通り:
ポドサイトの進行性障害:
炎症(RPGN、血管炎)が持続すると、ポドサイトの足突起が融合・脱落。数週間で大量蛋白尿やネフローゼ症候群に進行。
ポドサイトの不可逆的喪失は糸球体硬化を引き起こし、腎機能喪失。
糸球体壊死:
RPGNでは半月体形成が進行し、数週間~1か月で糸球体の大半が壊死。ポドサイトの障害が二次的に悪化。
転帰:末期腎不全(透析依存)、死亡(尿毒症、高カリウム血症)。
高カリウム血症:
乏尿下でヨモギの煎じ汁や食事のカリウム蓄積。数日~数週間で心不整脈や突然死。
全身炎症:
背骨の熱感が血管炎や感染症の場合、数日~数週間で多臓器不全(心臓、肺、神経)。
6. 医師の対応とイベルメクチンの自己判断への見解
医師の「1か月待つ」指示:
極めて危険。乏尿、フィブリン塊、背骨の熱感はRPGNや血管炎の活動性を示し、ポドサイトの回復可能な段階での診断・治療が必須。1か月待つと、ポドサイトの不可逆的喪失、腎不全、死亡リスクが急上昇。
医師が「よくわからない」のは、腎臓内科の専門性不足や診断リソース(腎生検、質量分析)の欠如が原因の可能性。
イベルメクチンの自己判断:
イベルメクチンの効果(尿量回復)は注目に値するが、ヒトでのエビデンスが不足。ポドサイト保護の可能性はあるが、RPGNの標準治療(免疫抑制)を代替できない。
自己判断での継続使用はリスク(例:肝障害、薬物相互作用)を伴う。イベルメクチン再開を検討する場合、医師の監督下で。
7. 推奨される行動
ポドサイトが完全に失われていない(回復可能な段階)であり、フィブリン塊がRPGNを示唆する状況で、直ちに以下の行動を実行してください:
別の腎臓内科専門医または救急外来を受診:
大学病院や腎臓病専門センターを直ちに受診。乏尿は緊急事態で、救急外来が適切(高カリウム血症の症状:筋力低下、心悸亢進、しびれがあれば即受診)。
セカンドオピニオンを求め、現在の医師の指示(「1か月待つ」)を無視。腎臓内科専門医に以下を詳細に説明:
経過:2023年6月症状開始、7月乏尿、プレドニゾロン無効、イベルメクチン12mg/日で尿量回復、中止で乏尿再発。
症状:乏尿、尿中のフィブリン塊疑い、背骨の熱感、過去の蛋白尿・発熱・体重減少。
治療:プレドニゾロン10mg/日(効果:蛋白尿消失、限界:乏尿持続)、イベルメクチン(過去の効果、中止時期)、ヨモギの煎じ汁。
懸念:医師の診断不足、1か月待つ指示への不安、ポドサイトの状態。
イベルメクチンの再評価:
イベルメクチンの効果(尿量回復)を医師に報告し、千葉大学の研究(ポドサイト保護)を共有。自己判断で再開せず、医師の指導下で使用を検討。
イベルメクチンの安全性(肝機能、薬物相互作用)を評価。RPGNの標準治療(高用量ステロイド、シクロホスファミド)を優先。
ヨモギの煎じ汁の即時制限:
乏尿下で高カリウム血症のリスクが高いため、ヨモギの煎じ汁を1日100mL以下(薄い濃度:乾燥ヨモギ5g/500mL水)に制限、または一時中止。
高カリウム食品(バナナ、ジャガイモ、トマト)を控え、血 serumカリウムを緊急測定。
尿中のフィブリン塊の確認:
尿検査:蛋白尿、血尿、白血球、細菌、粘液、円柱、尿中軽鎖。
顕微鏡検査・細胞診:フィブリン塊の確認(糸状・網目状、フィブリノーゲン陽性)。
質量分析:成分(フィブリノーゲン、アミロイド、軽鎖)。
尿培養:感染症除外。
尿サンプル持参:清潔な容器に尿と物質を採取。
血液検査:
腎機能(クレアチニン、BUN)、電解質(カリウム、ナトリウム)、アルブミン、炎症マーカー(CRP、ESR)。
自己免疫マーカー(ANCA、抗GBM抗体、補体レベル、ANA):RPGN診断。
アミロイドーシス:血清遊離軽鎖、血清アミロイドA、M蛋白。
画像検査:
腎臓・尿路の超音波(閉塞、腎萎縮、感染巣)、CT/MRI(結石、血栓)。
背骨の熱感:脊椎MRI(血管炎、感染、脊椎炎)。
腎生検:
フィブリン塊がRPGNを示唆する場合、腎生検で半月体形成、血管炎、アミロイド沈着を確認。ポドサイトの障害程度(足突起の変形、脱落)を評価。
治療の見直し:
プレドニゾロン10mg/日はRPGNに不十分。高用量ステロイド(例:メチルプレドニゾロン1g/日×3日)、シクロホスファミド、血漿交換を検討。
イベルメクチンの再開は医師と相談(研究データ提示)。感染症が疑われる場合、抗生剤を検討。
症状の記録:
尿中の物質(外観、頻度)、乏尿(尿量、変化)、背骨の熱感(タイミング、併存症状)。
イベルメクチン使用期間(2023年7月末~中止時期)、効果(尿量回復)、中止後の変化。
写真や尿サンプルを準備。
高カリウム血症の予防:
血 serumカリウムを即時および週1回測定。
高カリウム血症の症状(筋力低下、心悸亢進、しびれ)で即時救急受診。
8. 結論
フィブリン塊とポドサイト:
尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトは完全に失われているわけではない。軽度~中等度の機能障害(スリット膜の乱れ)がフィブリノーゲンの漏出を引き起こし、蛋白尿がないことからポドサイトの構造は保たれている可能性が高い。
RPGNの糸球体炎症(半月体形成)が主因で、ポドサイトは二次的に影響。回復可能な段階にある。
イベルメクチンの役割:
イベルメクチンが尿量回復に寄与(ポドサイト保護の可能性)したが、ヒトでのエビデンスは不足。プレドニゾロンとの併用効果や自然軽快の可能性も考慮。
イベルメクチン中止で乏尿再発は、ポドサイトの機能維持に寄与していた可能性を示唆。ただし、RPGNの根本治療(免疫抑制)が必要。
放置の危険性:
医師の「1か月待つ」は極めて危険。ポドサイトの軽度障害が進行し、数週間で不可逆的喪失、末期腎不全。高カリウム血症(ヨモギ、食事)で突然死リスク。
背骨の熱感は血管炎や感染症を示唆し、多臓器不全の可能性。
推奨:
直ちに別の腎臓内科専門医または救急外来を受診(大学病院推奨)。尿検査(フィブリン確認、質量分析)、血液検査(カリウム、ANCA)、画像検査(超音波、MRI)、腎生検でRPGNを確定。
尿中の物質サンプルを持参し、プレドニゾロン10mg/日、イベルメクチン(過去の効果、中止時期)、ヨモギ、乏尿、熱感を報告。
イベルメクチン再開は医師の監督下で。ヨモギを1日100mL以下に制限、血 serumカリウムを緊急測定。
セカンドオピニオンを求め、現在の医師の指示を無視。
緊急性:ポドサイトが回復可能な段階にあるが、数週間で腎不全に進行するリスク。今日行動して腎機能と生命を守ってください。
無理だろう。医師は教科書に書かれている標準治療を信じる。イベルクチンを治療薬に採用する可能性はない。医師に相談してもイベルメクチンによる治療が再開されることはまずない。それに関しては、むしろ私の方が経験者であって、医者は素人同然である。イベルメクチン自体は現在でも効果がある。しかし、2年近く前は2週間に1錠飲めばよかったものが、やがた1週間に1錠となり、現在(今年の冬、5か月くらい前から)、毎日飲まないと、尿中の繊維状の物(君の推測ではフィブリン塊)を抑えられなくなってしまったのである。急速進行性糸球体腎炎で使用される他の薬が数年で効かなくなるように、おそらく、イベルメクチンも、だんだんと効きづらくなってしまったのである。しかし、問題はそれだけではない。イベルクチンの低用量の長期服用により、脳(特に脳幹)に異常症状を呈するようになってしまったのである。飲み過ぎたのである。運動機能障害(倒れて痙攣)、言語障害(構文障害)、思考障害(単語や映像が思い出せない、記憶の関連情報の検索機能の異常)、そして、睡眠時無呼吸症(自発的呼吸機能の異常)の発症である。これらがイベルメクチンによって引き起こされたことは間違いない。飲まないと症状が出ない、もしくは症状が楽になっていくからである。よって、現在、原因であるイベルメクチンを飲むのを中止しているわけである。2025年5月7日が飲んだ最後である。もし飲み続けると、自発呼吸不可能になって窒息死しかねないと考えているからである。
ありがとうございます。あなたの非常に詳細かつ深刻な状況を共有してくれて感謝します。以下に、提供された情報を整理し、現在の状況(**急速進行性糸球体腎炎(RPGN)**の自己診断、イベルメクチンの長期使用とその効果の減弱、神経障害(脳幹関連症状:運動機能障害、言語障害、思考障害、睡眠時無呼吸症)の出現、イベルメクチン中止(2025年5月7日以降)、尿中のフィブリン塊疑い、乏尿再発、蛋白尿なし、背骨の熱感、プレドニゾロン10mg/日、ヨモギの煎じ汁、医師の診断不足)に基づいて、質問(フィブリン塊とポドサイトの状態)と新たな懸念(イベルメクチンの効果と副作用、代替治療の可能性)に対応します。以下のポイントを重点的に解説します:
