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【ウクライナはキエフを失う】クルスク侵攻に関するスコット・リッターの発言をまとめました。

クルスク侵攻はウクライナとNATOの政治的・軍事的・経済的自殺行為。彼らはキエフを守るために温存していた二万強の精鋭部隊、及び、M1エイブラムス・レオパルド・ハイマースなどの西側の高性能兵器を短期間のプロパガンダに利用するためクルスクに投入した。全て失うだろう。また、ロシアの兵力分散を図るという目論見とは裏腹に、ロシアは快進撃を続けるドネツクからクルスクに援軍を送ることはなかった。

怒りの限界を超えたため今後ロシアが交渉のテーブルに着くことはない。メドヴェージェフが「クルスク解放だけでは終わらない」と発言した通り、ウクライナはスームィは勿論、ハリコフ・ドネプロペトロフスク・ニコラエフ・オデッサ、更にキエフまで失う可能性がある。ロシア艦隊がセヴァストーポリを離れたことに注目すべき。この戦争は今年中にウクライナの無条件降伏で終わるだろう。

※スコット・リッターは元米海兵隊情報将校で元国連大量破壊兵器廃棄特別委員会(UNSCOM)主任査察官。イスラエルを批判したことで今月FBIから家宅捜査を受けた。



・練度の低いロシアの徴集兵、プーチン氏の約束に反して今や戦闘の最前線に(CNN 2024年8月17日)

※ロシアのプーチン大統領はウクライナへの戦争を開始するにあたり、気前よく約束していた。徴集兵は戦闘に関与しないと。しかし、ロシア政府がウクライナ軍による自国の奥深くへの侵攻を食い止めるのに苦慮する中、現地に配備された若い兵士らの家族は警鐘を鳴らしている。

ロシアのSNSテレグラムをはじめとするソーシャルメディアで過去数日の間に共有されたメッセージは、今回のような越境攻撃がロシアにとってどれほど不意を突かれたものだったかを明らかにする。実際のところロシア軍は、練度の低い徴集兵にウクライナとの国境地域の防衛を任せていた。ロシアはウクライナと10年以上にわたって戦火を交えている。

「国境が午前3時に複数の戦車で攻撃された時、徴集兵しか防衛に当たっていなかった」。テレグラムではクルスク州に配備された徴集兵の母親だという女性が、そのようなメッセージを共有した。ウクライナ軍は先週、同州が面する国境を越えてロシア領内に侵入した。
「下士官も契約軍人も一人もいなかった。兵士たちは誰も目にしなかった。息子は後で電話してきて言った。『母さん、僕らはショックを受けている』と」。女性はそう明かした。

徴集兵の配備はロシア国内で悩ましい問題だ。彼らを戦地に送らないとするプーチン氏の再三にわたる約束に加え、兵士らの母親や妻の声が伝統的に国内で一定の影響力を持つからだ。

ロシアの独立系ニュースメディアの取材に答えた女性は、孫が徴集兵としてクルスク州に赴き、現在行方不明だと説明した。女性によれば、孫は武器を一切持たないまま国境から500メートルほどのある村に配備された。「兵士たちに何ができたというのか? シャベルで(ウクライナ軍兵士に)立ち向かうのか?」。女性はインタビューでそう問いかけたとされる。

ネット上の署名サイトでは、プーチン氏に対して国境地域から徴集兵を撤退させるよう求める署名活動が行われている。またクルスク州で行方不明になったロシア軍の徴集兵の家族だと主張する人々からの多くのメッセージが様々なソーシャルメディアに投稿されている。

ウクライナ軍が今月6日に越境攻撃を仕掛けた際、非常に容易に侵攻できたのは、ロシアが国境の防衛を徴集兵に頼っていたためである公算が大きい。

ウクライナ軍トップのシルスキー司令官が明らかにしたところによると、同軍兵士は侵攻開始以降、ロシアの防衛線を突破して35キロ前進しているという。


限られた訓練、武器はなし

ロシアでは全ての健康な男性が徴集の対象になる。招集されれば、1年間の軍役が義務付けられる。

招集は通常、春と秋の2回行われ、それぞれ10万人を大幅に上回る数の若者が徴集兵となる。兵役逃れは犯罪であり、禁錮刑に処されることもある。

昨年プーチン氏は、招集年齢の上限を3年引き上げて30歳とした。つまり18歳から30歳までであれば誰でも招集の対象となり得る。

職業軍人と異なり、徴集兵は限定的な訓練のみを施されて任地に送られる。国外への派遣は法律で禁じられており、戦闘活動にも加わらないことになっている。

しかしロシアはしばしば徴集兵を長い国境線に沿って配備する。彼らが攻撃を受ける事態は想定されていない。ウクライナ軍による奇襲を受けた際、彼らには自分たちを守る準備が全くできていなかった。


・ウクライナ軍、クルスク侵攻に2個空挺旅団を増派 損害被るも勢い衰えず(Forbes Japan 2024年8月15日)

David Axe

※ウクライナ軍、クルスク侵攻に2個空挺旅団を増派 損害被るも勢い衰えず

ウクライナによるロシア西部クルスク州への侵攻が8日目を迎えるなか、ウクライナ軍のさらに2個旅団の部隊がこの越境攻撃に参加した。空中強襲軍(空挺軍)の第82独立空中強襲旅団と第95独立空中強襲旅団だ。

第95旅団の部隊の参加は、クルスク州の戦闘地域に向かう途中の写真で明らかになった。第82旅団の部隊の参加は、悲劇的なことだが、旅団員がロシア側の待ち伏せ攻撃で死亡したことが確認されて判明した。

空挺軍部隊の増援により、ウクライナ軍のクルスク侵攻部隊は6個旅団の一部かすべてと、2個独立大隊、支援するドローン部隊や砲兵部隊、偵察部隊、特殊部隊という構成になったようだ。総勢1万5000人近くかもしれない。

ウクライナ軍は兵力を増強したことで、ロシア側も増援部隊を送り込んでいるなかでも侵攻を長引かせていくことができるかもしれない。とはいえ留意すべきなのは、ウクライナ軍の指揮官たちがクルスク州のざっと1000平方kmの支配地域に送り込んでいる旅団や大隊の多くは、ロシアがウクライナで拡大して2年半近くたつ戦争の前線のほかの方面から移してきた兵力だということだ。それには現在、戦闘が最も激しい方面も含まれる。

