テープ3

エンゲル:「すばらしい新世界」(注:オルダス・ハクスリーが1932年に発表した文明論的SF小説)には、
彼らはカースト制度を持っていた。アルファとかオメガとか。
彼らが持ち込んだ異なったカースト制度は、デキャンタあるいは出産室のなかで、
つまらない、あるいは奴隷の仕事をすることになっている個人は・・鉱山で働く・・
脳にほんの少しだけ酸素を与えられ、
彼らは奴隷制度に愛着を持つことを学び、彼らは大変幸せだった。
彼らはより良いものを知らない。彼らはどうするかの手段をもたない。

しかし、より高いカーストになると脳により多くの酸素が与えられる。
そうすると、奴隷制に愛着をもつサブ人間のグループを持つ。
過去においては、奴隷たちはたぶん彼らの奴隷制度に深くは愛着はもてなかった。
しかし、この場合、彼らの奴隷制度に愛着するような技術を持ち、
そして、それぞれのカーストが「すばらしい新世界」にいる存在(being)を愛する。

ダネガン:あなたは、ナチの強制収容所に掲げられていたスローガン
「仕事は平和、そして仕事は幸福」というのを思い出すかもしれない。
それがブーヘンバルドだったかアウシュビッツだったかは憶えていない。私の回想は正確ではない。
しかし、考えは有効である。

そしてここにハクスリーの書いた「すばらしい新世界」があるが、
ヒトラーが権力をもつ前にさえ基本的に同じことを言っている。
ということは、ハクスリーは何かを知っている。

エンゲル:彼(ハクスリー)は少なくとも、このNWOの一部にたぶん貢献している一族(family)から出ている。
多くのイギリスの作家・・H.G.ウェルズとか・・は、その時期から、
そしてその道がやってくることの考えを強調しているこれらの協会から、でている。

私はこの「すばらしい新世界」を高校生のとき読んだが、これが「おとぎの国?」と思った。
30年後の今、私は「これは、おそろしい」と言っている。

かれの書いたものとデイの言ったことの間には類似性があると思う。


というのは、「すばらしい新世界」の中に、いろいろ混ざったメッセージがあり、
(中には)これらは良いわけではない(というメッセージもある)。
もし、ユーモアのセンスやプライバシーのセンスを持っていたら、
もし、家族がいたら・・・、それはより良いメッセージになったであろう。

しかし、そうならなかったのは当然である。彼らはやろうとしていた。悪すぎる。
私は、それについて少し残念だと思う。ちょっとした感想だが。
しかし、NWOはやってこねばならない。そして、私たちはそれに席をゆずらねばならない。

私はこのデイについて言ったテープからも同じ印象を持った。
デイはこれらのいくつかについて、ほんとうにうれしくはなかった。
しかし、とにかくそれらは起ころうとしている。

なので、あなた方を楽にしたかった。
あなた方がそれを受け入れればいれるほど、それが来たとき、より楽になるようにしようとした。

デイは、あなた方医者にちょっとだけ、今晩、ここで恩恵を施したい。
前もってあなた方に何が起こるか、あなた方自身の対応ができるよう話すことによって、
私はそれを容易にしようとした。

ダネガン:聖書のどこかに・・・、それは洪水のあとだったと思う。
神は、「人の心に私の律法を書きつける」(注:へブル人への手紙 8-10)と言った。

そして、私は、デイ が(NWOの考えに)さらされたことに対するDayの反応と、
わたしが、「彼がこれを全体として受け止めていないように見える」といったことの間に、
あなたが言ったことと同じことを感じる。

ハクスリーは彼が書いたことを全体として受け止めていないと思われることと、
そして、両者は言っている、「これらすべてに或る必然性がある。

それなので、それの最もいい部分について話そう。それは人々にとって良くなりつつある。
技術しかり、生活の質についてしかり、・・・そしてあなたは、何年か短く生きる」。

