今年の健康診断は衝撃であった。
胃カメラを初めて体験し、慢性の胃炎が見つかるし、血糖値が高かったので、精密検査を受けると「初期の糖尿病」との診断が下った。

幸い発見が早かったので、インスリン注射や服薬の必要はなかったが、糖尿病なんて高齢者がかかる病気だと思っていた。正直ショックである。いつまでも健康ではなく、初めて命の期限までも意識せざるを得ない貴重な経験であった。

自分の場合は生活習慣の乱れからくる糖尿病ではなく、インスリンの分泌が少ないことが原因らしい。インスリンが少ないためにブドウ糖を分解して脂肪を生成するしくみが弱く、糖が多く残留してしまう。

脂肪が作られない……
「そうか俺が太らないのはこれだ!」

病気なのに妙に納得し、スッキリ清々しい気持ちになった。

そして驚いたことに、医師によると、「治療は食事よりも筋肉をつけるように」と言われる。

筋肉をつける⁉

やっているではないか‼

医師がこんなことを言うのは違和感があったが、ネット検索してみると、確かにインスリンを使わず血糖値を下げるのに筋トレは有効らしい。

ガリガリ脱却と同時に糖尿病治療にもなるとは…

ますます筋トレのモチベーションが上がってしまった。