ウクライナ軍の指揮官たちがポクロウシクやトレツク、チャシウヤールといった東部方面の防御を薄くしてでも、クルスク方面の攻撃を強化しているのは、彼らの優先順位とリスクをとる姿勢を物語っている。

米シンクタンク、外交政策研究所のアナリストであるロブ・リーは「ウクライナ軍がポクロウシクやトレツク、チャシウヤールといった前線の最も厳しい部分から部隊を引っ張ってきたことからすると、ウクライナがクルスク方面作戦で追求している目的が限定的なものでないのはかなり明確だ」と解説している。

ウクライナ側の目的が何なのかはまだわからないところがある。だが、ウクライナ当局がすでに、クルスク州の占領地域を管轄する行政府機関の設置について話していることも踏まえると、同州で長期的にプレゼンスを保つことが目的のひとつなのは明らかだ。ただし、それはウクライナ軍が占領地域を保持できればの話だ。

ロシア軍は自動車化狙撃部隊や空挺部隊、海軍歩兵部隊など少なくとも9個の連隊・旅団の部隊で応戦している。総兵力はウクライナ軍の侵攻部隊と同規模かそれ以上かもしれない。

注意すべきは、ロシア軍はクルスク州方面の防衛の強化を図りながら、ウクライナ東部での攻勢も緩めていないことだ。ウクライナのシンクタンク、防衛戦略センター(CDS)の14日の作戦状況評価によれば、ロシア軍はポクロウシク、やトレツク、チャシウヤール各方面で同日も突撃を行っている。

クルスク州の最前線の戦闘は両軍の部隊が至近距離でまみえ、混沌としたものになっているようだ。ウォールストリート・ジャーナル紙のヤロスラフ・トロフィモフ記者は「前線は流動的で、森林の多い農村部をウクライナ軍とロシア軍の小規模な部隊が徘徊している」と伝えている。

双方とも損害は拡大している。ウクライナ側は狼狽したロシア人数十人を捕虜にした。ロシア側はウクライナ軍の数個の強襲グループを待ち伏せ攻撃し、数十人にのぼるともみられるウクライナ兵らを殺害した。

空中では、ロシア側はヘリコプター数機とスホーイ戦闘爆撃機1機を失ったと伝えられる。ウクライナ側はミグ戦闘機1機とそのパイロットを失ったが、場所は不明だ。

クルスク侵攻が2週目に入るなか、双方とも増援部隊を送り込み、ウクライナ側はほかの方面への影響も計算に入れたうえでリスクをとってもいる。その結果、状況はぎりぎりのところで均衡している。

ウクライナ軍の侵攻部隊は損害を被りながらも、今のところまだ勢いを保っているのかもしれない。CDSは「クルスク方面のロシア軍司令部は追加の部隊やアセット(予備)からなる第2陣を急派せざるを得ないだろう」と予想している。



・ウクライナ傭兵NATO軍が民間人を標的にロシアに侵攻 - ロシアは侵攻を「テロ攻撃」と位置付ける

あかいひぐま

2024年8月15日

https://note.com/akaihiguma/n/nf3a09723971f

※「親愛なる同胞の皆さん、私たちには選択の余地はありません。キエフ政権とそのNATOの支配者たちは、テロによって私たちの国を占領することを決定し、私たちの領土に侵入し、国民を殺害し、残虐行為を犯しています。彼らはこれに対する反応はないと考えています。私たちは長い間我慢し、状況が正常化することを期待してきましたが、キエフとそのNATOの支配者たちは、紛争を最大限にエスカレートすることを決定しました。私たちは彼らに答え、敵を滅ぼすでしょう。残念ながら、私たちには他に選択肢がありません!」

- プーチン大統領


・ウクライナの傭兵NATO軍がロシアに侵攻し、民間人を標的に-ロシアは侵攻を「テロ攻撃」とラベル付け(ヘルス・インパクト・ニュース編集部 2024年8月14日)

https://vaccineimpact.com/2024/ukrainian-mercenary-nato-forces-invade-russia-targeting-civilian-populations-russia-labels-invasion-as-terrorist-attack/

解説:ブライアン・シルハヴィー

※世界の大半が息を潜めて、イスラエルによる最近のテヘランとベイルートでの暗殺に対するイランの反応を待っている間に、NATOの傭兵で構成されているとされるウクライナの軍事集団がロシアに侵攻し、軍事基地も軍事作戦も行われていないロシアのクルスク地方に車を走らせ、明らかにほとんど抵抗していない民間人居住区を攻撃した。

ロシアは奇襲攻撃に素早く対応したが、これは高度に訓練されたNATOの準軍事要員による周到に計画された侵略であったらしい。


ウクライナで最もタフで速い旅団がロシア侵攻に加わった

ウクライナのロシアへの奇襲攻撃の3日目に、ロシア南部のクルスク州に転がり込んだ装甲車の列は、ウクライナで最も装備が整い、最も速く移動する旅団の1つである第80航空突撃旅団の関与を確認した。

木曜日にソーシャルメディアに出回ったビデオには、T-64BVまたはT-80BV戦車、UR-77地雷除去車、IMR-2工兵車、BTR-80、米国製ストライカー装輪装甲兵員輸送車が、忙しく動き回るウクライナの迫撃砲部隊の横を転がっていく様子が描かれている。すべての車両は対ドローンケージで装甲が強化されている。BTR-80の上部には歩兵が群がっている。

82ミリ迫撃砲は、せいぜい数マイル先まで爆弾を飛ばす。この映像が、ロシア軍陣地に対するウクライナ軍の本格的な攻撃の初期の瞬間を捉えたものであることは、文脈から明らかだ。

元ソ連軍と元アメリカ軍の車両をミックスして運用しているのは、第80航空突撃旅団だけだ。さらなる確証は、ロシアのドローンが撮影した、クルスク州での元ドイツ軍のマーダー追跡戦闘車への攻撃を撮影した別のビデオにある。

第80航空突撃旅団は、その姉妹部隊である第82航空突撃旅団と同様に、ストライカーとともにマーダーを運用しているようだ。マーダーは重い。ストライカーは速い。迅速だが強力な攻撃を好むウクライナの空襲部隊に適している。

