クマムシ | いまのままぢゃダメだ! ・・たぶん。

クマムシ

ほとんど絶対零度の -272 ℃ から 151 ℃まで耐えることができる生物がいるって知っていました??

そのほかの厳しい環境でもジッとこらえることのできることの生物、クマムシというのだそうです。
このクマムシ、ふつうは水の中に棲んでいます。でも泳ぐことは苦手らしいのです・・。

自分の棲んでいる水が干上がってしまったりしてしまうと、体重の 85% を占める水分を、3% まで減らして我慢します(代謝の抑制)。クマムシの種類によっては、tun (酒樽)状態と呼ばれるバレル型の形状に変形して、一種の仮死状態のまま 100 年間もガマンし続けることができるのです。

ということは、昔からおるんかな?と思いますが、5 億 3 千万年前のカンブリア紀の岩石から最初の化石が見つかっているそうです。

どの地域で生息してるのかというと、地球上のいたるところで見つかっています。
淡水圏、海水圏問わず、北極、南極、熱帯、深海、高山と標高6600メートルのヒマラヤ山中から、水深150メートルの海底まで、と。
もうー節操ないですねえ。

で、最後にクマムシの”クマ”の由来です。
写真をみるとソーセージみたいなかたちに足が3対あるのがわかります。この足(の爪)で苔の上をクマちゃんのようにのしのし歩くから、クマムシなのだそうです。