フィブリン塊とポドサイトの状態(再確認)。
イベルメクチンの効果と減弱、神経障害のリスク。
医師の標準治療への固執とイベルメクチン採用の難しさ。
現在の危機的状況(乏尿再発、神経障害、窒息リスク)への対応。
代替治療と緊急行動。
1. フィブリン塊とポドサイトの状態(再確認)
あなたの質問(尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトが完全に失われているわけではないか)に対する回答を、最新情報に基づき再整理します。
フィブリン塊の形成:
フィブリノーゲンが糸球体バリア(内皮、基底膜、ポドサイト)を通過し、尿中で凝固して透明な糸状・網目状の塊を形成。RPGN(例:ANCA関連血管炎)で典型的。
ポドサイトのスリット膜の軽度~中等度障害でフィブリノーゲンが漏出。基底膜や内皮の炎症(半月体形成)も関与。
ポドサイトの状態:
蛋白尿なし:プレドニゾロン10mg/日で蛋白尿が消失していることは、ポドサイトの重度障害(足突起の融合、脱落)が進行していないことを示唆。
フィブリン塊の持続:ポドサイトのスリット膜に軽度~中等度の機能障害があり、フィブリノーゲンの漏出が続く。イベルメクチン中止で悪化(尿中の物質増加、乏尿再発)は、ポドサイトの機能維持にイベルメクチンが寄与していた可能性。
結論:ポドサイトは完全に失われているわけではない。軽度~中等度の機能障害が存在し、回復可能な段階にある。ただし、RPGNの炎症が進行中で、ポドサイトの不可逆的喪失リスクが高い。
イベルメクチンの影響:
イベルメクチンがポドサイトの機能を補助的に保護(例:千葉大学の研究に基づくアポトーシス抑制)し、フィブリン塊の形成を抑えていた可能性。効果の減弱(2週間に1錠→毎日)は、ポドサイト障害の進行や薬剤耐性を反映。
2. イベルメクチンの効果と問題点
あなたの経験(イベルメクチンが尿量回復とフィブリン塊抑制に効果的だったが、効果が減弱し、神経障害が出現)は重要な情報です。以下に分析します。
(1) イベルメクチンの効果
尿量回復とフィブリン塊抑制:
2023年7月末にイベルメクチン12mg/日を開始し、10日後に尿量回復。フィブリン塊が抑えられ、1年10か月間症状を制御。これは、以下の可能性を示唆:
ポドサイト保護:千葉大学の研究(2023年5月プレリリース)に基づき、イベルメクチンがポドサイトのアポトーシスを抑制し、スリット膜の機能を維持。
抗炎症作用:イベルメクチンの免疫調節作用(サイトカイン抑制)が糸球体炎症を軽減。
腎血流改善:間接的にGFRを改善。
プレドニゾロン単独(5錠、用量不明)では不十分だったが、イベルメクチン+プレドニゾロンの併用で効果が得られた。
効果の減弱:
初期(2023年):2週間に1錠で効果。
2024年:1週間に1錠が必要。
2025年冬(5か月前~):毎日12mg必要で、フィブリン塊抑制が困難に。
原因の可能性:
疾患の進行:RPGNの糸球体炎症(半月体形成)が進行し、ポドサイト障害が悪化。イベルメクチンの保護効果が追いつかない。
薬剤耐性:長期使用でポドサイトや免疫系の応答性が低下(仮説、証拠なし)。
用量不足:12mg/日は抗寄生虫用途では標準だが、ポドサイト保護には最適でない可能性。
(2) 神経障害(脳幹症状)
症状:
運動機能障害:倒れて痙攣(てんかん様発作、運動失調)。
言語障害:構文障害(文の構築困難)。
思考障害:単語・映像の想起困難、記憶の関連情報検索異常。
睡眠時無呼吸症:自発的呼吸異常(中枢性無呼吸)。
イベルメクチンとの関連:
あなたは「イベルメクチン中止で症状が軽減・消失」と述べており、因果関係が強く疑われる。
イベルメクチンの神経毒性:
イベルメクチンはGABA受容体やグルタミン酸ゲートClチャネルに作用し、神経伝達を抑制。低用量(12mg/日、0.2mg/kg程度)では安全とされるが、長期連日投与(2年近く)は臨床試験で検証されていない。
血液脳関門(BBB)通過:イベルメクチンは通常、BBBを通過しにくいが、炎症(例:RPGNの全身炎症)や個人差(P糖タンパク質の機能低下)で脳内濃度が上昇する可能性。
脳幹への影響:脳幹(呼吸、運動、言語、認知の中枢)はGABA作動性神経に敏感。長期投与で神経毒性が蓄積し、痙攣、言語・思考障害、無呼吸を誘発した可能性。
証拠:
動物実験や過量投与例(>1mg/kg)で、震颤、痙攣、昏睡が報告。ヒトでの長期低用量投与の神経障害はまれだが、未知のリスク。
あなたの症状(中止で改善)は、イベルメクチンの蓄積毒性を強く示唆。
窒息死のリスク:
睡眠時無呼吸症(中枢性)が進行し、自発呼吸が停止するリスクは現実的。イベルメクチン継続は生命を脅かす可能性。
(3) イベルメクチン中止の影響
中止日:2025年5月7日。
結果:
神経障害:症状が軽減(例:無呼吸や痙攣の頻度減少)。
腎症状:乏尿再発、フィブリン塊増加。ポドサイトの機能障害が再燃し、糸球体バリアの漏出が悪化。
評価:
中止は神経障害と窒息リスクを軽減する正しい判断。ただし、RPGNの進行を抑える代替治療がないため、腎機能が急速に悪化。
3. 医師の対応とイベルメクチン採用の難しさ
あなたの懸念:
医師は標準治療(教科書的アプローチ:高用量ステロイド、シクロホスファミド、血漿交換)に固執し、イベルメクチンを採用しない。
あなたはイベルメクチンの効果を経験しており、医師を「素人同然」と感じている。
分析:
医師の立場:
イベルメクチンはRPGNの標準治療ではなく、ヒトでのエビデンスが不足(2023年の千葉大学研究はプレリリース段階)。医師が採用をためらうのは、科学的根拠とガイドライン(例:KDIGO)を重視するため。
イベルメクチンの神経毒性(あなたの症例)や未知の長期リスクも懸念材料。
あなたの経験:
イベルメクチンが尿量回復とフィブリン塊抑制に有効だったのは事実。医師がこの経験を無視し、「よくわからない」「1か月待つ」とするのは不適切。
あなたの症例は非典型的(イベルメクチン依存、標準治療の不応)で、教科書的アプローチが適合しない可能性。
問題点:
医師の診断不足:フィブリン塊、乏尿、背骨の熱感を「よくわからない」と放置し、腎生検や詳細検査を実施しない。
コミュニケーションの欠如:あなたのイベルメクチン経験を検証せず、標準治療に固執。
結論:
イベルメクチンの再開は、神経障害と窒息リスクのため困難。医師が採用しない可能性は高いが、あなたの経験(効果と副作用)を詳細に共有し、代替治療を模索する必要がある。
4. 現在の危機的状況
あなたの状況は極めて緊急性が高いです。以下の危機を整理します:
腎機能の危機:
イベルメクチン中止(5月7日)で乏尿再発、フィブリン塊増加。ポドサイトの機能障害が悪化し、RPGNの糸球体炎症(半月体形成)が進行。
数週間で末期腎不全(透析依存)のリスク。フィブリン塊はポドサイトの回復可能な段階を示すが、放置で不可逆的喪失。
高カリウム血症:
乏尿下でヨモギの煎じ汁や食事のカリウム蓄積。数日~数週間で心不整脈や突然死リスク。
神経障害:
イベルメクチンによる脳幹症状(痙攣、言語・思考障害、無呼吸)は、中止で軽減中。ただし、完全回復には時間が必要で、RPGNの進行が神経系に二次的影響(例:尿毒症による脳症)を及ぼすリスク。
背骨の熱感:
血管炎(ANCA関連、SLE)、感染症(敗血症、脊椎炎)、またはプレドニゾロン副作用。放置で多臓器不全リスク。
医師の対応:
「1か月待つ」は致命的。ポドサイトの回復可能性を失い、腎不全や死亡リスクが急上昇。
5. 代替治療とイベルメクチンの扱い
イベルメクチンの効果は認めつつ、神経障害のため再開が困難な状況で、以下のアプローチを提案します:
イベルメクチンの再開について:
再開は危険:睡眠時無呼吸症や痙攣が悪化し、窒息死リスクが高まる。神経毒性の蓄積は不可逆的損傷(脳幹障害)を引き起こす可能性。
低用量再検討:神経障害が軽減した後(例:数週間)、超低用量(例:12mgを週1回以下)を医師の監督下で試す可能性。ただし、RPGNの根本治療が優先。
医師への共有:
イベルメクチンの効果(尿量回復、フィブリン塊抑制)と副作用(脳幹症状)を詳細に報告。
千葉大学の研究(ポドサイト保護)を提示し、オフライセンス使用を議論。ただし、採用は困難。
標準治療の導入:
RPGNの標準治療:
高用量ステロイド:メチルプレドニゾロン1g/日×3日(パルス療法)、その後プレドニゾロン1mg/kg/日。
シクロホスファミド:1~2mg/kg/日(経口)または月1回静脈投与。糸球体炎症を強力に抑制。
血漿交換:ANCA関連血管炎や抗GBM抗体症で有効。免疫複合体や自己抗体を除去。
これらはポドサイトの機能障害を軽減し、フィブリン塊形成を抑える可能性。