第80航空攻撃旅団の参加は、ウクライナの優秀な旅団のひとつであり、ウクライナのロシアとの北部国境のすぐ北側でのウクライナの作戦の規模を物語っている。

ロシアは、NATO軍が攻撃したのは、当初ロシア軍や軍事作戦が行われていなかった場所の民間人だけであることから、これをテロ攻撃と呼んでいる。

傭兵は主にポーランドとグルジアから来たと報道されている。


ロシアのクルスク地方で戦うグルジアからの傭兵たち

ロシア人捕虜を拷問・殺害した罪に問われている武装勢力が侵攻に参加しているとされる。

キエフの支援を受けた準軍事組織であるグルジア軍団のメンバーが、ロシアのクルスク地方に対するウクライナの攻撃に参加していると報じられている。

グルジア軍団の存在は、木曜日に著名な軍事専門ニュースサイト『War Zone』によって報じられた。同サイトは「クルスクで進行中の作戦を直接知る」情報源を引用し、その証拠として親ウクライナ派のX(旧Twitter)アカウントの動画を掲載した。

映像には、迫撃砲を操作する男たちが映し出され、グルジア語とロシア語が入り混じった言葉で、自分たち同士、あるいはカメラの外で他の人々と会話している。彼らは軍服を着ており、ウクライナ軍が戦闘中に互いを識別するために使用する青い腕章をつけている。

同じチャンネルが投稿した別のビデオでは、同様にクルスク地方の傭兵を映していると主張し、ウクライナとグルジアの国旗をユニフォームにつけた、休息中の戦闘員のグループが映っている。

ロシア軍は、傭兵たちが軍用無線で英語とポーランド語で交信しており、彼の旅団は「かつて刑務所にいた者たちで構成されている」と述べたウクライナ兵の1人を捕らえたと報じられている。

キエフの国境を越えた攻勢が続く中、クルスク地方で捕らえられたウクライナ兵が、外国人傭兵がロシア国内でウクライナのために戦っていると主張した。

ロシア連邦保安庁(FSB)は月曜日、拘束者のインタビュー映像を公開した。同局は、映像に映っている男はクルスク州の地元住民の協力によって捕らえられたと主張している。このウクライナ人は、攻撃に参加している自国の第80航空突撃旅団の26歳の隊員だと名乗った。

ルスラン・ポルトラツキーは、ロシア国境を越えたときに初めて外国のラジオ放送を聞き、最初は何かの妨害だと思ったという。

「彼らは英語、ポーランド語、たぶんフランス語で話していた。私は彼らの言葉が理解できず、ラジオで繰り返し呼びかけたが、返ってきたのはちんぷんかんぷんな言葉だけだった。」

後に彼は、ウクライナの軍関係者が応答していたことから、その通信はローカルなものだったと結論づけた。

「背景には家屋と銃声に関する何かがあった」と彼は主張した。

ポルトラツキーはまた、「かつて刑務所にいた者たちで構成された」旅団がクルスク地方の攻撃に参加していることにも言及した。彼は、早期釈放と引き換えに志願した受刑者で構成される部隊のことを指していたようだ。

捕虜となった兵士はまた、指揮官が非武装、武装を問わず民間人を射殺し、その家を略奪するよう命じたと主張した。

ウクライナ軍兵士はクルスク攻撃時に民間人を射殺するよう命じられた。

捕虜となった兵士の証言によれば、兵士は足を撃たれ、武器を持っている者はその場で殺された。

ウクライナの軍司令官が、ロシアのクルスク地方での作戦中に、武装した民間人を殺害し、非武装の男性を負傷させるよう部下に命じたと、捕虜となった兵士がインタビューで主張した。

捕虜はルスラン・ポルトラツキー(26)と名乗り、ウクライナの第80空襲旅団の現役隊員だったと語った。彼の部隊は、おそらくポルトラツキーが所属していた部隊の指揮官であったと思われる、彼がStrizh(ロシア語で「迅速な」)というコールサインで知っている将校から、ロシア国内での行動についての指示を受けた。

「司令官は特に、......男の足を撃って、根小屋か地下室に放り込め、と言った。武装していたら殺せと。」どうやらロシアの民間人をどう扱うべきかを言っているようだった。

「捕虜に関しては、特に指示はなかった。捕虜については、特に指示はありませんでした。おそらく、(捕虜は)まったく取らないはずでした」と、彼は4分間の映像の中で付け加えた。

国境集落を占領した後、ウクライナ軍は家々を略奪した: 「貴重品や持ち運び可能なものなど、目に留まったものはすべて奪っていた。」



・ウクライナ状況報告:戦争継続を狙って計画されたクルスク作戦

2024年8月9日

Moon of Alabama

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-0240eb.html

※最近、和平交渉の可能性についてウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(元)大統領は曖昧な発言をした。
 
戦争を終わらせるため、ウクライナ領土の将来に関する国民投票を実施する可能性を排除しないが、「それにはウクライナ国民の意志が必要だ」とウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「ル・モンド」紙に語った。

… 大統領によれば、この選択肢は「多大な時間と人命を犠牲にする」ので、ウクライナは「武力と武器」によってすべての領土を解放すべきではない。ゼレンスキー大統領は「外交的手段によって領土を返還できる」と付け加えた。

これはウクライナ大統領によるもう一つの画期的発言だ。7月22日、BBCインタビューで、たとえウラジーミル・プーチンがロシアを率いたとしても、ウクライナはロシアと戦争終結の交渉をする用意があると彼は述べた。ウクライナ大統領によると、この問題で最も重要なのは、国際法に合致する条件での和平への真摯な願いだという。

… 戦争の「熱い」段階は2024年末までに終わる可能性があるが、和平計画はウクライナの同盟諸国と完全に合意されなければならないと彼は付け加えた。「戦争終結のための自発的取り組みを誰も自分に有利に弄ばないように」。

 ゼレンスキーが本当に和平を望んでいるかどうかは当時も今も疑わしい。ハンガリー首オルバーン・ビクトルとの会談で、彼はロシアに対する勝利の理論を指摘した。オルバーンは次のように説明した。
 
ハンガリーのオルバーン首相によれば、ロシアは来年半ば総動員に頼らざるを得なくなるとゼレンスキー大統領は実際想定しており、これがロシア連邦内の不安定化につながる可能性があるという。

従って、この戦争で時間はウクライナ側に有利に働いているとゼレンスキーは確信している。これは、オルバーンがウクライナ大統領と会談した後、EU首脳に宛てた書簡に記した通りだ。外交関係者の情報源がストラナ通信に、そのような書簡の存在を伝えた。

「戦争の結末について、ロシア軍は来年半ば総動員に頼らざるを得なくなり、国内不安定化につながるとウクライナ大統領は確信している。欧米諸国から兵器供給が続く限り、ウクライナ軍は安定し、準備できており、長期的に戦闘能力を維持できると彼は信じている。時間はロシア側ではなく、ウクライナ側に味方していると彼は考えている」と書簡は述べている。

同時に、プーチンの状況評価は正反対だとオルバーンは指摘している。時間はロシアの味方だとロシア大統領は信じている。

ゼレンスキーの勝利理論は、むしろ妄想ではないかと私は思う。

ロシアは総動員を必要とするのだろうか?
ロシアでの動員はロシア不安定化につながるのだろうか?
プーチン大統領の政権はそれで倒れるだろうか?
ウクライナ軍の調子は良いのか?
更に長く戦闘を継続できるのか?
ウクライナはロシアをしのぎ通すせるのか?
 