両者は、含まれているすべてを必ずしも受け入れないというメッセージを送っているように見える。

エンゲル:そして、誰かがもっと疑問を呈するように望んでいる。

歴史をさかのぼれば、NWOがどうあるべきかという考えを持っていた多くの個人がいる。
確かに、ヒトラーもスターリンも持っていた。

しかし、これらの期間に欠けていたのは、これらの多くのことを実行する技術が欠けていた。
調査、恒常的なモニタリング・・・しかし、このいわゆるNWOには、
逃れることが非常に困難になろうとしている。なぜなら、技術が何年も前から、
これら全体主義者に欠けていた方法を用意するだろう。

ダネガン:私はオリジナルのテープで思い出せないのだが、
デイが「今回は、我々がそれを正しくやろうとしている」といったことを言っていますか?

エンゲル:いいえ、言っていません。

ダネガン:詳細に思い出すことが多い。しかし、彼がNWOを持ち込むのに言及したとき、
彼は、「今回は、我々がそれを正しくやろうとしている」と言った。

そしてすぐに私は、「今回ってどういう意味だ?」と思った。それの明確な説明はなかった。

しかし、これまでの努力が第3帝国に関係しているということは、かなり容易に推察できた。
あなたの技術に関する指摘は、
コンピュータと電気的インパルスによりコントロールされるやり取りの全ての方法が決定的な意味をもつ。

誰もいかなる富ももたない。
私たちのコントロールを超えた電気的インパルスにアクセスすること以外いかなる価値もない。
キャシュレスの社会だ。

なので、あなたの仕事に対する報酬はコンピュータ上のインパルス以上のものではなく、
あなたができる請求はこれらインパルスだけであり、
このシステムを動かしている人たちは彼らが選択するのに応じて得たり提供したりすることができる。

この時まで、
「ヨハネの黙示録」にある「この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした」
(注:ヨハネ黙示録 13:17)のようなことは、あるはずもなかったし、、強制されたわけでもない。

人々はあなたと1ブッシェルのトマトを1ブッシェルの小麦と交換することができた。
もしあなたが私の子供を学校に送ってくれたら、私はあなたに6本のトウモロコシを上げるというだろう。
物々交換である。

必ずしもそのような原始的ではなく、常に金と銀や他のお金の形で存在し、物々交換よりましであった。

しかし、キャシュレス社会とともに、人類の歴史始まって以来最初であるが、
そこでは世界のすべての人口が経済的にコントロールされ、
誰かが言うように「私は正しいボタンを押し、あなたが電子的にどれだけ預金があることを知っている。
私はあなたがどこでお金を電子的に使い、あなたが私のコンピュータに加入しなければ
買うことも、売ることもできない」、というふうになる。


今、あなたはポケットに半ダースのクレジットカードをもっている。
しかし、すぐに1枚のカードに制限される。表向きの理由は、
彼らのカードを無くしたとき、それを克服しなければならないということで。
そして、体に埋め込む、あなたの右手とか額に・・
そこではスキャナーでアクセスできるようにしなければならなくなる。

エンゲル:スキャナーについてであるが、TV戦争をしたとき、湾岸戦争だったか?
そこに座ったままで、一日24時間線上にいるようになった最初の戦争だった。

そこには技術的に進歩したいくつかのポイントがあり、
そして、どうやって彼らが小さな個人を見出したか・・・
かれらはピンポイントに対して変わらない基準を使った・・・「ピンポイント」である。
私は違った技術で想像した。NWOでは2人の裏切り者を特定することができる。

いわゆる敵に適用できる技術は、体制をコントロールするのにも使うことができる。

ダネガン:そのとおりだ。それは赤外線装置だ。私はこれについては素人だ。
しかし、鹿や人間や反逆者のような熱源は赤外線スキャナーで見つけ出し、
それが鹿か羊か、あるいは何かかの概要がいくらかはわかる。

私がそれについて最初に聞いたのはベトナム戦争の中であり、
そこでは米国の兵隊が敵を見つけ出すのに使った。
それは20数年前のことであり、今では前よりたぶんより精巧になっている。
しかし、この種の監視で、だれも逃げ出すのはとても難しいだろう。