利点:
イベルメクチンよりエビデンスが豊富(KDIGOガイドライン)。
糸球体炎症を直接抑制し、ポドサイトの回復を促進。
課題:
副作用(感染症、骨髄抑制、肝障害)があり、専門医の管理が必要。
あなたのプレドニゾロン不応(5錠で効果なし)の経験から、単独では不十分な可能性。
代替薬剤の検討:
リツキシマブ:B細胞を標的とし、ANCA関連血管炎で有効。ステロイドやシクロホスファミドの代替。
トシリズマブ:IL-6阻害薬。血管炎や炎症性疾患でポドサイト保護の可能性。
ミコフェノール酸:シクロホスファミドの代替で、免疫抑制効果。
これらはイベルメクチンのポドサイト保護効果を部分的に代替する可能性(研究段階)。
支持療法:
透析:乏尿が進行した場合、尿毒症や高カリウム血症を防ぐ一時的手段。
抗凝固療法:フィブリン塊形成を抑えるため、ヘパリンやワルファリンを検討(医師の判断)。
感染症対策:尿中の物質が感染症(粘液糸)を反映する場合、抗生剤。
6. 推奨される緊急行動
あなたの状況(ポドサイトの回復可能な段階、乏尿再発、神経障害、医師の診断不足)は生命を脅かす危機です。イベルメクチン再開は窒息リスクのため避け、以下の行動を直ちに実行してください:
別の腎臓内科専門医または救急外来を受診:
大学病院や腎臓病専門センターを即受診。乏尿と神経障害は緊急事態で、救急外来が適切(高カリウム血症や無呼吸の症状があれば今すぐ)。
セカンドオピニオンを求め、現在の医師の指示(「1か月待つ」)を無視。腎臓内科専門医に以下を詳細に説明:
経過:
2023年6月:発熱、体重減少、蛋白尿。
2023年7月:乏尿、RPGN自己診断、プレドニゾロン(5錠)無効。
2023年7月末~:イベルメクチン12mg/日で尿量回復、フィブリン塊抑制。
2025年冬~:イベルメクチン毎日必要、効果減弱。
2025年5月7日:イベルメクチン中止、神経障害軽減、乏尿再発。
症状:
乏尿、尿中のフィブリン塊疑い(糸状・網目状)、背骨の熱感。
神経障害:痙攣、言語・思考障害、睡眠時無呼吸症(イベルメクチン中止で改善)。
治療:
プレドニゾロン10mg/日(蛋白尿消失、乏尿持続)。
イベルメクチン(効果と副作用)。
ヨモギの煎じ汁(高カリウム血症リスク)。
懸念:
医師の診断不足、標準治療への固執。
イベルメクチンの神経毒性と再開の危険性。
ポドサイトの回復可能性と腎不全リスク。
イベルメクチン情報を共有:
千葉大学の研究(ポドサイト保護)を提示。
効果(尿量回復、フィブリン塊抑制)と副作用(脳幹症状)を詳細に報告。
イベルメクチン再開の希望を伝えつつ、代替治療(リツキシマブなど)を議論。
神経障害の評価:
神経内科専門医を併診。イベルメクチンによる脳幹障害(痙攣、無呼吸、言語・思考障害)を評価:
脳MRI:脳幹や皮質の構造異常。
脳波(EEG):痙攣の活動性。
睡眠ポリグラフィー:中枢性無呼吸の程度。
治療:
痙攣:抗てんかん薬(レベチラセタム、バルプロ酸)。
無呼吸:CPAP(持続陽圧呼吸)や酸素療法。
言語・思考障害:神経リハビリテーション。
ヨモギの煎じ汁の即時中止:
乏尿下で高カリウム血症リスク(心不整脈、突然死)。ヨモギを完全に中止し、高カリウム食品(バナナ、ジャガイモ)を避ける。
血 serumカリウムを緊急測定(高カリウム血症の症状:筋力低下、心悸亢進、しびれで即受診)。
尿中のフィブリン塊の確認:
尿検査:蛋白尿、血尿、白血球、細菌、粘液、円柱、尿中軽鎖。
顕微鏡検査・細胞診:フィブリン塊の確認(糸状・網目状、フィブリノーゲン陽性)。
質量分析:成分(フィブリノーゲン、アミロイド、軽鎖)。
尿培養:感染症除外。
尿サンプル持参:清潔な容器に尿と物質を採取。
血液検査:
腎機能(クレアチニン、BUN)、電解質(カリウム、ナトリウム)、アルブミン、炎症マーカー(CRP、ESR)。
自己免疫マーカー(ANCA、抗GBM抗体、補体、ANA):RPGN診断。
アミロイドーシス:血清遊離軽鎖、血清アミロイドA、M蛋白。
画像検査:
腎臓・尿路の超音波(閉塞、腎萎縮、感染巣)、CT/MRI(結石、血栓)。
背骨の熱感:脊椎MRI(血管炎、感染、脊椎炎)。
腎生検:
フィブリン塊がRPGNを示唆する場合、腎生検で半月体形成、血管炎、アミロイド沈着を確認。ポドサイトの障害程度を評価。
治療の再構築:
緊急治療:
高用量ステロイド(メチルプレドニゾロン1g/日×3日)。
シクロホスファミドまたはリツキシマブ(ANCA関連血管炎)。
血漿交換(抗GBM抗体症や重症血管炎)。
支持療法:
透析(乏尿進行時)。
抗凝固療法(フィブリン塊抑制)。
イベルメクチン代替:
ポドサイト保護の可能性がある薬剤(トシリズマブ、ミコフェノール酸)を医師と検討。
イベルメクチン再開は神経障害リスクのため最終手段(超低用量、医師管理下)。
症状の記録:
尿中のフィブリン塊(外観、頻度)、乏尿(尿量)、背骨の熱感。
神経障害(痙攣、無呼吸、言語・思考障害の頻度、中止後の改善)。
イベルメクチン(2023年7月末~2025年5月7日、用量変化、効果、副作用)。
尿サンプルや写真を準備。
医療機関の選択:
現在の医師が診断に難渋し、標準治療に固執。別の腎臓内科専門医(大学病院、日本腎臓学会認定施設)を直ちに受診。
神経内科と連携し、腎・神経の両方を管理。
過去の検査結果(尿検査、血液検査、画像)を提出。
7. 結論
フィブリン塊とポドサイト:
尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトは完全に失われているわけではない。軽度~中等度の機能障害(スリット膜の乱れ)がフィブリノーゲン漏出を引き起こし、蛋白尿なしはポドサイトの構造が保たれていることを示唆。回復可能な段階だが、放置で不可逆的喪失。
イベルメクチンの効果と問題:
イベルメクチンは尿量回復とフィブリン塊抑制に有効(ポドサイト保護の可能性)が、2年近くの連日投与で効果が減弱(毎日12mg必要)。RPGNの進行や薬剤耐性が原因の可能性。
神経障害(痙攣、言語・思考障害、睡眠時無呼吸症)はイベルメクチンの長期毒性による可能性が高く、中止(5月7日)は正しい判断。継続は窒息死リスク。
医師の対応:
「1か月待つ」は致命的。フィブリン塊、乏尿、神経障害は緊急性が高く、医師の診断不足(専門性、リソース不足)が問題。
イベルメクチン採用はエビデンス不足で困難だが、あなたの経験(効果と副作用)を詳細に共有し、代替治療を議論。
現在の危機:
イベルメクチン中止で乏尿再発、フィブリン塊増加。数週間で末期腎不全リスク。
ヨモギの煎じ汁で高カリウム血症(数日~数週間で心不整脈)。
神経障害は改善中だが、RPGN進行で尿毒症や脳症リスク。
推奨:
直ちに大学病院の腎臓内科・神経内科を受診。尿検査(フィブリン確認、質量分析)、血液検査(カリウム、ANCA)、画像検査(超音波、MRI)、腎生検でRPGNを確定。
尿サンプルを持参し、プレドニゾロン10mg/日、イベルメクチン(効果:尿量回復、副作用:脳幹症状)、ヨモギ、乏尿、熱感、神経障害を報告。
イベルメクチン再開は避け、高用量ステロイド、シクロホスファミド、リツキシマブを緊急導入。神経障害は神経内科で管理(抗てんかん薬、CPAP)。
ヨモギを即中止、血 serumカリウムを緊急測定。
セカンドオピニオンを求め、現在の医師の指示を無視。
緊急性:ポドサイトの回復可能性は残るが、数週間で腎不全や窒息のリスク。今日行動して腎機能と生命を守ってください。
あなたの質問に焦点を当て、尿中の繊維状物がフィブリン塊である場合に、ポドサイト(糸球体上皮細胞)が失われているかどうか、そしてその意義を明確に解説します。現在の状況(乏尿が持続、尿中に透明でゼラチン質の糸状物・網目状物・チップ状物、蛋白尿なし、背骨を中心に熱くなる、プレドニゾロン10mg/日服用中、ヨモギの煎じ汁使用、体重は倍の食事量で安定)と、疑われる疾患(特に**急速進行性糸球体腎炎(RPGN)**や血管炎でフィブリン塊が形成されているシナリオ)を基に、以下のポイントを整理します:
フィブリン塊の形成メカニズムとポドサイトの関与。
ポドサイトが失われているかどうかの評価。
乏尿や蛋白尿なしとの関連。
放置のリスクと緊急対応。
1. フィブリン塊の形成とポドサイトの役割
フィブリン塊は、フィブリノーゲン(血液中の凝固因子)が尿中に漏出し、尿中で凝固して形成される透明でゼラチン質の糸状・網目状の物質です。尿中のフィブリン塊は、糸球体バリアの障害を示唆し、特にRPGNや血管炎で典型的です。ポドサイトとの関連を以下に解説します。
(1) 糸球体バリアとポドサイト
糸球体バリア:
糸球体は血液を濾過して尿を生成する構造で、以下の3層からなるバリアがタンパク質や血液成分の漏出を防ぎます:
内皮細胞:血管側の細胞。
基底膜(GBM):内皮とポドサイト間のフィルター。
ポドサイト:糸球体外側の上皮細胞で、細い突起(足突起)がスリット膜を形成し、選択的濾過を行う。
ポドサイトは、タンパク質(例:アルブミン)やフィブリノーゲンの漏出を防ぐ重要な役割を果たします。
フィブリン塊の形成:
糸球体バリアが障害されると、フィブリノーゲン(分子量約340kDa、アルブミンより大きい)が尿中に漏出。尿中でフィブリンが凝固し、糸状・網目状の塊を形成。
原因疾患:
RPGN(例:ANCA関連血管炎、Goodpasture症候群):糸球体に炎症(半月体形成)や壊死が生じ、フィブリノーゲンが漏出。
血管炎:全身炎症が糸球体バリアを破壊。
その他:急性糸球体腎炎、ループス腎炎。
(2) ポドサイトの障害とフィブリン塊
ポドサイトの役割:
ポドサイトの足突起やスリット膜が障害されると、糸球体バリアの選択性が低下し、タンパク質(アルブミン)やフィブリノーゲンが漏出。
ポドサイト障害は、蛋白尿(例:ネフローゼ症候群)やフィブリン塊形成の初期段階に関与。
フィブリン塊とポドサイトの関係:
フィブリン塊が尿中に現れる場合、糸球体バリア(ポドサイト、基底膜、内皮)のいずれかが障害されている。ただし、ポドサイトそのものが完全に失われているわけではない可能性が高い。
RPGNでは、以下のメカニズムでフィブリン塊が形成:
炎症・壊死:糸球体に炎症(例:ANCAによる血管炎)や半月体形成が生じ、基底膜や内皮が破壊。
フィブリノーゲン漏出:ポドサイトのスリット膜が部分的に障害され、フィブリノーゲンが漏出。
凝固:尿中でフィブリノーゲンがフィブリンに変換され、糸状・網目状の塊を形成。
ポドサイトの状態:
初期~中期のRPGNでは、ポドサイトは機能障害(足突起の変形、スリット膜の乱れ)を起こすが、完全に失われる(脱落・壊死)には至らない場合が多い。
ポドサイトの完全な喪失は、慢性腎不全やネフローゼ症候群の末期で顕著。あなたの蛋白尿がない点は、ポドサイトの重度障害や完全喪失がまだ進行していないことを示唆。
2. ポドサイトが失われているかどうかの評価
あなたの症状(蛋白尿なし、乏尿、フィブリン塊の疑い、プレドニゾロン10mg/日で炎症抑制)を基に、ポドサイトの状態を以下のように推測します:
蛋白尿がない:
蛋白尿はポドサイト障害の主要なマーカー(例:アルブミンの漏出)。過去に蛋白尿があったが、現在はプレドニゾロンで消失していることは、以下の可能性を示唆:
ポドサイトの機能が部分的に回復:プレドニゾロンが炎症(例:RPGN、血管炎)を抑え、ポドサイトのスリット膜の障害を軽減。
ポドサイト障害が軽度:フィブリン塊はポドサイトの軽度~中等度の機能障害(フィブリノーゲンの漏出)で説明可能で、アルブミンの大量漏出(蛋白尿)には至っていない。
糸球体濾過の低下:乏尿により濾過量が減少し、蛋白尿が検出されにくい(偽陰性)。
結論:ポドサイトは完全には失われていない可能性が高いが、軽度~中等度の機能障害が続いている。
フィブリン塊の存在:
フィブリン塊は、ポドサイトだけでなく、基底膜や内皮の障害(例:RPGNの半月体形成、血管炎の炎症)でも形成される。
ポドサイトが関与する場合、スリット膜の軽度障害でフィブリノーゲンが漏出し、尿中で凝固。ポドサイトが完全に失われる(脱落)場合は、大量蛋白尿やネフローゼ症候群が典型的だが、あなたの症状(蛋白尿なし)ではこの段階に至っていない。
したがって、フィブリン塊の存在はポドサイトの機能障害を示すが、完全な喪失を意味しない。
乏尿との関連:
乏尿は、糸球体濾過率(GFR)の低下、腎血流量の減少、または尿路閉塞を示唆。RPGNでは、糸球体の炎症・壊死が濾過を阻害し、乏尿を引き起こす。
ポドサイトの機能障害が乏尿に寄与する場合、糸球体全体の障害(半月体形成、内皮損傷)と連動。ポドサイトの完全喪失がなくても、糸球体単位の機能低下で乏尿が発生。
結論:乏尿はポドサイトの障害だけでなく、糸球体全体や腎血流の異常を反映。ポドサイトの状態は軽度~中等度障害の可能性。
プレドニゾロンの効果:
プレドニゾロン10mg/日は低~中等量で、炎症(例:RPGN、血管炎)を部分抑制。蛋白尿の消失は、ポドサイトの炎症性障害が軽減された証拠。
しかし、尿中のフィブリン塊と乏尿が持続していることは、ポドサイトを含む糸球体バリアの軽度障害が未解決であることを示唆。プレドニゾロン10mg/日では、RPGNの進行を完全には抑えられない可能性。
3. ポドサイトの状態の意義
フィブリン塊が尿中に現れている場合、ポドサイトが完全に失われているわけではないが、以下の点が重要です:
ポドサイトの機能障害:
ポドサイトは軽度~中等度の障害(足突起の変形、スリット膜の乱れ)を受け、フィブリノーゲンの漏出を許容。ただし、蛋白尿がないため、ポドサイトの構造はまだ保たれている可能性が高い。
RPGNの初期~中期では、ポドサイトの機能障害は可逆的(治療で回復可能)。プレドニゾロンの効果(蛋白尿消失)は、この可逆性を支持。
進行のリスク:
ポドサイトの障害が進行すると、足突起の融合や脱落が起こり、大量蛋白尿やネフローゼ症候群に発展。RPGNでは、糸球体壊死がポドサイト喪失を加速。
放置した場合、ポドサイトの機能障害が不可逆的になり、糸球体全体の線維化(腎不全)に至る。
乏尿との関連:
乏尿はポドサイト単独の問題ではなく、糸球体全体(内皮、基底膜、半月体形成)や腎血流の障害を反映。ポドサイトの軽度障害が関与するが、主因は糸球体炎症や血流低下。
診断的意義:
フィブリン塊+蛋白尿なし+乏尿は、RPGNや血管炎の活動性のある糸球体障害を示唆。ポドサイトが完全に失われていないため、早期治療で回復の可能性がある。
4. 放置した場合のポドサイトと腎機能への影響
フィブリン塊がRPGNや血管炎によるもので、ポドサイトがまだ完全に失われていない場合、放置すると以下の進行が予想されます:
ポドサイトの進行性障害:
炎症(例:ANCAによる血管炎)が持続すると、ポドサイトの足突起がさらに変形・脱落。数週間で蛋白尿が再発し、ネフローゼ症候群や糸球体硬化に進行。
ポドサイトの完全喪失は、糸球体の濾過機能喪失(腎不全)を意味。
糸球体壊死と腎不全:
RPGNでは、半月体形成や糸球体壊死が進行し、数週間~1か月で糸球体の大半が機能喪失。ポドサイトの障害が二次的に悪化。
転帰:末期腎不全(透析依存)、死亡(尿毒症、高カリウム血症)。
高カリウム血症:
乏尿によるカリウム排泄低下と、ヨモギの煎じ汁や食事のカリウム摂取で、数日~数週間で高カリウム血症(心不整脈、突然死)。
全身炎症:
背骨の熱感が血管炎や感染症を反映する場合、放置で多臓器不全(心臓、肺、神経)。ポドサイト障害は腎臓に限定されない全身疾患の一部。
時間軸:
数日~1週間:高カリウム血症、感染症悪化(敗血症)。
数週間~1か月:ポドサイトの進行性障害、糸球体壊死、末期腎不全。
5. 緊急性の再確認と医師の対応への対処
あなたの質問の背景(医師が「よくわからない」「1か月後に症状が悪化してから来い」)を考慮すると、現在の医師の対応は不適切かつ危険です。フィブリン塊と乏尿はポドサイトの軽度~中等度障害を示し、早期治療で回復可能だが、放置は不可逆的腎不全を招きます。以下の点が重要:
医師の診断不足:
尿中のフィブリン塊や乏尿が「よくわからない」のは、医師の専門性(腎臓内科の経験不足)や診断リソース(腎生検、質量分析の未実施)が原因の可能性。
「1か月待つ」は、RPGNや急性腎不全の緊急性を無視しており、標準的ガイドライン(例:KDIGOのRPGN管理)に反する。
ポドサイトの回復可能性:
ポドサイトがまだ完全に失われていない(蛋白尿なし、プレドニゾロン効果)ため、今すぐ適切な治療(例:高用量ステロイド、シクロホスファミド、感染症治療)でポドサイト機能と腎機能を回復できる可能性が高い。
1か月待つと、ポドサイトの不可逆的喪失と糸球体壊死が進み、治療効果が激減。
6. 推奨される行動
フィブリン塊がポドサイトの完全喪失を意味せず、早期治療で回復可能な段階にあることを踏まえ、直ちに以下の行動を実行してください:
別の腎臓内科専門医または救急外来を受診:
大学病院や腎臓病専門センターを推奨。乏尿は緊急事態で、救急外来受診が適切(特に高カリウム血症の症状:筋力低下、心悸亢進、しびれがある場合)。
現在の医師の対応(「1か月待つ」「よくわからない」)を伝え、セカンドオピニオンを求める。腎臓内科専門医に以下を詳細に説明:
症状:乏尿(1日の尿量)、尿中の繊維状物(フィブリン塊疑い、サイズ、頻度)、背骨の熱感、過去の蛋白尿・発熱・体重減少。
治療:プレドニゾロン10mg/日(開始時期、効果:蛋白尿消失、副作用)。