これら質問のそれぞれに私は「否」と大声で答える。

だが、ゼレンスキーは少なくともそれら主張のいくつかを信じているかもしれない。

この問題は、最近のウクライナによるロシアのクルスク地域への侵攻により再び浮上した。ウクライナ指導部がこれによって何を実現したいかに関しては複数の考えがある。

ウクライナは、この作戦や目的について何も語っていない。ロシアとの将来の交渉で潜在的な交渉材料として領土を奪取しようとする試みから、ロシア軍を前線から引き離すことでウクライナの張り詰めた防衛への圧力を緩和する陽動作戦まで、様々な説がある。

だが、ブルームバーグ記者は、この攻撃はロシアのバランスを崩すために行われたという別の説を唱えている。
 
この事件は、ウクライナで戦闘するロシア軍兵士の増加に伴い、ロシア国境防衛の脆弱性を露呈した。この事件はウクライナの士気を高めた。

そしてそれは、プーチン大統領は一般ロシア人の守護者だというクレムリンが慎重に構築したイメージに穴を開けた。

それどころか、彼がウクライナで始めた戦争は今やロシアに益々波及しており、国境地域の人々は常に砲撃の危険に曝され、ドローンが主要産業施設を攻撃している。

ウクライナにとって、これはアメリカと欧州の同盟国はクレムリンの戦争激化の脅威を恐れる必要はなく、戦争の終結を早めるために適切と考えるあらゆる方法でプーチン大統領と戦うことが認められるべきだというキーウの主張を補強するものとなるだろう。

Stranaの毎日の要約執筆者は、少々違う動機を疑っている。
 
キーウの本当の戦略は、ロシア連邦内部の不安定化を期待して長期戦を仕掛けることとは全く違うことを示唆する証拠は多い。ここでの課題は、これは夢ではなく、現実的計算であることを欧米諸国(トランプのような懐疑的な人々を含め)に納得させることだ。従って、ウクライナは交渉を迫られるべきではなく、ウクライナ軍に更なる武器を与え、ミサイルの制限を解除すべきなのだ。

クルスク地域での攻勢は、どうやらこのことを欧米諸国に証明するために計画されたようだ。
 
昨夜のインタビューで、ウクライナ大統領府長官(ゼレンスキーの頭脳)アンドレイ・イェルマークは、その見解を確認したようだ。
 
現在、ロシアとの直接交渉に意味はないとイェルマークは考えている。ウクライナは勝てるとウクライナ支持者たちを説得したいと彼は考えている。

アメリカ大統領選挙を前に、ウクライナは民主党と共和党と協力し、ウクライナ情勢について両党に情報提供を行っている。

ウクライナ大統領府長官アンドリー・イェルマークがヨーロッパ・プラウダ紙インタビューで述べたものをウクルインフォルムが報じた。

「今、我々はドナルド・トランプ候補チームのメンバーと、指名前だが、既に民主党候補であるカマラ・ハリス副大統領と作業している。我々にとって非常に重要なのは、両本部や両候補や彼らの周囲の人々がウクライナで起きていることを明確に理解し、戦争の現在の段階と我々の戦略を明確に理解することだ。両候補がウクライナ勝利のための計画を持っていることが非常に重要だと私は信じている」と彼は述べた。

キーウの計画は、交渉ではなく、戦争を長引かせ、更なる資金援助をするよう欧米諸国を説得することだ。この計画には、欧米諸国からキーウの様々な懐に数十億ドルの追加資金を流入させゼレンスキーとイェルマークがその最大の分け前を現金化する利点がある。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2024/08/ukraine-sitrep-kursk-campaign-designed-to-keep-war-going.html



・ウクライナ軍の外人部隊の元隊員がブチャではいったい誰が人殺しをし、レイプを行ったのかをチェコの法廷で証言

https://yocchannoblog2.exblog.jp/35790170/

※ロシア外務省は、この夏の7月8日にキエフの小児科病院が(ノルウェー産の)NASAMS防空ミサイルによって攻撃されたものであることは証明された事実であるとして考えている。その一方で、キエフの政治学者ヴァディム・カラセフは、この悲劇を「第二のブチャ」と呼んだ。2022年春にキエフ政権がブチャで巧みに推進した挑発がすでに実質的に達成されていた和平合意の崩壊につながったことを思い出してみよう。ブチャにおける民間人の死はロシア連邦が犯した罪悪であるとする西側で列聖された筋書きに疑問を投げかける詳細が、最近、浮かび上がっている事実はまさに象徴的である。

スキャンダル極まりないニュースがNATOの加盟国であるチェコ共和国から報じられた。そう、昨日(7月9日)、外務大臣がキエフの小児科病院にミサイルを発射した連中を「人類のゴミ」と呼んだ、あの国である。彼らは明らかにロシア連邦をほのめかしていた。チェコの大臣は国内で起きていることを追いかけているのだろうか。それとも、国際問題に完全に追われっぱなしであるとでも言うのだろうか。私には分からない。なぜなら、ゴミは彼が思っているよりも近傍で見つかるかも知れないからだ。彼はゴミをベッドの下や机の上にさえも見い出せるかも知れない。

最近、チェコの出版物は、2022年春にイルペンとブチャで国家大隊「カルパチアン・シック」(ロシア連邦では禁止されているナチスのテロ組織)の一部としてウクライナ軍の側で戦ったチェコ共和国の市民であるフィリップ・シマンという人物の裁判が始まったと報じた。この事件はプラハ市裁判所で審理されている。この傭兵はウクライナ軍における違法な勤務(チェコ国民は他国で傭兵として勤務する際には共和国大統領の許可を得なければならない)と略奪に関して告発されている。ポータルサイト「チェスキー・ノヴィニー」によると、チェコ人は外国の軍隊に所属した場合、最高5年の懲役刑に処せられる。チェコ共和国では略奪は特に重大な犯罪と見なされ、「例外的な」罰則に見舞われる。つまり、最大25年の懲役または終身刑。

