我が家には今年14歳になる息子殿がひとりドデーんと鎮座していましてあれこれとだんだん口やかましくなっています、昔々の可愛い彼はどこに行ってしまったのかとまじまじ顔を覗き込んでしまいます。

生まれて小学生のころまではよく言うことも聞き本当に可愛い可愛いと思っていました、よく親馬鹿と言われるほど、、。中には親馬鹿を馬鹿親と言い間違う方もおられました。5歳のときなんか彼のスナップ写真をあるプロダクションに送って500人の中の最終まで残りましたが私の方がおじけずいてキャンセルした事も。あの時は両親から叱られました、もうすっかりステージパパになっていたような。

それなのに、、、息子はお父さんと言う呼び方からオヤジさんに変わり私の身長も追い越し彼と話すときは見上げて話、彼は見下げて話す。そして汚くなっていく息子と親父。お前臭いぞって言ったらおやじさんこそ加齢臭、、、、なんてぬかしました。ゾーっとしてしまう言葉の響き。返す言葉も無くハラハラと散ってしまう親父です。まあ私もあの時期にはそうだったのかと思い直して息子と戯れています、彼の成長は目覚しいものがありそしてやがて巣立っていくんでしょう。またその時はきっと寂しさも感じると思いますが息子を一人の人間としてみていくことは楽しみでもあります。

明日は母の日、彼は妻に何をプレゼントするのでしょう、そしてやってくる父の日は。。。

家族にありがとう。