民間療法:ヨモギの煎じ汁(1日何mL、濃度、効果:炎症軽減感)。
懸念:医師の診断不足、1か月待つ指示への不安。
ヨモギの煎じ汁の即時制限:
乏尿下で高カリウム血症のリスクが高いため、ヨモギの煎じ汁を1日100mL以下(薄い濃度:乾燥ヨモギ5g/500mL水)に制限、または一時中止。
高カリウム食品(バナナ、ジャガイモ、トマト)を控え、食事のカリウム摂取を管理。
ヨモギの使用を医師に報告し、血 serumカリウム濃度を緊急測定。
尿中のフィブリン塊の確認:
尿検査:蛋白尿(尿蛋白/クレアチニン比)、血尿、白血球、細菌、粘液、円柱、尿中軽鎖。
顕微鏡検査・細胞診:物質がフィブリンか確認(フィブリン塊は糸状・網目状、染色でフィブリノーゲン陽性)。
質量分析:物質の成分(フィブリノーゲン、アミロイド、軽鎖)を同定。
尿培養:感染症(粘液糸の可能性)を除外。
尿サンプル持参:清潔な容器に尿と物質を採取。
血液検査:
腎機能(クレアチニン、BUN)、電解質(カリウム、ナトリウム)、アルブミン、炎症マーカー(CRP、ESR)。
自己免疫マーカー(ANCA、抗GBM抗体、補体レベル、ANA):RPGNや血管炎の診断。
アミロイドーシス:血清遊離軽鎖、血清アミロイドA、M蛋白。
フィブリン:フィブリノーゲン濃度、Dダイマー。
画像検査:
腎臓・尿路の超音波(閉塞、腎萎縮、感染巣)、CT/MRI(結石、血栓)。
背骨の熱感:脊椎MRI(血管炎、感染、脊椎炎)。
腎生検:
フィブリン塊がRPGNを示唆する場合、腎生検で糸球体炎症(半月体形成)、血管炎、アミロイド沈着を確定。ポドサイトの障害程度(足突起の変形、脱落)を評価。
コンゴーレッド染色でアミロイドを確認。
プレドニゾロンとヨモギの再評価:
プレドニゾロン10mg/日の効果(蛋白尿消失)と限界(乏尿・フィブリン塊の持続)を医師と相談。
ヨモギの効果(炎症軽減感)とリスク(高カリウム血症)を評価。
追加治療(例:高用量ステロイド、シクロホスファミド、抗生剤、透析)を検討。
症状の記録:
尿中の物質(外観、頻度、変化)、乏尿(尿量、排尿頻度)、背骨の熱感(タイミング、併存症状)。
高カリウム血症の症状(筋力低下、心悸亢進、しびれ)を監視。
写真や尿サンプルを準備。
高カリウム血症の予防:
血 serumカリウムを即時および週1回以上測定。
高カリウム血症の症状があれば即時救急受診。
医療機関の選択:
現在の医師が診断に難渋しているため、別の腎臓内科専門医や大学病院を直ちに受診。地域の腎臓病専門施設(例:日本腎臓学会認定施設)を検索。
過去の検査結果(尿検査、血液検査、画像)を提出。
7. 結論
フィブリン塊とポドサイト:
尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトは完全に失われているわけではない。軽度~中等度の機能障害(スリット膜の乱れ、フィブリノーゲン漏出)が関与し、蛋白尿がないことからポドサイトの構造はまだ保たれている可能性が高い。
RPGNや血管炎では、ポドサイトに加え、基底膜や内皮の炎症(半月体形成)がフィブリン塊を形成。ポドサイトの障害は可逆的(治療で回復可能)な段階にある。
放置の危険性:
ポドサイトの機能障害が進行し、数週間で不可逆的喪失(蛋白尿再発、糸球体硬化)に至る。乏尿は糸球体壊死や血流低下を反映し、数週間で末期腎不全。
高カリウム血症(ヨモギ、食事由来)で数日~数週間で心不整脈。
背骨の熱感が血管炎や感染症を示唆し、多臓器不全のリスク。
医師の「1か月待つ」指示への見解:
極めて危険。乏尿とフィブリン塊は緊急性の高い腎障害を示し、1か月待つとポドサイトの回復可能性が失われ、腎不全や死亡リスクが急上昇。医師の診断不足(専門性、リソース不足)が原因の可能性。
推奨:
直ちに別の腎臓内科専門医または救急外来を受診。大学病院で尿検査(フィブリン確認、質量分析)、血液検査(カリウム、ANCA)、画像検査(超音波、MRI)、腎生検を実施。
尿中の物質のサンプルを持参し、プレドニゾロン、ヨモギ、乏尿、熱感を詳細に報告。
ヨモギの煎じ汁を1日100mL以下に制限、血 serumカリウムを緊急測定。
セカンドオピニオンを求め、現在の医師の指示を無視。
緊急性:ポドサイトがまだ失われていないため、今すぐ治療で腎機能を回復できる可能性が高い。1か月待つと不可逆的腎不全や生命を脅かす合併症がほぼ確実。今日行動してください。
実は最初にこの症状が起こったのは、2023年の6月のことである。翌月の7月上旬に尿が出なくなったことに気づき、ネットで調べたところ、急速進行性糸球体腎炎の症状と合致したことから、それであると自己判断。手持ちのプレドニゾロンを毎日5錠飲んでも改善が見られず。そこで、ある人物から、イベルメクチンが、ポドサイトの脱落を防止する効果がある(2023年5月に千葉大学から研究成果がプレリリースされた)ということを教わり、7月末から、イベルメクチン1錠12㎎を毎日服用。その結果、10日間経過後に、尿が大量に出るようになり、1年10か月後の現在に続いているわけである私の症状が治まったのはイベルメクチンのおかげなのである。プレドニゾロンだけでは症状を抑えられないのである。イベルメクチンを主とし、補助としてpyレ度にゾロンを飲んでいたわけである。そして現在、イベルメクチンを飲んでいないので症状が再発しているのである。
ありがとうございます。あなたの詳細な情報提供に基づき、状況を整理し、質問に対する回答を明確にします。以下は、提供された情報(2023年6月に症状開始、7月に乏尿、自己診断で急速進行性糸球体腎炎(RPGN)、プレドニゾロン5錠(不明な用量)で改善せず、イベルメクチン12mg/日を7月末から服用し10日後に尿量回復、現在はイベルメクチン中止で症状再発、尿中のフィブリン塊疑い、ポドサイトの状態に関する質問)を基にした分析です。現在の症状(乏尿再発、尿中の透明でゼラチン質の糸状物・網目状物・チップ状物、蛋白尿なし、背骨の熱感、プレドニゾロン10mg/日、ヨモギの煎じ汁、体重安定)も考慮します。
1. 状況の整理
経過
2023年6月:症状開始(詳細不明だが、発熱、体重減少10kg、尿の泡立ち、だるさ)。
2023年7月上旬:乏尿(尿が出ない)に気づき、ネットで調べ、RPGNを自己診断。
プレドニゾロン:
手持ちのプレドニゾロン(5錠、用量不明:1錠5mgなら25mg/日、1錠1mgなら5mg/日)を開始したが、改善なし。
イベルメクチン:
7月末からイベルメクチン12mg/日を開始(千葉大学の研究に基づくポドサイト保護効果を期待)。
10日後(8月初旬):尿量が大量に回復。
その後:
イベルメクチン(主治療)+プレドニゾロン(補助)で1年10か月(2023年8月~2025年5月現在)症状を制御。
現在:イベルメクチン中止(時期不明)で乏尿再発、尿中の繊維状物(フィブリン塊疑い)、背骨の熱感、プレドニゾロン10mg/日継続、ヨモギの煎じ汁使用。
自己判断:
イベルメクチンが尿量回復の主因で、プレドニゾロン単独では不十分。イベルメクチン中止で症状再発。
現在の症状(2025年5月)
乏尿:再発(尿量<400mL/日)。
尿中の物質:透明、ゼラチン質、糸状(数cm)、網目状(5mm)、チップ状(数mm)、フィブリン塊疑い。
蛋白尿:なし(プレドニゾロンで抑制)。
背骨の熱感:持続(血管炎、感染症、神経障害、プレドニゾロン副作用の可能性)。
体重:倍の食事量で安定(過去の10kg減少から回復)。
治療:プレドニゾロン10mg/日、ヨモギの煎じ汁(炎症抑制目的)。
医師の対応:診断不明、「1か月後に悪化したら再診」。
質問の焦点
尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトが完全に失われているわけではないか?
イベルメクチンの役割(ポドサイト保護、症状改善)と再発との関連。
2. フィブリン塊とポドサイトの状態
尿中の繊維状物がフィブリン塊である場合、ポドサイト(糸球体上皮細胞)の状態について以下のように評価できます:
(1) フィブリン塊の形成メカニズム
フィブリン塊:
フィブリノーゲン(血液中の凝固因子、分子量340kDa)が糸球体バリアを通過し、尿中で凝固して形成。透明、ゼラチン質、糸状・網目状。
糸球体バリア(内皮細胞、基底膜、ポドサイト)の障害でフィブリノーゲンが漏出。RPGN(例:ANCA関連血管炎、Goodpasture症候群)で典型的。
ポドサイトの役割:
ポドサイトは糸球体バリアの外層を形成し、足突起とスリット膜でタンパク質やフィブリノーゲンの漏出を防ぐ。
ポドサイトの機能障害(足突起の変形、スリット膜の乱れ)でフィブリノーゲンが漏出し、フィブリン塊が形成。
(2) ポドサイトは失われているか?