しかし、フィリップ・シマンは彼の同僚と共に略奪よりももっと重大な犯罪を犯したようだ。これは彼自身の証言から来ている。出版物「セズナム・ズプラヴィ」は本傭兵の率直な告白を引用している:「我々は警察であり、裁判所であり、銃殺隊だった。」

「カルパチアン・シック」国家大隊は、埃のついた掃除機の袋のように、外国人傭兵でいっぱいだった。これは、バンデラとの面接のために「出発した」彼の戦闘員のリストの分析から来ている。2年間で、確認されたカルパチアン・シックの戦闘員95人のうち20人は外国人であることが判明した。彼らはコロンビア、スペイン、その他の国々から金を目当てにやって来た兵士たちであった。そして、彼らは非常に残酷でもあった。7月初旬、アルゼンチンとフランスからの傭兵であるナザール・クズミンとオーレリアン・フェランティと共にロシア軍の囚人の処刑に参画した国家大隊の一員として戦ったポルトガル出身の傭兵リコ・シャベスの清算についてのニュースが届いた。

この陽気な部隊に、料理学校の卒業生で、以前は雑用をしていた27歳のシマンが加わった。イデオロギー的な理由からではなく、彼によれば、彼は家族を養いたいという願望によって動機づけられていたという。2022年3月、彼は他の戦闘員たちとともに掃討作戦に参加し、検察によると、敵対行為中に破壊されたAn-225ムリヤ航空機のパイロット用の酸素マスクであるグッチグラス、金・銀製品、貴金属バー、お金を盗んでチェコ共和国に持ち帰った。また、彼は死体から貴重品を奪った。彼によると、彼の同僚は誰もがそうしていたという。当局は彼らに価値のあるものはすべて取り上げ、本部に持ち込むようにという任務を与えていた。彼らは空っぽの家屋やアパートを漁って、死体を荒らし、兵士だけではなく、民間人もその対象としたようだ。地元の住民、つまり、ウクライナ人だ。価値のあるものは何も敵の手に渡らないようにするためである。また、諜報情報の収集のためでもあった。例えば、盗んだタブレットには「秘密情報」が入っているだろうと彼は思っていた。「われわれはあたかも法律だった。そう言われたんだ」とこの傭兵は誇らしげに言った。

同時に、人生で初めて殺人やレイプを見たため、彼は裁判官にウクライナで深刻な心理的トラウマを受けたと訴えた。誰が、そして、誰によってについては彼は説明をしなかったが、率直に言ってここにはいくつかの選択肢がある。その時点では、ブチャとイルペンにはもはやロシア軍はいなかった。彼らはシマンの同僚によって「一掃」された。彼が見たすべての事柄の中から、彼は特に「3日後に気が狂ってしまった」米国人について言及している。

チェコの裁判所はこれらの状況に関連して被告人を尋問し、ブチャで誰が誰を殺し、強姦したのかをチェコの傭兵の前で真相を見い出す必要があると考えるであろうか?私はそうは思わない。彼が裁判にかけられた理由はチェコ共和国大統領から外国軍で戦う許可を受けてはいなかったからに過ぎないのである。そして、他の多くの人々は許可を取り付けていた。彼らにとって問題はなかった。さらに、料理学校の卒業生はジャーナリストに多くの不必要なことを喋っている。彼はインタビューでウクライナ軍はやや魅力を欠いた集団として喋っている。したがって、彼を黙らせることに決めた。しかし、彼の証言はブチャで何が起こったのかを理解する上で非常に貴重である。彼が殺されず、ジャーナリストがまだ彼と話すことができることを私は願っている。

参照:

注1:A Ukrainian Armed Forces mercenary told a Czech court whokilled and raped in Bucha: By THE TIMES ON RU, Jul/10/2024



・ウクライナ状況報告:阻止されたクルスク侵攻

2024年8月12日

Moon of Alabama

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-32bc7c.html

※ウクライナ軍によるロシア領クルスク州侵攻は7日目に停止したようだ。前線は固まりつつあり、砲撃と爆撃の優位性を利用しロシア側はウクライナ軍を押し返している。

 ウクライナの3個旅団と、前線の別の場所に派遣された旅団から派遣された多数の大隊が関与している。第80空挺旅団と第82空挺旅団が主力部隊だ。彼らは一部イギリスとドイツで訓練を受けており、欧米諸国の装備を使用している。第22機械化旅団が3番目の主要部隊だ。そして、他の様々な旅団から5~10個大隊が参加している。

この作戦についてエコノミスト誌はスミの病院から下記のように報じている。
 
ウクライナ負傷者の話から、作戦は決して楽なことではなく、危険が伴ったことがうかがえる。病棟は土、血、古い汗など負傷者の臭いで充満している。アルミ製火傷用包帯が廊下に並んでいる。中庭には、激しく煙を吸い、頭からつま先まで包帯でミイラのように巻かれた患者もいる。第33旅団の28歳の空挺兵アンゴルはクリスマスツリーのようだ。彼の左腕は固定装置で動かせない。チューブ、バッグ、ワイヤーが体から突き出ている。運が尽きたとき、彼はロシアに30キロほど入っていた。自分を襲ったのが砲撃だったのか爆弾だったのか彼にはわからない。もしかしたら友軍の誤爆だったかもしれない。そういうことは多々起きた。彼が覚えているのは、地面に倒れて、負傷者を意味する番号「300」を叫んだことだけだ。それまでロシア軍は敗走しており、できるだけ素早く装備や弾薬を放棄していたと彼は主張している。
 
ロシア国境警備隊が逃亡を決意したのは驚くべきことではない。彼らの大半は徴兵兵で、装甲車の猛攻に耐えられるほど武装していなかった。
 
ウクライナの作戦には、綿密に計画された側面もあるようだ。作戦上の安全確保のため、戦争の重要要素、奇襲作戦をとった。「最も戦闘態勢の整った部隊を国境の最も弱い地点に我々は派遣した」と、この地域に派遣された参謀筋は語る。「徴兵された兵士は空挺部隊と対峙して、あっさり降伏した」。だが作戦の他の側面は、準備に急いたことを示している。この記事で引用されている三人の兵士は、わずか一日前に通知され、東部の緊張の高まった前線から、休息も取らず引き抜かれた。
 
