・ウクライナ国防次官、昨年のクリミア大橋爆破への関与認める(毎日新聞 2023年7月10日)

※ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島とロシアを結ぶ「クリミア大橋」で昨年10月に起きた爆発について、ウクライナのマリャル国防次官は8日、通信アプリ「テレグラム」で「ロシアの補給を混乱させるためにクリミアの橋に対して最初の攻撃を行った」と投稿し、ウクライナが関与したことを認めた。今年5月には情報機関であるウクライナ保安局(SBU)のマリューク長官が爆発について「適切な措置が取られた」と語り、関与を認めたと報じられていた。マリャル氏の投稿は、ウクライナが攻撃したことを改めて直接的に認めた形だ。

クリミア大橋では昨年10月8日、走行中のトラックが爆発。並行して走る貨物列車の燃料タンクに引火して炎上したほか、車道の一部も崩落した。ロシアはその直後、「報復」としてウクライナの約20都市を標的に大規模な空爆を行った。