そして、「私は山の方に行こうと思う。世捨て人になり、NWOから逃げる。
私は鹿も打てるし、野いちごも食べ、生きながらえる。そして妻ともいっしょだ。
彼女はとても丈夫で彼女も生きながらえるだろう。
コロンブスが来る前、インディアンがしていたことをする。そして、みんな生きながらえる」、と言うとする。NWOは言うだろう「それはできない、というのは我々はお前たちをみつけるだろうから。」

エンゲル:「すばらしい新世界」でさえ、彼らは家族として人々はグループで生活していた。
女は母乳で育て、彼らは野蛮人と呼ばれていた。しかし、我々は野蛮人にはなれないだろう。
我々は文明化され、私たちは力が無く、私たちの歯はまっすぐで・・

ダネガン:言及されたことだが、必要なら、森林は水平化され、あるいは燃やされる。
今やこれが、この運動からでてくる・・・大地の女神、そしていかに環境を守らねばならないか・・・
しかし、「もし、我々が逃げようとする誰かを捕まえたいと思えば、我々は全ての森を焼き尽くすだろう。
われわれは、彼らを見つけだす」。
このことは、述べられている。誰もこのシステムのコントロールから逃れられないようにするため、
森林伐採は、できるし、やるだろう。

エンゲル:そろそろ、(この対談を)終わらねばならない。

デイの講演から22年が経過し、短くはなかったが、
少なくとも、私はテープを聞いて以来、Dayの言ったことを思わなかったことはないのですが、
どんな感想をおもちですか?

ダネガン:あなたは、常に思い出してくれている。

長かったが、「それで思い出した・・」これも、これも、監視のことであれ、
安全のことであれ・・一日として思い出さない日はなかった。

エンゲル:着物のことも。私はある日、おもちゃのカタログを開いてみた。
そして、赤ちゃん人形がないことに気付いた。
もちろん、小さな女の子が赤ちゃんのことを考えさせないためにという考えに思い当たったのです。
あったのは、大人の小さな人形だけでした。母としての本能を起こさせるものは何もない。

先生は、これをどう診断されますか?

ダネガン:人を一人にさせるという技術は、技術の進歩の結果、すでにあると思う。
進歩は避けられない。もし、人が(他人から干渉されずに)自分のやりたいことをやろうとすれば・・・
何人かは、他の人・・人々を全体的なコントロールすることを強引に行うことができるだろう。

やりたいことを勝手にやる・・この傾向は・・
このようなグループに、それから・・起こってくる内部の不同意に対して、
リーダーたちは険悪な関係になり、それぞれが「私はあなたよりもっと力がある。
私は、あなたよりふさわしい」というだろう。

エンゲル:誰が、管理者たちを管理するのか?


ダネガン:彼らは、彼ら自身を突き刺し、傷つけるだろう。私はそう思う。
彼らはシステムを生み出しながら、彼ら自らを破壊する種を生み出すだろう。

しかし、もう一つは、私は、もちろん、神が帰ってくる時がくるのではないかと思う。
そして、主は次のように言うだろう、
「もうたくさんだ。お前たちは私の惑星を壊そうとしている。
私はこの惑星の責任者だ。私は人類の責任者だ。
もし私が言えば、人類は破壊されるだろう。
私は私の作ったものが、すべてを破壊しようとするような統制度合を当然と思い、
行使するようなことはさせない」と。

エンゲル:あなたがおっしゃているようなことを私もちょうど思っていました。

過去には独裁者たちは人々を殺した。独裁者たちは人々を苦しめる。
しかし、大事なのは独裁者たちは
・人間であるということの意味を変えることはできなかった。
・彼らは人間性を変えることはできなかった。