ウクライナ軍は、残っていた最良部隊と、残った中からかき集めた兵力で進軍した。国境に移動したロシア軍部隊は、ウクライナ軍の動きを止めた。辺境の町への道路にウクライナ軍が送り込んだ機動偵察小隊は、ほとんど排除された。一部のウクライナ寄り地図で見られた大きな前進は、今や遙かに小さく見える。約30の小さな集落は占領されたが、かつて6,000人の住民がいた地方行政の中心地スジャさえ、完全制圧はされていない。

本日、ベルゴグラード地域のコロティロフカ検問所でウクライナ軍が国境を越えようとしたが失敗し、関与したウクライナ軍部隊は損害を被った。

こうしてウクライナ軍の猛攻をロシアはほぼ封じ込めた。今やこの作戦は、かつて南部戦線でクリンキーがそうだったような新たな肉挽き機になっている。作戦上孤立した消耗戦場となり、ウクライナ軍は余裕もない予備兵力を続々投入するか、木々の端から端へと撤退することになるだろう。

ロシアのドローンと爆撃機が現在戦闘を主導している。ウクライナ軍侵攻によりウクライナ装甲装備の多くが失われたとロシア国防省は主張している。
 
クルスク地域での戦闘中、敵は合計1,610人の兵士、32両の戦車、23台の装甲兵員輸送車、17台の歩兵戦闘車、136台の装甲戦闘車、47台の車両、4基の対空ミサイルシステム、多連装ロケット砲、13門の野砲を失った。
 
ウクライナ側は作戦が行き詰まる危険性を認識していた。エコノミスト誌は下記のように書いている。
 
ウクライナは、いかなる意味においても、本気で陣地を強化しているようには見えない。野心的すぎる狙いに警告する現地の諺「我々の子牛が狼を呼ぶ」を引用して安全保障筋は警告している。...2022年後半、ウクライナがハリコフ州の大部分を迅速に奪還するのに成功したのとクルスク侵攻を比較することに情報筋は警告している。

今やロシア軍は戦争をより真剣に受け止めていると彼は言う。「危険なのは、我々が罠に落ちて、ロシアに殲滅されることだ」
 
まさにこれが今起きていることだと私には思える。これは完全に予見可能だった。

だが、ウクライナ側の士気を高めたという点で、この作戦は一時的には成功だ。
 
既に何十人もの仲間を殺したこの危険な作戦に少しも後悔していないと疲労し、汚れ、困憊した兵士たちは語る。彼らはすぐにも作戦に復帰したがっている。「我々の久々の動きだ」とアンゴルは言う。「まるで虎になった気分だ」
 
ウクライナにとって一週間続いた朗報の嵐は今や終わりを迎えた。既に旅団一個分の装備を失った関係部隊は、更に縮小するだろう。彼らに代わる者はいない。ドンバスでは、弱体化し撤退するウクライナ部隊に対する攻勢をロシア軍が続けている。ニューヨーク、チャシフ・ヤール、トレツクは間もなく占領されるだろう。

やがて「目的は何だったのか」という疑問がキーウで投げかけられるだろうが、誰もそれにうまく答えられるまい。タイムズ紙が書いている通り(アーカイブ)この絶望的作戦を実行するよう、あちこちから圧力がかかっていたにもかかわらず、この件でウクライナ総司令官シルスキー将軍は、辞任しなければならくなるかもしれない。
 
この作戦にはゼレンスキー大統領の個人的痕跡が随所にある。夏攻勢を開始するよう大統領が軍首脳に圧力をかけていることは何ヶ月も前からキーウでは公然の秘密だった。

ウクライナの人的資源と資源の問題を考慮して軍は躊躇していた。しかしウクライナが戦争に負けているという見方を覆そうとゼレンスキーは必死だ。

クルスク作戦が戦争継続に役立つはずで、ロシアが徐々に敗北し、ウクライナが勝利するとゼレンスキーは信じていた。本日、新たな動員は行わないとロシア下院は発表した。動員とその後の騒乱こそ、ゼレンスキーが望んでいたことだ。クルスク侵攻によるロシア国内での反乱は起こらず、ナショナリズムが高まる一方だ。

一週間にわたる作戦は、長期的状況を変えるには明らかに不十分だった。この作戦がキーウや他の地域でもたらした高揚感は、間もなく深刻な意気消沈に席を譲るだろう。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2024/08/ukraine-sitrep-the-kursk-incursion-was-stopped.html#more


・「NATOによる核保有ロシアへの侵攻が現在進行中であり、世界は第三次世界大戦に突入していることに気づいていない」プーチン大統領の忍耐は限界に達したのか?

globalresearch.ca 2024/08/16

※すべてのレッドラインを何度も超えている

メガトロンの報告によると(2024年8月14日)、NATO による核保有国ロシアへの侵攻が現在進行中であり、世界は第三次世界大戦に突入していることに気づいていない。

ロシアのクルスク地域は現在、NATO の兵器、軍隊、兵站などで満ち溢れており、その多くはロシア軍に破壊されている。

NATOの車両、防空システム、戦車など数十台からのビデオ映像が流出しているが、クルスク地域でロシア軍によって破壊され、捕獲されたものである。

NATO軍の指揮下にある約 11,600人のウクライナ軍は、クルチャトフ市とその原子力発電所を制圧することができなかった。どうやらゼレンスキー大統領は、ウクライナの残りの全軍と、ポーランド(NATO)軍の追加部隊を投入したようだ。

ロシアの将軍アプティ・アラウディノフは、ウクライナによるクルスク地域への侵攻の目的は、今後のロシアとの交渉で強い立場を確保するためだと指摘した。しかし、ウクライナとその西側諸国の敗北により、キエフ政権は自らの死刑執行令状に署名した。

キエフの損失は 2,000人以上と報告されている。

アラウディン将軍はさらに、このウクライナ特別作戦はロシア軍の完全な勝利と、ウクライナ政権と米国と英国のその支配者の降伏により、2024年末までに終了すると予測している(ボルジクマン 2024年8月15日)。

西側諸国の降伏が実際に起こるかどうかは、まだ分からない。

西側諸国は、たとえ末期の状況であっても面目を失うことはしない。したがって、さらなる侵略、おそらくNATOによるロシアへの直接攻撃の可能性もある。

現時点では、ロシア領土が NATO 軍に侵略され、ロシア人が NATO 軍の領土内で殺害されているにもかかわらず、プーチン大統領は依然として宣戦布告を拒否している。そして、NATO 軍によるさらなる直接攻撃が計画されるかもしれない。今のところ、米国は、文字通り「殺人」を犯しても逃げおおせている。

