今日も一日、凛太郎と一緒に居ました。朝・昼・晩と3食付、寝放題、ウンチもおしっこも全部始末してくれる、快適な毎日が続いています。もちろん、凛太郎くんの立場で言うとですよ。ご主人は、大変でしょうね。うんうん、分かってればいいのですよ。そう、昨日の続きです。
書き出しはこうだ。まずその格調高い文体を味わおう。声に出してよんでごらん。
「朧西の李徴は博学才頴、天保の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら持むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。・・・」
朗々と読み上げることができる。酔える文体だ。けれど今回は、文体のすばらしさや、文学史の勉強がテーマではない。先を急ごう。粗筋は次の通りだ。
「朧西の李徴は秀才で、役人となるが、彼の野望は詩人として名を遺すことであった。しかし、仕事と詩業の両面とも脱落した李徴は、旅の途上、いつか一匹の虎と化す。昔の友人とさる地で再会し、自分が今の姿になり果てたいきさつを深い自己批判をまじえて語り、おしまいには妻子のことを友に頼んで、草むらに姿を消すのであった。」
大切なことは、その友人との会話が、李徴のすさまじい、しかし清冽な自己批判にみちていることだ。さあ、次回は本題に入ろう・・・。
ということで、早く、今日のところは描き終えないと、凛太郎がまた、くんくんやりながら、そこらじゅうを歩き始めました。今朝はうまく、ペーパーでキャッチしましたが、次もうまくいくとは限りません。暫し待てよ、凛太郎・・・