今、私たちは新しいゲノムプロジェクトを持とうとしている。
数十億ドル規模のプロジェクトで、そこでは、各人のゲノムにあるタブを得ようとしている。

誰も逃げられない。誰もがそれぞれゲノムコードをもち、これを使って、
人間であることの意味するそのものを変えるドアを開けようとしている。
そして、もし、人がもはや、自由意思を持たない実体を持てば、
主が「十分だ」と言う指摘も怪しくなる。

ダネガン:ルシファーがはじめに自分自身を神と決めたように、ある人たちは自分たちを神と決め、
言うだろう「私はコンピュータをコントロールする。私はゲノムをコントロールする。
私は全てをコントロールする。私は神だ・・・」

そして、その点で彼が言わねばならないのは
「お前にはできない。私はお前に実際やって見なければならない。
お前にはできない。私は神だ。お前は単なる生き物だ」

エンゲル:そして、あなたがオリジナルのテープで言っているように、私たちは主の話されたことを信じる。
そこでは、主は私たちを孤児にされないだろう。主は時間の終わりまでわれわれとともにある、と。

ダネガン:これは、すぐに、疑問を投げかける。
彼らがやってきて、「忠誠を誓う用紙にサインするあなたの転換点だ」と言う時、あなたはどうするか?
ヘンリー8世がやってきて言った、サインし加われと。
そう言っている一方で、彼らはオークの木の枝に首つり縄を投げ、首にその縄をかけ、
「これにサインしたいか、それともお前の下の馬をたたこうか(首縄を引かせようか)、
そしてサインしたくない人は殺された。

彼(デイ?)が〝殉教者はいないだろう”と言ったにもかかわらず、たしかに殉教者はいるだろう。
彼が言った意味は、彼らは、殉教者と思っていないということだろう。

しかし、殉教者となるだろう。殉教者として認識されるだろう。過去と同じではないかもしれないが、
しかし、私は、これは何か人々がある程度そのために準備すべきことだと思う。

私が、「この忠誠にサインするか、さもなくば、お前を箱に入れ、アリゾナにつれていく、そこは砂漠だ・・・」
という選択を迫られたら、私たちはそれを決める用意をしなければならないと思う。

エンゲル:私は、このテープは言葉に尽くせないほど非常に大きな意味があり、警告であり、
私たちにすべきこと、すべきでないことを伝え、
このテープを聞いた人は誰もが小さな範囲でできることを考えるだろうと思う。

私は、それは、すばらしいことだと思う。
彼が話しているのは、現実の地球を打ち砕くようなことではない。
彼が話すにつれ、・・・彼が話しているのはささいなことである。
TV. 私たちが毎日していること。私たちのコントロールの下にあること。私たちが読む本・・・。

彼らが起こそうとしているこれらの変化のいくつかは、もし、その家族の中の個々人に起きると、
彼は言葉を口に出し、ささいなことをするであろう。しかし、長い目で見れば、それらは重大である。

ダネガン:洗脳から生き残った囚人は、霊的に方向づけられた人、神について考えている人
、神とかれらの関係を考えている人であり、よく備えができており、
あるいはこの世界を生き抜くことを用意できており、そして、次(あの世)も。
一方、今すぐ彼らの必要を満たすことに、
物質的必要性を満たすことに完全に焦点を合わせる人は、よりコントロールされやすいだろう。

あなたの快適さを失うという脅し、あるいは食べ物を失うという脅し、あなたの頭脳を失うという脅し・・
などの下で、確かにある人たちは利益を得ようとしている。

そして、生き抜く人たち、この世でもその次も両方を生き抜く人たちは、
彼らは、準備されている人にならねばならない。

というのは「サインするかしないか」を決めるときがきたとき、
準備を始め、「考えるからちょっと待って」と言うのでは遅すぎる、と私は考えているからである。

それについて考える時間はないであろう。
イエスかノーのどちらかを言わねばならない。
私は、多くの人たちが正しい決定をすることを望む。

エンゲル:私も同感です。このテープは多くの命(生き方)を変えるでしょう。
そして私がそうであったように皆さんにもいい効果があることを願っている。
どうもありがとうございました。