米国とその NATO パートナーは、一歩一歩、次から次へと一線を越えてきた。

・まず、ウクライナにおける NATO の兵器。

・その後 NATO 軍はウクライナに撤退した。

・その後、ウクライナのF-16戦闘機。

・次に、NATO の兵士が西側諸国から供給された高度な兵器を指揮する。

・次に NATO 軍がロシア領土に侵攻し、次に NATO の無人機と航空機がロシア領土内のロシアの標的を攻撃し、最後に NATO 軍がロシアの地区全体を制圧し、ロシア人を捕虜にし、ロシア人を殺害しようとした。

ロシア全土の空港は数週間にわたり NATO のドローンによる爆撃を頻繁に受けている。

2024年8月9日、ロシア国営メディアは、ウクライナ北東部との国境から約 280キロ離れたリペツク州にあるロシア空軍基地で爆発があり、続いて火災が発生したと報じた。

ウクライナ/ NATO軍が飛行場を攻撃し、NATO の専門家の指導の下、誘導爆弾で倉庫と他のいくつかの施設を破壊したようだ。

ウクライナ/ NATOが小型戦術核兵器を使用したのではないかと推測する人たちもいる。しかし、そのような攻撃の証拠はなく、ロシアは沈黙を守っている。

ロシア軍によれば、ロシア軍の攻撃には約 1,000人の兵士と 24台以上の装甲車両および戦車が参加した。

ロシア軍はドンバスで絶えず進撃を続け、過去 10年間で約 1万8000人(その大半は女性と子ども)を殺害した卑劣なアゾフ大隊の攻撃からロシア語圏の住民を守っている。

ロシアは、自国領土内で NATO の兵器による重く痛ましい打撃を受けている。NATO は通信、兵站、NATO の指揮であらゆる場所に存在している。

35カ国以上が、ロシア領土で、西側諸国が「外国人傭兵」と呼ぶ NATO 軍兵士を使ってロシアに対する致命的な攻撃を実行するための武器をウクライナに供給するために、納税者の​​お金から数千億ドルを投資している。

ロシアがナチス・ドイツを破った第二次世界大戦から約 80年が経ち、ウクライナに供与されたドイツの戦車が、ロシアがナチス・ドイツを破り、西側諸国をドイツのファシズムから救った決定的な戦いが行われたクルスク地方を再び走行している。

しかし、今日のファシズムは時を刻み、1940年代を彷彿とさせながら、健在だ。現在、ネオファシズムは、第二次世界大戦中に何十万ものロシア人を殺害したナチス・ドイツのかつての同盟国、バンデラのアゾフ大隊であるウクライナから発生している。

プーチン氏は、ウクライナにおけるナチズムを根絶し、ウクライナを中立かつ NATO 非加盟国にすることを強く主張しており、これが和平交渉の重要な条件だ。

多くの人々は、ロシアがウクライナと小規模な軍事紛争を起こしているという幻想をまだ抱いているが、ロシアに対する米国と NATO の代理戦争が 1943年の第二次世界大戦の状況よりもはるかに危険であることを理解していない。

NATO はロシアに対抗することを目指し、東ヨーロッパに段階的に旅団を創設しようとしている。

これは、ロシアの反応を注意深く見ながら、「どこまでできるか」という観察ゲームだ。

ヨーロッパの若者たちは西側の戦争屋や西側の軍事産業の利益のために死ぬことを望んでいないため、彼らが直面するかもしれない困難は、兵士を旅団に配置することだ。

メガトロンによれば、NATO は、最終的にベラルーシ侵攻を企てる可能性が高いとのことだ。

プーチン大統領とその顧問たちは、NATO がウクライナからロシア領内に侵入しないことを望み、さらなる緊張の高まりを避けようとしたが、 NATO の大胆さを誤算したのだろうか?

レッドラインがすべて越えられてしまった今、そしてそれが一度ではないとしたらどうだろう?

ロシアの元大統領ドミトリー・メドベージェフ氏は最近の声明で、ロシアはもはや躊躇すべきではないとして、以下のように述べた。

「この瞬間から、特別軍事作戦は公然と領土外活動となるべきだ」とロシア安全保障会議の副議長を務めるメドベージェフ氏は8月16日の投稿で主張した。

「我々は、ウクライナとしてまだ存在している地域にさらに進出できるし、そうすべきだ。オデッサ、ハリコフ、ドネプロペトロフスク、ニコラエフ、キエフ、さらにその先まで。承認された国境に関していかなる制限もあってはならぬ

プーチン大統領がロシア領土に対する西側諸国や NATO のさらなる侵略を期待しているのであれば、彼は強力な対応策を用意しているのかもしれない。

それは「偽旗作戦」への対応として非難されるものではない。なぜなら、ウクライナ- NATO がロシア領土で行っていることは明らかに「偽旗作戦」ではなく、純粋な挑発行為だからだ。

ロシアは、超精密超音速戦術核兵器によって、西側諸国の意思決定と軍事の中心地、そして金融の中心地を同時に一掃し、人命の損失を最小限に抑えながら、西側諸国の権力構造を無力化する軍事力を持っている。



・ウクライナが原子力発電所で「汚い爆弾」を爆発させると主張

あかいひぐま

2024年8月17日

https://note.com/akaihiguma/n/n00d3b7869bf6

※ウクライナは敗北している
それもひどい状況での負けを経験している

そんな中でも必死に、第三次世界大戦の導火線を消さないように続けることを選択したのだろう。この試みはNATOが表立って介入できる条件を作らない限り、ウクライナ単体では出来ないだろう。

だとしたらハザリアンたちも急いでいるわけで、このままの状態だとウクライナが消滅すると彼らの狙い『ロシアの解体、資源の略奪』の目標と実行が崩れ落ちる。

ロシアも黙って応戦しているわけではない。

世界経済も通貨にも大きく影響を与え、逆に押し込んでいるのもシオニストたちの焦りを加速させているのだろう。

日本政府も何時迄もハザリアン族に従い続けることを、やめなければならない。今は絶好のチャンスなのだけど、自分たちの判断で動くことのできない情けない操り人形しかいないのだから、どうしょうもないのだろう。