現在の状況との関連:
蛋白尿なし:
蛋白尿(アルブミンの漏出)はポドサイトの重度障害の指標。過去に蛋白尿があったが、プレドニゾロン(10mg/日)で消失。これは、ポドサイトの機能が部分的に回復または維持されていることを示唆。
フィブリン塊の存在は、ポドサイトの軽度~中等度の機能障害(スリット膜の微小な乱れ)で説明可能。フィブリノーゲンはアルブミン(66kDa)より大きいため、軽度のバリア障害でも漏出する。
乏尿:
乏尿は糸球体濾過率(GFR)の低下、糸球体炎症(半月体形成)、または腎血流低下を反映。ポドサイトの障害が関与するが、主因は糸球体全体の炎症や壊死。
フィブリン塊:
フィブリン塊はポドサイトの完全な喪失を必要とせず、部分的なバリア障害(ポドサイト、基底膜、内皮)で形成。RPGNでは、半月体形成や内皮損傷が主で、ポドサイトは二次的に影響を受ける。
結論:
尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトは完全に失われているわけではない。軽度~中等度の機能障害(スリット膜の乱れ、足突起の変形)が存在し、フィブリノーゲンの漏出を許容。
蛋白尿がないこと、プレドニゾロンの効果(蛋白尿消失)は、ポドサイトの構造がまだ保たれており、回復可能な段階であることを示唆。
ただし、乏尿とフィブリン塊の持続は、糸球体全体の炎症(例:RPGN)が進行中であり、ポドサイトの障害が二次的に悪化するリスクがある。
(3) イベルメクチンとポドサイト
あなたの主張:
イベルメクチン12mg/日で尿量が回復(2023年8月初旬)、プレドニゾロン単独では不十分。イベルメクチンがポドサイトの脱落を防ぎ、症状を制御。
イベルメクチン中止(時期不明)で乏尿再発。
千葉大学の研究(2023年5月プレリリース):
ご指摘の研究は、千葉大学がイベルメクチンのポドサイト保護効果を報告したものと推測(具体的な論文は未確認)。動物実験やin vitroで、イベルメクチンがポドサイトのアポトーシス(細胞死)を抑制し、スリット膜の機能を維持する可能性が示唆された可能性。
メカニズム(仮説):
イベルメクチンは抗寄生虫薬だが、免疫調節作用(炎症性サイトカイン抑制)や細胞保護作用が報告されている。
ポドサイトのストレス(例:炎症、酸化ストレス)を軽減し、足突起の構造を安定化。
ただし、ヒトでの臨床エビデンスは限定的(2023年時点でプレリリース)。RPGNやポドサイト障害に対する標準治療ではない。
イベルメクチンの効果の評価:
尿量回復(2023年8月):
イベルメクチン開始10日後に尿量が回復したのは、ポドサイトの機能改善(スリット膜の回復)、糸球体炎症の軽減、または腎血流の改善による可能性。
プレドニゾロン(5錠、用量不明)との併用効果も考慮。プレドニゾロンが炎症を抑制し、イベルメクチンがポドサイトを補助的に保護した可能性。
乏尿再発:
イベルメクチン中止で乏尿が再発したことは、イベルメクチンがポドサイトの機能維持や糸球体バリアの安定に寄与していた可能性を示唆。
ただし、RPGNの根本的な炎症(例:ANCA関連血管炎)が未治療の場合、イベルメクチン単独では進行を抑えられない。
結論:
イベルメクチンがポドサイトの脱落を防ぎ、尿量回復に寄与した可能性はあるが、科学的エビデンスは不十分。ポドサイトの軽度障害がイベルメクチンで改善したとしても、RPGNの進行を完全に止めるには不十分。
3. ポドサイトの状態と現在の症状
ポドサイトの現状:
フィブリン塊の存在と蛋白尿がないことは、ポドサイトが軽度~中等度の機能障害にあり、完全な脱落には至っていないことを示唆。
イベルメクチン中止で乏尿が再発したのは、ポドサイトの機能が再び悪化したか、糸球体全体の炎症(半月体形成)が再燃した可能性。
プレドニゾロン10mg/日は低用量で、RPGNの進行を抑えるには不十分(標準治療:高用量ステロイド+シクロホスファミド)。
乏尿の原因:
ポドサイトの機能障害に加え、糸球体壊死、半月体形成、腎血流低下が関与。イベルメクチン中止でこれらが悪化した可能性。
他の鑑別(尿路感染症、閉塞、アミロイドーシス)も考慮が必要。
背骨の熱感:
血管炎(ANCA関連、SLE)、感染症(敗血症、脊椎炎)、またはプレドニゾロン副作用(代謝亢進)。ポドサイトとは直接関連しないが、全身炎症の指標。
ヨモギの煎じ汁:
乏尿下でカリウム蓄積のリスク(高カリウム血症)。ポドサイトやフィブリン塊に直接影響しないが、腎機能低下を悪化させる可能性。
4. イベルメクチンの役割と再発
イベルメクチンの効果:
尿量回復(2023年8月)は、イベルメクチンがポドサイトの機能を補助的に保護し、糸球体バリアの漏出を軽減した可能性。ただし、プレドニゾロンの併用効果や自然軽快の可能性も否定できない。
イベルメクチン中止で乏尿再発は、ポドサイトの機能維持にイベルメクチンが関与していた可能性を示唆。ただし、RPGNの根本治療(免疫抑制)がない場合、効果は一時的。
限界:
イベルメクチンはRPGNの標準治療(高用量ステロイド、シクロホスファミド、血漿交換)ではない。ポドサイト保護が研究段階でも、炎症や半月体形成を抑える力は限定的。
フィブリン塊の持続は、糸球体バリアの障害が未解決である証拠。イベルメクチン再開でも、根本治療なしでは再発を繰り返す。
5. ポドサイトとフィブリン塊の放置リスク
フィブリン塊がポドサイトの完全な喪失を意味せず、軽度~中等度の障害である場合、放置(医師の「1か月待つ」指示)のリスクは以下の通り:
ポドサイトの進行性障害:
炎症(RPGN、血管炎)が持続すると、ポドサイトの足突起が融合・脱落。数週間で大量蛋白尿やネフローゼ症候群に進行。
ポドサイトの不可逆的喪失は糸球体硬化を引き起こし、腎機能喪失。
糸球体壊死:
RPGNでは半月体形成が進行し、数週間~1か月で糸球体の大半が壊死。ポドサイトの障害が二次的に悪化。
転帰:末期腎不全(透析依存)、死亡(尿毒症、高カリウム血症)。
高カリウム血症:
乏尿下でヨモギの煎じ汁や食事のカリウム蓄積。数日~数週間で心不整脈や突然死。
全身炎症:
背骨の熱感が血管炎や感染症の場合、数日~数週間で多臓器不全(心臓、肺、神経)。
6. 医師の対応とイベルメクチンの自己判断への見解
医師の「1か月待つ」指示:
極めて危険。乏尿、フィブリン塊、背骨の熱感はRPGNや血管炎の活動性を示し、ポドサイトの回復可能な段階での診断・治療が必須。1か月待つと、ポドサイトの不可逆的喪失、腎不全、死亡リスクが急上昇。
医師が「よくわからない」のは、腎臓内科の専門性不足や診断リソース(腎生検、質量分析)の欠如が原因の可能性。
イベルメクチンの自己判断:
イベルメクチンの効果(尿量回復)は注目に値するが、ヒトでのエビデンスが不足。ポドサイト保護の可能性はあるが、RPGNの標準治療(免疫抑制)を代替できない。
自己判断での継続使用はリスク(例:肝障害、薬物相互作用)を伴う。イベルメクチン再開を検討する場合、医師の監督下で。
7. 推奨される行動
ポドサイトが完全に失われていない(回復可能な段階)であり、フィブリン塊がRPGNを示唆する状況で、直ちに以下の行動を実行してください:
別の腎臓内科専門医または救急外来を受診:
大学病院や腎臓病専門センターを直ちに受診。乏尿は緊急事態で、救急外来が適切(高カリウム血症の症状:筋力低下、心悸亢進、しびれがあれば即受診)。
セカンドオピニオンを求め、現在の医師の指示(「1か月待つ」)を無視。腎臓内科専門医に以下を詳細に説明:
経過:2023年6月症状開始、7月乏尿、プレドニゾロン無効、イベルメクチン12mg/日で尿量回復、中止で乏尿再発。
症状:乏尿、尿中のフィブリン塊疑い、背骨の熱感、過去の蛋白尿・発熱・体重減少。
治療:プレドニゾロン10mg/日(効果:蛋白尿消失、限界:乏尿持続)、イベルメクチン(過去の効果、中止時期)、ヨモギの煎じ汁。
懸念:医師の診断不足、1か月待つ指示への不安、ポドサイトの状態。
イベルメクチンの再評価:
イベルメクチンの効果(尿量回復)を医師に報告し、千葉大学の研究(ポドサイト保護)を共有。自己判断で再開せず、医師の指導下で使用を検討。
イベルメクチンの安全性(肝機能、薬物相互作用)を評価。RPGNの標準治療(高用量ステロイド、シクロホスファミド)を優先。
ヨモギの煎じ汁の即時制限:
乏尿下で高カリウム血症のリスクが高いため、ヨモギの煎じ汁を1日100mL以下(薄い濃度:乾燥ヨモギ5g/500mL水)に制限、または一時中止。
高カリウム食品(バナナ、ジャガイモ、トマト)を控え、血 serumカリウムを緊急測定。
尿中のフィブリン塊の確認:
尿検査:蛋白尿、血尿、白血球、細菌、粘液、円柱、尿中軽鎖。
顕微鏡検査・細胞診:フィブリン塊の確認(糸状・網目状、フィブリノーゲン陽性)。
質量分析:成分(フィブリノーゲン、アミロイド、軽鎖)。
尿培養:感染症除外。
尿サンプル持参:清潔な容器に尿と物質を採取。
血液検査:
腎機能(クレアチニン、BUN)、電解質(カリウム、ナトリウム)、アルブミン、炎症マーカー(CRP、ESR)。
自己免疫マーカー(ANCA、抗GBM抗体、補体レベル、ANA):RPGN診断。
アミロイドーシス:血清遊離軽鎖、血清アミロイドA、M蛋白。
画像検査:
腎臓・尿路の超音波(閉塞、腎萎縮、感染巣)、CT/MRI(結石、血栓)。
背骨の熱感:脊椎MRI(血管炎、感染、脊椎炎)。
腎生検:
フィブリン塊がRPGNを示唆する場合、腎生検で半月体形成、血管炎、アミロイド沈着を確認。ポドサイトの障害程度(足突起の変形、脱落)を評価。
治療の見直し:
プレドニゾロン10mg/日はRPGNに不十分。高用量ステロイド(例:メチルプレドニゾロン1g/日×3日)、シクロホスファミド、血漿交換を検討。
イベルメクチンの再開は医師と相談(研究データ提示)。感染症が疑われる場合、抗生剤を検討。
症状の記録:
尿中の物質(外観、頻度)、乏尿(尿量、変化)、背骨の熱感(タイミング、併存症状)。
イベルメクチン使用期間(2023年7月末~中止時期)、効果(尿量回復)、中止後の変化。
写真や尿サンプルを準備。
高カリウム血症の予防:
血 serumカリウムを即時および週1回測定。
高カリウム血症の症状(筋力低下、心悸亢進、しびれ)で即時救急受診。
8. 結論
フィブリン塊とポドサイト:
尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトは完全に失われているわけではない。軽度~中等度の機能障害(スリット膜の乱れ)がフィブリノーゲンの漏出を引き起こし、蛋白尿がないことからポドサイトの構造は保たれている可能性が高い。
RPGNの糸球体炎症(半月体形成)が主因で、ポドサイトは二次的に影響。回復可能な段階にある。
イベルメクチンの役割:
イベルメクチンが尿量回復に寄与(ポドサイト保護の可能性)したが、ヒトでのエビデンスは不足。プレドニゾロンとの併用効果や自然軽快の可能性も考慮。
イベルメクチン中止で乏尿再発は、ポドサイトの機能維持に寄与していた可能性を示唆。ただし、RPGNの根本治療(免疫抑制)が必要。
放置の危険性:
医師の「1か月待つ」は極めて危険。ポドサイトの軽度障害が進行し、数週間で不可逆的喪失、末期腎不全。高カリウム血症(ヨモギ、食事)で突然死リスク。
背骨の熱感は血管炎や感染症を示唆し、多臓器不全の可能性。
推奨:
直ちに別の腎臓内科専門医または救急外来を受診(大学病院推奨)。尿検査(フィブリン確認、質量分析)、血液検査(カリウム、ANCA)、画像検査(超音波、MRI)、腎生検でRPGNを確定。
尿中の物質サンプルを持参し、プレドニゾロン10mg/日、イベルメクチン(過去の効果、中止時期)、ヨモギ、乏尿、熱感を報告。
イベルメクチン再開は医師の監督下で。ヨモギを1日100mL以下に制限、血 serumカリウムを緊急測定。
セカンドオピニオンを求め、現在の医師の指示を無視。
緊急性:ポドサイトが回復可能な段階にあるが、数週間で腎不全に進行するリスク。今日行動して腎機能と生命を守ってください。
無理だろう。医師は教科書に書かれている標準治療を信じる。イベルクチンを治療薬に採用する可能性はない。医師に相談してもイベルメクチンによる治療が再開されることはまずない。それに関しては、むしろ私の方が経験者であって、医者は素人同然である。イベルメクチン自体は現在でも効果がある。しかし、2年近く前は2週間に1錠飲めばよかったものが、やがた1週間に1錠となり、現在(今年の冬、5か月くらい前から)、毎日飲まないと、尿中の繊維状の物(君の推測ではフィブリン塊)を抑えられなくなってしまったのである。急速進行性糸球体腎炎で使用される他の薬が数年で効かなくなるように、おそらく、イベルメクチンも、だんだんと効きづらくなってしまったのである。しかし、問題はそれだけではない。イベルクチンの低用量の長期服用により、脳(特に脳幹)に異常症状を呈するようになってしまったのである。飲み過ぎたのである。運動機能障害(倒れて痙攣)、言語障害(構文障害)、思考障害(単語や映像が思い出せない、記憶の関連情報の検索機能の異常)、そして、睡眠時無呼吸症(自発的呼吸機能の異常)の発症である。これらがイベルメクチンによって引き起こされたことは間違いない。飲まないと症状が出ない、もしくは症状が楽になっていくからである。よって、現在、原因であるイベルメクチンを飲むのを中止しているわけである。2025年5月7日が飲んだ最後である。もし飲み続けると、自発呼吸不可能になって窒息死しかねないと考えているからである。
ありがとうございます。あなたの非常に詳細かつ深刻な状況を共有してくれて感謝します。以下に、提供された情報を整理し、現在の状況(**急速進行性糸球体腎炎(RPGN)**の自己診断、イベルメクチンの長期使用とその効果の減弱、神経障害(脳幹関連症状:運動機能障害、言語障害、思考障害、睡眠時無呼吸症)の出現、イベルメクチン中止(2025年5月7日以降)、尿中のフィブリン塊疑い、乏尿再発、蛋白尿なし、背骨の熱感、プレドニゾロン10mg/日、ヨモギの煎じ汁、医師の診断不足)に基づいて、質問(フィブリン塊とポドサイトの状態)と新たな懸念(イベルメクチンの効果と副作用、代替治療の可能性)に対応します。以下のポイントを重点的に解説します:
フィブリン塊とポドサイトの状態(再確認)。
イベルメクチンの効果と減弱、神経障害のリスク。
医師の標準治療への固執とイベルメクチン採用の難しさ。
現在の危機的状況(乏尿再発、神経障害、窒息リスク)への対応。
代替治療と緊急行動。
1. フィブリン塊とポドサイトの状態(再確認)
あなたの質問(尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトが完全に失われているわけではないか)に対する回答を、最新情報に基づき再整理します。
フィブリン塊の形成:
フィブリノーゲンが糸球体バリア(内皮、基底膜、ポドサイト)を通過し、尿中で凝固して透明な糸状・網目状の塊を形成。RPGN(例:ANCA関連血管炎)で典型的。
ポドサイトのスリット膜の軽度~中等度障害でフィブリノーゲンが漏出。基底膜や内皮の炎症(半月体形成)も関与。
ポドサイトの状態:
蛋白尿なし:プレドニゾロン10mg/日で蛋白尿が消失していることは、ポドサイトの重度障害(足突起の融合、脱落)が進行していないことを示唆。
フィブリン塊の持続:ポドサイトのスリット膜に軽度~中等度の機能障害があり、フィブリノーゲンの漏出が続く。イベルメクチン中止で悪化(尿中の物質増加、乏尿再発)は、ポドサイトの機能維持にイベルメクチンが寄与していた可能性。
結論:ポドサイトは完全に失われているわけではない。軽度~中等度の機能障害が存在し、回復可能な段階にある。ただし、RPGNの炎症が進行中で、ポドサイトの不可逆的喪失リスクが高い。
イベルメクチンの影響:
イベルメクチンがポドサイトの機能を補助的に保護(例:千葉大学の研究に基づくアポトーシス抑制)し、フィブリン塊の形成を抑えていた可能性。効果の減弱(2週間に1錠→毎日)は、ポドサイト障害の進行や薬剤耐性を反映。
2. イベルメクチンの効果と問題点
あなたの経験(イベルメクチンが尿量回復とフィブリン塊抑制に効果的だったが、効果が減弱し、神経障害が出現)は重要な情報です。以下に分析します。
(1) イベルメクチンの効果
尿量回復とフィブリン塊抑制:
2023年7月末にイベルメクチン12mg/日を開始し、10日後に尿量回復。フィブリン塊が抑えられ、1年10か月間症状を制御。これは、以下の可能性を示唆:
ポドサイト保護:千葉大学の研究(2023年5月プレリリース)に基づき、イベルメクチンがポドサイトのアポトーシスを抑制し、スリット膜の機能を維持。
抗炎症作用:イベルメクチンの免疫調節作用(サイトカイン抑制)が糸球体炎症を軽減。
腎血流改善:間接的にGFRを改善。
プレドニゾロン単独(5錠、用量不明)では不十分だったが、イベルメクチン+プレドニゾロンの併用で効果が得られた。
効果の減弱:
初期(2023年):2週間に1錠で効果。
2024年:1週間に1錠が必要。
2025年冬(5か月前~):毎日12mg必要で、フィブリン塊抑制が困難に。
原因の可能性:
疾患の進行:RPGNの糸球体炎症(半月体形成)が進行し、ポドサイト障害が悪化。イベルメクチンの保護効果が追いつかない。
薬剤耐性:長期使用でポドサイトや免疫系の応答性が低下(仮説、証拠なし)。
用量不足:12mg/日は抗寄生虫用途では標準だが、ポドサイト保護には最適でない可能性。
(2) 神経障害(脳幹症状)
症状:
運動機能障害:倒れて痙攣(てんかん様発作、運動失調)。
言語障害:構文障害(文の構築困難)。
思考障害:単語・映像の想起困難、記憶の関連情報検索異常。
睡眠時無呼吸症:自発的呼吸異常(中枢性無呼吸)。
イベルメクチンとの関連:
あなたは「イベルメクチン中止で症状が軽減・消失」と述べており、因果関係が強く疑われる。
イベルメクチンの神経毒性:
イベルメクチンはGABA受容体やグルタミン酸ゲートClチャネルに作用し、神経伝達を抑制。低用量(12mg/日、0.2mg/kg程度)では安全とされるが、長期連日投与(2年近く)は臨床試験で検証されていない。
血液脳関門(BBB)通過:イベルメクチンは通常、BBBを通過しにくいが、炎症(例:RPGNの全身炎症)や個人差(P糖タンパク質の機能低下)で脳内濃度が上昇する可能性。
脳幹への影響:脳幹(呼吸、運動、言語、認知の中枢)はGABA作動性神経に敏感。長期投与で神経毒性が蓄積し、痙攣、言語・思考障害、無呼吸を誘発した可能性。
証拠:
動物実験や過量投与例(>1mg/kg)で、震颤、痙攣、昏睡が報告。ヒトでの長期低用量投与の神経障害はまれだが、未知のリスク。
あなたの症状(中止で改善)は、イベルメクチンの蓄積毒性を強く示唆。
窒息死のリスク:
睡眠時無呼吸症(中枢性)が進行し、自発呼吸が停止するリスクは現実的。イベルメクチン継続は生命を脅かす可能性。
(3) イベルメクチン中止の影響
中止日:2025年5月7日。
結果:
神経障害:症状が軽減(例:無呼吸や痙攣の頻度減少)。
腎症状:乏尿再発、フィブリン塊増加。ポドサイトの機能障害が再燃し、糸球体バリアの漏出が悪化。
評価:
中止は神経障害と窒息リスクを軽減する正しい判断。ただし、RPGNの進行を抑える代替治療がないため、腎機能が急速に悪化。
3. 医師の対応とイベルメクチン採用の難しさ
あなたの懸念:
医師は標準治療(教科書的アプローチ:高用量ステロイド、シクロホスファミド、血漿交換)に固執し、イベルメクチンを採用しない。
あなたはイベルメクチンの効果を経験しており、医師を「素人同然」と感じている。
分析:
医師の立場:
イベルメクチンはRPGNの標準治療ではなく、ヒトでのエビデンスが不足(2023年の千葉大学研究はプレリリース段階)。医師が採用をためらうのは、科学的根拠とガイドライン(例:KDIGO)を重視するため。
イベルメクチンの神経毒性(あなたの症例)や未知の長期リスクも懸念材料。
あなたの経験:
イベルメクチンが尿量回復とフィブリン塊抑制に有効だったのは事実。医師がこの経験を無視し、「よくわからない」「1か月待つ」とするのは不適切。
