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ノーカントリー

火曜日はお休みだったので、有楽町シャンテでノーカントリーをみる。5月9日までの上映だったのでギリギリセーフ。
原題はno country for old menだそうで、主役の保安官のストーリーはなるほど、という感じ。
内容は詳しくは書きませんが、おかっぱ頭の殺し屋シガー(ハビエル・バルデム)がとにかく怖い!無表情の恐怖。
そしてBGMがギリギリまで削られた中であれだけ映画に引き込まれるのはなかなか珍しいかも。目を離せなかった。そして劇中、ちょっと「プッ」って笑えるシーンがいいブレイクになって、また引き込まれる。
映画が終わるとちょっとぐったり。

結構難解な映画だと思う。
原作「血と暴力の国」は勿論、「ビザンチウムへの船出」の詩が関連しているとも聞いたので、それらを知っておくとより楽しめるかと思う。
町山智浩さんという方がパンフレット解説をかかれたそうで、彼のサイトを一度覗いてみるのもいいかも。
私はそれらを踏まえてもう一度じっくりみたいけど、家でひとりでみるのは怖くて無理。鍵のシリンダーが飛んできたらどうしよう、とか。。

シガーは恐らく、今の社会が抱える闇(麻薬、銃、無差別殺人、カネ等)を形にしたものなのかな。
スカッとするとかハッピーエンドでは決してありませんが深い映画です。

夏も近づく

八十八夜~♪

最近は東京も初夏のような気候。

北海道の佐呂間町では気温が31℃まであがったとか。
すっかり夏気分で今日はジャックジョンソンを聴いてる。

あー、海行きたい!
バーベキューしたい!BBQ!
先月末に沼津に遊びに行ったのだけど、そこですっごい綺麗な浜辺があって、バーベキューしてる人達がいて羨ましかったー。

なんか最近、海のスポーツに興味があるの。

今までは、北国育ちって言うこともあって、海は親しんできたけど海で泳いだりするのにはあんまりなじみがなかった。

地元にすんでた頃は当たり前のように海をみてきたから、「海が見たい」って思うこともなかったし潮風の匂いに安らぐこともなかったように思うけど、東京に住みはじめてから無性に海が恋しくなる時がある。

波の音、風のにおい、広い海と空。

東京じゃなかなか、海に触れることってできないんだね。
港にいっても海の周りは立ち入り禁止だったりコンテナに囲まれてたり。

離れてみてわかる、地元のよさってあるよね。

今年の夏はサーフィンに挑戦しよう。あと、地元に帰ったらライジングサンにいこうかな♪

そんなわけでもっぱら、おうちで海の写真集をみながらサーフィンのイメージトレーニング中です。

I'm not there

昨日は有楽町シネカノンで「I'm not there」を観てきた。
この作品は、ボブディランの人格を投影した6人の俳優がひとりの巨大な人物像を作り上げ、生ける伝説の実像に迫ると言うもの。
ケイトブランシェットやリチャードギアらがそれぞれ別の人物として変貌するボブディランを熱演している。

登場人物中で私が最も気持ちが理解できたのは、ディランのデビュー当時の恋人スージーロトロと前妻サラを融合した女性であるシャルロットゲンズブールが演じるクレア。

この映画で改めてディランの頭のよさと詩の世界の素晴らしさを実感。
社会派のプロテストフォークシンガーとして脚光を浴びながら、バンドを従えたロックに路線変化するなど、大胆に変貌を遂げていったディラン。一人の人として、プレッシャーや期待に押し潰されそうになディラン。
正直以前は、彼の音楽はよく聴かなかったのだが、最近私自身彼に惹かれる部分があったのでとても有意義で、またこの作品に出会って、彼の音楽や彼個人に対する見方が拓けた気がする。
これからゆっくり時間をかけて、彼の言葉や音を、私なりに消化できたらと思う。
これからご覧になる方はディランの今までの道程を予習しておく事をお勧めします。
最後に彼の言葉をひとつ。
All the truth
in the world adds up
to one big lip.