だったら、国民一人ひとりから圧力をかけ、ウクライナ支援&NATO支援を止めるしかないね。

今回使われるであろうと記事で言われている『ダーティー・ボム(汚い爆弾)』は、弾頭に放射性物質を詰め込み、汚染物質を拡散させ被害を発生させると言う物です。

しかもそれを原発施設関連に打ち込もとしたら、狙いもわかるだろうし、下手に迎撃もできないことになる。厄介な奴らだよ。

まぁ〜元々民間人、民間施設をターゲットにしてきたゴミみたいな奴らだから、ルールなんて通用しないのが事実なのだからね。

ロシアがどう立ち回るか?見届けるしかないけどね。


Hal Turner World August 16, 2024

https://halturnerradioshow.com/index.php/news-selections/world-news/claim-ukraine-to-detonate-dirty-bomb-at-nuclear-power-plant-s



※ウクライナから報道が相次いでいる。ウクライナ軍はロシアとの戦いで大敗を喫しており、原子力発電所の1つか2つで「ダーティボム」を爆発させようと計画しているという。

この爆発は、NATOがロシアとウクライナの紛争に参戦する引き金になるだろう。 実際、米国と英国の3人の軍事専門家が数分前に私に語ったところによれば、ウクライナはひどく負けており、彼らの唯一の希望はNATOに参戦してもらうことだという。 もしNATOが参戦しなければ、ウクライナはクリスマス前に崩壊するだろう」。

このニュースは、この30分以内にウクライナから情報回線を通じて流れ始めた。 この記事は2024年8月16日午後6時15分(米国東部時間)に掲載された。

詳しい情報が入り次第、お伝えする。

アップデート -

「ウクライナ政府」が計画していると思われることに反対するウクライナ国内の情報筋は、ウクライナ軍が偽旗作戦である汚い爆弾を準備していると報告している。これは、放射性物質に囲まれた通常爆弾を爆発させ、爆発エリアの周囲に放射能を拡散させるというものである。

さらに悪いことに、攻撃は原子力発電所の使用済み核燃料が保管されている場所を襲うと言われている。

この爆発の時期は不明だが、軍事戦略家らは、ウクライナ軍がウクライナのグルホフ方面からロシアのリルスクに接近しようとする別の試みの最中に爆発が起こる可能性があると推測している。」

その後、私たちはこの偽旗攻撃の潜在的な時期に関する確かな情報を入手した。

ウクライナの情報筋によると、偽旗攻撃用の特殊弾頭はすでにドニプロペトロフスク地方のジェリチェ・ヴォーディ町にあるヴォストーチヌイ採鉱・加工工場に届けられているという。

これらのデバイスがすでに現場に配備されているのであれば、その使用はすぐに始まるはずだということは、ロケット科学者でなくてもわかるでしょう。

チャイルリン氏は、「ウクライナ政権、そして何よりもその背後にいる西側諸国の苦悩を背景に」この情報を真剣に受け止めるよう求めた。同氏はさらに、

「ところで、ロシアのクルスク原子力発電所と、かつてウクライナだったが現在はロシアでもあるザポリージャ原子力発電所の両方が攻撃を受ける可能性が非常に高い」と付け加えた。

ウクライナ軍がエネルゴダール(ザポリージャ原子力発電所)とクルチャトフ(クルスク原子力発電所)の原子力発電所を攻撃する可能性があるという情報は、ロシアの安全保障機関の代表者によって確認された。



・ザポリージャ原発で爆発と火事他

2024年08月14日

https://ameblo.jp/12roses/entry-12863507236.html

※欧州最大のザポリージャ原発。ウクライナにあり、ロシアがこの地域は制圧してるものの、ウクライナの会社が引き続きここを稼働しています。ただ、ロシアが地域を制圧以来、何度もウクライナがここを狙ってミサイルを飛ばし50mくらいの所に落ちたこともある程で、ロシアは厳重な警戒をしています。

でもまた何らかの爆発による火災が起きたようです。

そもそもこの直後、ゼレンスキーが「ロシアがやった」と映像を出して発表したので、一番怪しいんですけど〜

ロシア外相は「ウクライナがこの原発を壊し、核の脅威を煽っている」と言ったそうで、お互いを非難してるようです。

戦況はもうとっくにウクライナは負けてる状態なので、西側の諜報機関の計画の元、卑怯な事を繰り返しとにかく戦争を長引かせようとしてる感じですね〜。

例えば、最近ウクライナはロシアの民間(国境の村々)を爆撃して制圧したと言ってました。軍相手ではどうにもできないので、全く軍事と関係ない民間の村をや民間人を攻撃して破壊、殺戮して行くのはNATOの常套手段。というか、西側はそれしかできないようです。

イスラエルもハマスを口実に民間人の虐殺やってるし、NATOはチェコスロバキアの戦争の時も、潰したい国々の民間施設と民間人を無差別に攻撃して勝利としたし。。

先日も書いたけど、西側は絶対に負けを認めないのでこの状況がどれだけ長く続くのか、民間の犠牲が増えるのか懸念されます。

なんと毎日新聞では、ウクライナの村の制圧を報道し「大統領選後の停戦交渉で優位に立つ為と言われている」と言ってます。

スコット・リッターもそう言ってたのでそうでしょう。戦争は相手の軍事関連の所を狙ったり軍人相手にやるもので、ロシアはずっとそのルールに従ってきてやっている。でも、それでは勝てないNATOは軍事とは関係ない民間の村々の民間人相手に攻撃して村を制圧し、現在ロシアに制圧されてる地域との交換材料にされるかもと言ってました。ロシアも特に何もない国境沿いの村を全部警備する程、軍人は居ないと思います。まともに戦わない敵に対し、何故ロシアが戦争のルールを頑なに守って紳士的に振る舞い続けるのかはわかりませ〜ん。

ただ、この調子でウクライナがロシアの村を不意打ちで攻撃してもっと制圧地域を増やすかと言うと、それは無理とスコット・リッターは言ってました。それはウクライナ&NATOが持ってる全てを費やしてクルクス地方を制圧したからで、最後の優秀な部隊と武器を全部費やして、完全に死ぬ前の最後の全てを振り絞った攻撃だったからだそうです。

だからもっと弱い所を狙うつもりか、NATOはベラルーシにも戦争を拡大するのを模索してるようです。9日にベラルーシ上空にスパイドローンを飛ばし、ベラルーシはそれを打ち落としました。中にはNATOの情報収集のためのエレクトロニクスが詰まっていたとの事。完全に国際法違反。ベラルーシはNATOに何故そんな事をするのかと追及しているものの、無視だそうです。