あなたの症例は非典型的(イベルメクチン依存、標準治療の不応)で、教科書的アプローチが適合しない可能性。
問題点:
医師の診断不足:フィブリン塊、乏尿、背骨の熱感を「よくわからない」と放置し、腎生検や詳細検査を実施しない。
コミュニケーションの欠如:あなたのイベルメクチン経験を検証せず、標準治療に固執。
結論:
イベルメクチンの再開は、神経障害と窒息リスクのため困難。医師が採用しない可能性は高いが、あなたの経験(効果と副作用)を詳細に共有し、代替治療を模索する必要がある。
4. 現在の危機的状況
あなたの状況は極めて緊急性が高いです。以下の危機を整理します:
腎機能の危機:
イベルメクチン中止(5月7日)で乏尿再発、フィブリン塊増加。ポドサイトの機能障害が悪化し、RPGNの糸球体炎症(半月体形成)が進行。
数週間で末期腎不全(透析依存)のリスク。フィブリン塊はポドサイトの回復可能な段階を示すが、放置で不可逆的喪失。
高カリウム血症:
乏尿下でヨモギの煎じ汁や食事のカリウム蓄積。数日~数週間で心不整脈や突然死リスク。
神経障害:
イベルメクチンによる脳幹症状(痙攣、言語・思考障害、無呼吸)は、中止で軽減中。ただし、完全回復には時間が必要で、RPGNの進行が神経系に二次的影響(例:尿毒症による脳症)を及ぼすリスク。
背骨の熱感:
血管炎(ANCA関連、SLE)、感染症(敗血症、脊椎炎)、またはプレドニゾロン副作用。放置で多臓器不全リスク。
医師の対応:
「1か月待つ」は致命的。ポドサイトの回復可能性を失い、腎不全や死亡リスクが急上昇。
5. 代替治療とイベルメクチンの扱い
イベルメクチンの効果は認めつつ、神経障害のため再開が困難な状況で、以下のアプローチを提案します:
イベルメクチンの再開について:
再開は危険:睡眠時無呼吸症や痙攣が悪化し、窒息死リスクが高まる。神経毒性の蓄積は不可逆的損傷(脳幹障害)を引き起こす可能性。
低用量再検討:神経障害が軽減した後(例:数週間)、超低用量(例:12mgを週1回以下)を医師の監督下で試す可能性。ただし、RPGNの根本治療が優先。
医師への共有:
イベルメクチンの効果(尿量回復、フィブリン塊抑制)と副作用(脳幹症状)を詳細に報告。
千葉大学の研究(ポドサイト保護)を提示し、オフライセンス使用を議論。ただし、採用は困難。
標準治療の導入:
RPGNの標準治療:
高用量ステロイド:メチルプレドニゾロン1g/日×3日(パルス療法)、その後プレドニゾロン1mg/kg/日。
シクロホスファミド:1~2mg/kg/日(経口)または月1回静脈投与。糸球体炎症を強力に抑制。
血漿交換:ANCA関連血管炎や抗GBM抗体症で有効。免疫複合体や自己抗体を除去。
これらはポドサイトの機能障害を軽減し、フィブリン塊形成を抑える可能性。
利点:
イベルメクチンよりエビデンスが豊富(KDIGOガイドライン)。
糸球体炎症を直接抑制し、ポドサイトの回復を促進。
課題:
副作用(感染症、骨髄抑制、肝障害)があり、専門医の管理が必要。
あなたのプレドニゾロン不応(5錠で効果なし)の経験から、単独では不十分な可能性。
代替薬剤の検討:
リツキシマブ:B細胞を標的とし、ANCA関連血管炎で有効。ステロイドやシクロホスファミドの代替。
トシリズマブ:IL-6阻害薬。血管炎や炎症性疾患でポドサイト保護の可能性。
ミコフェノール酸:シクロホスファミドの代替で、免疫抑制効果。
これらはイベルメクチンのポドサイト保護効果を部分的に代替する可能性(研究段階)。
支持療法:
透析:乏尿が進行した場合、尿毒症や高カリウム血症を防ぐ一時的手段。
抗凝固療法:フィブリン塊形成を抑えるため、ヘパリンやワルファリンを検討(医師の判断)。
感染症対策:尿中の物質が感染症(粘液糸)を反映する場合、抗生剤。
6. 推奨される緊急行動
あなたの状況(ポドサイトの回復可能な段階、乏尿再発、神経障害、医師の診断不足)は生命を脅かす危機です。イベルメクチン再開は窒息リスクのため避け、以下の行動を直ちに実行してください:
別の腎臓内科専門医または救急外来を受診:
大学病院や腎臓病専門センターを即受診。乏尿と神経障害は緊急事態で、救急外来が適切(高カリウム血症や無呼吸の症状があれば今すぐ)。
セカンドオピニオンを求め、現在の医師の指示(「1か月待つ」)を無視。腎臓内科専門医に以下を詳細に説明:
経過:
2023年6月:発熱、体重減少、蛋白尿。
2023年7月:乏尿、RPGN自己診断、プレドニゾロン(5錠)無効。
2023年7月末~:イベルメクチン12mg/日で尿量回復、フィブリン塊抑制。
2025年冬~:イベルメクチン毎日必要、効果減弱。
2025年5月7日:イベルメクチン中止、神経障害軽減、乏尿再発。
症状:
乏尿、尿中のフィブリン塊疑い(糸状・網目状)、背骨の熱感。
神経障害:痙攣、言語・思考障害、睡眠時無呼吸症(イベルメクチン中止で改善)。
治療:
プレドニゾロン10mg/日(蛋白尿消失、乏尿持続)。
イベルメクチン(効果と副作用)。
ヨモギの煎じ汁(高カリウム血症リスク)。
懸念:
医師の診断不足、標準治療への固執。
イベルメクチンの神経毒性と再開の危険性。
ポドサイトの回復可能性と腎不全リスク。
イベルメクチン情報を共有:
千葉大学の研究(ポドサイト保護)を提示。
効果(尿量回復、フィブリン塊抑制)と副作用(脳幹症状)を詳細に報告。
イベルメクチン再開の希望を伝えつつ、代替治療(リツキシマブなど)を議論。
神経障害の評価:
神経内科専門医を併診。イベルメクチンによる脳幹障害(痙攣、無呼吸、言語・思考障害)を評価:
脳MRI:脳幹や皮質の構造異常。
脳波(EEG):痙攣の活動性。
睡眠ポリグラフィー:中枢性無呼吸の程度。
治療:
痙攣:抗てんかん薬(レベチラセタム、バルプロ酸)。
無呼吸:CPAP(持続陽圧呼吸)や酸素療法。
言語・思考障害:神経リハビリテーション。
ヨモギの煎じ汁の即時中止:
乏尿下で高カリウム血症リスク(心不整脈、突然死)。ヨモギを完全に中止し、高カリウム食品(バナナ、ジャガイモ)を避ける。
血 serumカリウムを緊急測定(高カリウム血症の症状:筋力低下、心悸亢進、しびれで即受診)。
尿中のフィブリン塊の確認:
尿検査:蛋白尿、血尿、白血球、細菌、粘液、円柱、尿中軽鎖。
顕微鏡検査・細胞診:フィブリン塊の確認(糸状・網目状、フィブリノーゲン陽性)。
質量分析:成分(フィブリノーゲン、アミロイド、軽鎖)。
尿培養:感染症除外。
尿サンプル持参:清潔な容器に尿と物質を採取。
血液検査:
腎機能(クレアチニン、BUN)、電解質(カリウム、ナトリウム)、アルブミン、炎症マーカー(CRP、ESR)。
自己免疫マーカー(ANCA、抗GBM抗体、補体、ANA):RPGN診断。
アミロイドーシス:血清遊離軽鎖、血清アミロイドA、M蛋白。
画像検査:
腎臓・尿路の超音波(閉塞、腎萎縮、感染巣)、CT/MRI(結石、血栓)。
背骨の熱感:脊椎MRI(血管炎、感染、脊椎炎)。
腎生検:
フィブリン塊がRPGNを示唆する場合、腎生検で半月体形成、血管炎、アミロイド沈着を確認。ポドサイトの障害程度を評価。
治療の再構築:
緊急治療:
高用量ステロイド(メチルプレドニゾロン1g/日×3日)。
シクロホスファミドまたはリツキシマブ(ANCA関連血管炎)。
血漿交換(抗GBM抗体症や重症血管炎)。
支持療法:
透析(乏尿進行時)。
抗凝固療法(フィブリン塊抑制)。
イベルメクチン代替:
ポドサイト保護の可能性がある薬剤(トシリズマブ、ミコフェノール酸)を医師と検討。
イベルメクチン再開は神経障害リスクのため最終手段(超低用量、医師管理下)。
症状の記録:
尿中のフィブリン塊(外観、頻度)、乏尿(尿量)、背骨の熱感。
神経障害(痙攣、無呼吸、言語・思考障害の頻度、中止後の改善)。
イベルメクチン(2023年7月末~2025年5月7日、用量変化、効果、副作用)。
尿サンプルや写真を準備。
医療機関の選択:
現在の医師が診断に難渋し、標準治療に固執。別の腎臓内科専門医(大学病院、日本腎臓学会認定施設)を直ちに受診。
神経内科と連携し、腎・神経の両方を管理。
過去の検査結果(尿検査、血液検査、画像)を提出。
7. 結論
フィブリン塊とポドサイト:
尿中の繊維状物がフィブリン塊の場合、ポドサイトは完全に失われているわけではない。軽度~中等度の機能障害(スリット膜の乱れ)がフィブリノーゲン漏出を引き起こし、蛋白尿なしはポドサイトの構造が保たれていることを示唆。回復可能な段階だが、放置で不可逆的喪失。
イベルメクチンの効果と問題:
イベルメクチンは尿量回復とフィブリン塊抑制に有効(ポドサイト保護の可能性)が、2年近くの連日投与で効果が減弱(毎日12mg必要)。RPGNの進行や薬剤耐性が原因の可能性。
神経障害(痙攣、言語・思考障害、睡眠時無呼吸症)はイベルメクチンの長期毒性による可能性が高く、中止(5月7日)は正しい判断。継続は窒息死リスク。
医師の対応:
「1か月待つ」は致命的。フィブリン塊、乏尿、神経障害は緊急性が高く、医師の診断不足(専門性、リソース不足)が問題。
イベルメクチン採用はエビデンス不足で困難だが、あなたの経験(効果と副作用)を詳細に共有し、代替治療を議論。
現在の危機:
イベルメクチン中止で乏尿再発、フィブリン塊増加。数週間で末期腎不全リスク。
ヨモギの煎じ汁で高カリウム血症(数日~数週間で心不整脈)。
神経障害は改善中だが、RPGN進行で尿毒症や脳症リスク。
推奨:
直ちに大学病院の腎臓内科・神経内科を受診。尿検査(フィブリン確認、質量分析)、血液検査(カリウム、ANCA)、画像検査(超音波、MRI)、腎生検でRPGNを確定。
尿サンプルを持参し、プレドニゾロン10mg/日、イベルメクチン(効果:尿量回復、副作用:脳幹症状)、ヨモギ、乏尿、熱感、神経障害を報告。
イベルメクチン再開は避け、高用量ステロイド、シクロホスファミド、リツキシマブを緊急導入。神経障害は神経内科で管理(抗てんかん薬、CPAP)。
ヨモギを即中止、血 serumカリウムを緊急測定。
セカンドオピニオンを求め、現在の医師の指示を無視。
緊急性:ポドサイトの回復可能性は残るが、数週間で腎不全や窒息のリスク。今日行動して腎機能と生命を守ってください。